長野県と新潟県の県境にある『栄村』へ行ってきた。
ここに、新しく絵手紙の美術館ができている。

ここは豪雪地帯。ギネスブックに載った記録は7メートル85センチ。
民家の屋根と道路が同じになるなんて・・・・・。
村の玄関口はJR飯山線。千曲川沿いをゆったりと走るローカル線。

駅舎は栄村の木でできているらしい。
さて、美術館はスキー場にあるので歩くと登り坂30分弱。もちろん、車で行く。
玄関口には、どど~んと彫刻が。「祈り」をテーマにしているらしい。
村に移り住んだ彫刻家が彫ったそうだ。

絵手紙の美術館らしく、玄関にはなつかしの『丸型ポスト』。

ゲレンデでは、春や夏、秋の花々を咲かせるために造成工事中。
今年は、ソバを植えるそうだ。秋の収穫時には手打ちそばが食べられるのか・・・・・?!
現在は、20世紀の庶民の記録を絵手紙にかいた『絵手紙万葉集展』を開催中。こちらは入場無料。3000通もの絵手紙は一般庶民の生活が明治大正昭和平成と時代をまたいで日常が描かれている。また戦争についても庶民の目線でかかれておりなかなか興味深い。外国から届いた絵手紙もあった。
ここには、もう一つ美術館も。山路智恵(やまじともえ)絵手紙美術館。26歳という若さあふれる女の子の美術館。中には小学一年生から描き始めた絵手紙や、畳3枚分、4枚分と大きな絵手紙まで圧倒される。描いているものも日常の身の回りのものから世界遺産と幅広くおもしろい。また、どんなに大きなものも、手紙としてダンボールや袋に入れて送っていたとことで、手紙としての言葉があり温かさが感じられる。こちらは入場料800円だけど、村内で割引券ももらえるので良心的かな。
ゆっくりと自然をながめて温泉に入って絵手紙を見て・・・・
癒し系なごみの旅に良いのでは。
栄村のHP http://www.vill.sakae.nagano.jp/
絵手紙の美術館のHPはhttp://www.etegami-goods.co.jp/