日本有数の豪雪地帯・長野県栄村。
今回は、秘境とも呼ばれている、栄村の秋山郷へ雪まみれになるために出かけてきました。

雪をかぶった鳥甲山。すっきりとした青空、最高のお天気です。
雪まみれで遊ぶには、絶好のお天気。
それにしても、1ヶ月前はメキシコだったんだよなぁ・・・・と思い出してしまう。
秋山郷へは、上越新幹線で越後湯沢へ。そこからバスで路線バスを乗り継いで1時間半。
今回は、秋山郷観光協会の方が越後湯沢駅まで迎えにきてくれました。

いつもは小正月に行う『どんどん焼き』。お正月のしめ飾りや書初めなどを一緒にもやします。
今回は、こんな風習も体験できます。
ちなみに、ワタシの実家・兵庫県では『とんど』と呼んでいます。
そのどんどん焼きに使うモリゾー(愛知万博のキャラクター)状のものを、参加者みんなでカヤなどを木の柱にたてかけて作ります。松の枝を差し込んでゆくんですが、結構手に枝のトゲトゲがささります。

どんど焼きであぶるおだんご「まゆだま」を上新粉(米の粉)を寝練って、みんなで作ります。
ちょっと甘くて、おいしい。春にはピンクのキレイな花が咲くというナントカという木の枝にまゆだまダンゴをさしていきます。
そしてモリゾーに点火。
ゴーゴー燃えます。あっという間にこの姿。無残・・・・。
おだんご「まゆだま」はいい感じこげめがつき、美味です!

次の日には、かんじきを作り、みんなで雪上散歩。
長靴に装着!


歩いている間、民宿のご主人や、秋山郷観光協会の方々が、木や雪上の動物の足跡、雪山での知恵話などを話してくれます。これはうさぎの足跡。そして、丸っこいのはフン。

これは、熊。いやいや、ワタシの手。

真っ白でまっさらな世界にあしあとをつけてゆくのは、爽快な気分。
かんじきのおかげで、雪に沈むことはないのですが、足を上げて歩くので、けっこうな運動量。すぐに体が温まります。でも、筋肉痛の心配も・・・・・。スノーシューなんてハイテクでおしゃれな道具ではないけど、これがここに住む人の昔からの知恵。すごいです。ちなみに、長靴で歩いていたおばさまは、雪の中に、お尻まですっぽり埋まっていました。かんじきの威力、おそるべし。

山をきらりと照らして、太陽が沈みます。
ちなみに、帰る頃には秋山郷は吹雪に包まれてしまいました。
おまけに関東は春一番で大嵐。
やっぱり、自然ってすごいです。
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