静かな湖畔の土産売り | 旅と生活の備忘録

旅と生活の備忘録

生活と旅の備忘録。

ただいま、グアテマラの パなハッチぇる に滞在中です。
ここは3つの火山に囲まれたアティトラン湖面した田舎町。それでも、湖の美しさと周辺の先住民の衣装の美しさですっかり観光地となっています。
それでも、のんびりした田舎なので、土産物売りばかりですがのんびりできます。

布好きの私は、ラオスやビルマでは買い物ざんまい。日本でも日暮里布問屋街大好き。ですが、まだ旅の前半戦のため、荷物を増やせない。
何と言っても、私のバックパックは30リットル少々、とかなり小さ目。もちろん、すでにきっちりと詰込まれています。お土産でなく,今から使えそうな自分用のものなら欲しいのですが、ひとつ買えば買い物魂に火がつきそうで怖い。
ということで、ゼーブ中。忍忍です。

さて、パなハッチぇるから船で出かけたのは、サンティアゴあティトラン という対岸の街。ちょうど市が開かれるというので出かけました。女性はほとんどが伝統衣装を身につけており見ていて楽しい。売っているものは食品日用品が多く,屋内の市場を覗くと精肉店が軒を連ねていました。ぶら下がる巨大な肉の塊、大きな包丁をにぎったおじさんたち。薄暗さも手伝って、ちょっとホラーな感じ。入って10メートル程で出てきました。
市場の裏にある教会に入るとカラフルな衣装を着せられたキリストや聖人たちの像が並んでいます。中には,中国風のプリントの布地で作られた衣装を着せられていたり、ミスマッチ感覚が素敵です。
湖畔の船着き場へ下る道はみやげ物屋街。ちょこちょこのぞきつつ、途中のかき氷屋で学校帰りの子供たちに混ざって氷を食べて舌は真っ赤。
帰りのボートは風が冷たくて、寒くなってしまいました。かき氷のせいかもしれませんが。