プーノを朝7時半に出発。
バスのチケットを買うときに、湖が見えるほうをチョイス。

湖の際まで畑が広がっている。
湖の向こう側には、雪山が見えてくる。窓越しの紫外線と格闘しながら、カメラ小僧になるワタシ。
なんとフラミンゴまでいる。
国境手前で銀行に寄り両替。ワタシは、前日にプーノの街で両替を済ませていたので銀行のトイレだけ使わせていただく。
そういえば、今回の旅ではほとんどATMでキャッシュカード利用なので、正確なレートがいまいちわからない。銀行にはもちろん日本円で貯金しているので、レート換算して残高も推測でチェック。そして、時々ネットでレートと残高をチェック。便利になりましたね~。十数年前に一人旅したときは、分厚いT/Cの束を腹巻にいれて旅してたもんなぁ・・・・。
3~4時間ほどで国境へ到着。
ペルーとボリビアの国境は2箇所。ちなみに、荷物チェックが厳しくて、チェック中に目を離すと金品を警察に盗まれると言う悪名高いのはデサグアデレード。
リマで会った大学生の女の子も、ここでかなりみっちりと荷物検査をやられたらしい。
ということで、選択肢は一つ、ユングーヨからコパカバーナに抜けるルートです。
のどかな国境。もちろん、線引きされてるはずもないけど・・・。

この国境で忘れてならないのはパスポートのコピー。プーノのバスに乗る前にチケットの提示と同時に「日本人?なら、パスポートのコピーはあるかい?」ときかれました。
持っていないと・・・・・国境近くの店でコピーをとるのですが、同じバスに乗ってた人は、なんと一枚100円近く取られていました。いい商売ですなぁ。
快調に飛ばしてきたバスも、なぜか国境で息絶えてしまいました。
ペルーの出国も、ボリビアの入国も済んでいるのに、一向にバスが来ません。
見ると、エンジンルームを開けています。
もしや・・・・・・・・・・ どうやら彼は死んでしまったようです。
国境のトイレにはなぜか日本語が・・・。日本人がたくさん来るのかなぁ。
トイレに駆け込むインディヘナのイラストが失笑を誘います。

結局、バスは復活せず、ワゴンが4台駆けつけました。
乗客はバスに乗せているバックパックをとりに国境をもどり、えっさほいさとにもつを担いで移動。
ま、目的地までつれてってくれるなら、いいんですよ、バスでもワゴンでも。
小一時間でコパカバーナに到着。ボリビアに入って物価が下がるのが原因か、やたらとヒッピーが増えてきた。バス停近くで、ティティカカ湖に浮かぶ太陽の島へ行くフェリーの時間を聞くと、あと30分ほどで出発するという。コパカバーナはあんあまり興味がないので、島へ渡ることに。

太陽の島の船着場。
到着すると、ちびっこ客引きがやってくる。

石段をぜーぜー言いながら登る。結局、地球の歩き方には宿情報がほとんどないので、客引きについていく結果に。でも、石段をのぼっていけば、けっこう宿が多い。
あ、客引きが来るということは、それだけ宿が多いってことか~~。
結局、子どもにチップをねだられ、5ソルも渡してしまった・・・・・。
島と行っても景色を眺めて散策するくらいで、何もない。あるのは、インカの初代皇帝マンコ・カパックがこの島に降り立ったという伝説。

島は急な崖ばかりで、段々畑は必然。これが、きれい。
夕焼けで、空も湖も桃色。

夕食に出かけるときは、ヘッドランプを準備してて助かりました。街燈がないので、宿までの道が真っ暗で心細かった~。
もちろん、夜は静寂と、満天の星。
とにかくのんびり。部屋に電気はきてるけど、街燈もないから、時間は自然と同じリズム。
ラッキーなことに、湖に面した部というより小屋?納屋?なので、5時に起きて日の出待ち。
ちょっと雲が多い。


あたりが明るくなる頃には、もう畑に向かう人が道を歩いている。
今日も一日、ごくろうさま、です。
ここには一泊だけ。ちょっともったいないけど・・・。今回の旅は、3ヶ月なので、ノンビリしているヒマがない。でも、夕日、星空、朝日を満喫。
それにしても、太陽の島も観光化ラッシュのようで、作りかけのゲストハウスが多い。
のんびりと過ごすには、空気も風景もグ、だけど、これからはどうなるのかな。
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