回想ツアー ボリビアの首都ラパス | 旅と生活の備忘録

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12月5日
今回の旅で、一番治安が悪いと言われているボリビアのラパスへ。

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ハイウェイの途中、ラパスを一望できるところで小休止。ドライバーのいきな取り計らいで「みなさん!写真とっていいですよ~!!」ということで、全員バスの外へ出て、撮影会。
すり鉢状の街・ラパス。家がびっしりとはりついて、すり鉢の底へいくと高層ビル街。
レゴブロックで造られた街みたいだ。
街の向こうに、アンデスの雪山。猥雑さと神聖さの両極端が一つの画面に収まっている。
ミョーな感じ。
そうそう、忘れていけないのは、ラパスは世界一高い首都、標高3650メートルにあるということ。
すり鉢状の底にたまる空気は、ゴホゴホ咳き込みそうそうな・・・・・。


太陽の島を朝、船で出発しコパカナバーナへ戻る。
そしてそのまま午後1時のバスでラパスへ。
バスは外国人ツーリストで満席。
となりに座っているのは、どうみてもオタク系の兄ちゃんで、メガネにチェックのシャツに野球帽。ず~っとクロスワードパズルをやっている。途中で自分の消しゴムが転がっていこうとも気づかない没頭振りだ。どうやら、アメリカ人青年の様子。
やっぱり、オタクっぽさというのは、世界共通なのだろうか、空気感が違う。
あ~、彼にアニメプリントの紙袋を持たせたい!!!

さて、バスは途中、ティティカカ湖をわたる。
バスごとボートで渡る。
とはいえ、バスだけいかだのようなボートに乗せられ、人は別の小型のボートで、というように二手に分かれて運搬される。

湖と山を見ながら走っていくと、段々と街に近づいてくる気配がする。
家が増え、工場があり、人が通りにあふれてくる。
ゴミゴミした感じと汚れた感じ。治安が悪いと言うのも分かるような・・・・・。

結局バスは市内の渋滞に巻き込まれ、途中で輸送を放棄。
「ここからは歩いたほうが早いから、みなさん、降りてください」
ということで、現在地を確認し仕方なく下車。
今日泊まるのは、アウストリアという安宿。
地図だと近そうなので、歩くことに。
人も車も多い。白昼の人ごみの中ででも、首絞め強盗が出ると聞かされていたので、ほとんど走るようにすり鉢状の街の通りを下って登って、息切れゼーゼー。
前と後が見えるように、斜めに体勢をとって超早歩き。
ちょっと遠回りしたけど、ほとんど迷わずに到着。
どうやら、同じバスのツーリストもこの安宿に来ているらしく、私のすぐ後にタクシーで到着。
あやうく満室になるところでドミトリーを確保。
なんとか明るいうちについたので、一安心。

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夜も賑やかで、露店もたくさん出ている。
「ラパスではカバンを持たない、手ぶらで。もってもスーパーの袋に入れてカムフラージュ」と聞いていたけど、時間と場所と周囲への注意を怠らなければ大丈夫そうだ。とはいえ、これも運次第のようだけど、さて、どうなるのか・・・・・・。
とりあえず、初日は無事に終了。


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