寺参り~西新井大師へ | 旅と生活の備忘録

旅と生活の備忘録

生活と旅の備忘録。

5月3日
連休とはいえ、半分仕事を抱えたままの連休。
自宅でちょこちょこと仕事をしつつ、今日はお寺へ。

気になっていたのに、全然足が向かなかった西新井大師へ。
nisiarai2.jpg

今は、藤の花がきれいに咲いている。
藤棚って、実はちょっと恐い。
ケムシが落ちてこないか・・・・・と。

さて、西新井大師は「大師」がつくだけに弘法大師の真言宗のお寺。
弘法大師が関東巡錫の際に立ち寄って、自ら十一面観音を彫り祈祷したという。
その祈祷のおかげか、枯れた井戸から水が湧き出し、その井戸がお堂の西にあったので、「西新井」と呼ぶそうだ。

しかし、本堂は改修中で見れず、残念。
仏さんに逢いたいよ。でも、改修工事は来年まで続くらしい。

nisiarai3.jpg

境内は広く、滝の流れる池もあり、鯉が悠々と泳いでいる。
季節の花も咲き、今は藤と牡丹が満開だ。

境内の多目的ホールのようなところでは、演歌歌手がキャンペーン中。
ド派手なピンクのスーツに身を包んだ女性歌手と、着物姿の男性が熱唱している。
西新井大師は、俗世の娯楽も楽しめるようになっているとは、弘法大師も驚くはず。

境内には、出世稲荷なるものが存在するものの、境内のハシッコにあるせいか、出世祈願のサラリーマンの姿はない。
nisiarai1.jpg


『出世』と言う言葉は、もう、死語なのだろうか。