回想ツアー ボリビア・チリ国境 | 旅と生活の備忘録

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生活と旅の備忘録。

12月14日
朝3:30に起床。
外に出ると、おびただしい数の星が輝いている。星座を語る知識もなく、ただただぽか~んと口を開けて見上げる。
いくつもの流れ星が飛び交い、お願いごとすらできない。
走っているうちに、朝が近づいてくる。
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今日も、快調に飛ばす。冷たい外気と車内を区切る冷たい窓から、風景を眺める。
今日一日で、一気に標高を下る。
高地に上がると高山病の心配があるのに、下るのはいいのだろうか?

ここらは火山地帯らしく、ガスが吹き出ている。
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靴底をかざしてみると、けっこうな勢いがある。
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ということは、もれなく温泉もあるわけで・・・・・。
欧米人が「熱い、熱い」と水着で浸かっている横で足湯を満喫。
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40度ほどあり、いい湯加減です。
この天然温泉の横で朝食。パンとコーヒー。
寒空の下、水着でパンとカップを持ち、ウロウロしているツーリストの姿は、ミョーな感じ。

国境にむかって、ひた走ります。
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緑の湖。山の形も富士の如く。麗しいお姿。それをうつす水鏡。
ここらで一句ひねりたくなります。
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残された車内での時間を大切に、とにかく外を眺める。
学生の時は「また来れるし・・・・いつでも来れるし・・・・・」と思っていたけど、最近は基本的に「二度と来ない」こと前提で旅をしている。
とにかく中南米はアジアと違って、遠い。ただそれだけで、そんな気持ちになる。

お昼には国境へ到着。
荒野にぽつんとあるのはイミグレの建物。左がボリビア、右に行くとチリ。

ランドクルーザーからバスに乗り換えてチリの「サンペドロ・デ・アタカマ」へ。
アディオス・ボリビア!
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ボリビア最後のトイレは、高さ1メートル足らずのブロックベイで三方を囲んだだけの露天トイレ。
穴もなければ、水もない。足の踏み場を間違えれば・・・・・・。

国境を越えると、舗装道路に。さっきまでの、デコボコゴツゴツ道はどこへやら?
陸路だと、この  国の違い=道の違い がおもしろい。
さて、限られた時間の旅。ここからも急ぎます。

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