
九華山地蔵庵の7階から、嘉義市内が一望できる。昨日は閉館時間だったので、今朝、リベンジ。
排気ガスと温かさでぼわーんと霞んでいる。
3月13日(火曜日)
昨日は昼寝のおかげで、街歩きの時間が短くなってしまった。
今日は、台北へ戻る日。バスの時間まで散歩しようと、朝ホテルを出る。
線路と並行して東へトコトコ。

鉄道公園を発見!
機関車もある。
入りたいなぁと看板を見上げると、「要予約」とある。
柵越しに眺める。
現役で走っているようで、ちょうど、メンテナンスのために、別の車両が入ってきた。整備場も併設されていた。
大切に愛されている鉄道。まるでトーマスやね。台湾だから漢字だと『十増』『通益』『遠枡』『東鱒』・・・・。ま、どうでもええか。

まだまだトコトコ。かつての森林鉄道の始発駅、北門駅。現在は、博物施設として保存されている。
ちなみに、ここの海抜は

ホントは、阿里山まで鉄道乗りたかったんだよね~。未練がましい・・・・。
北門駅から少し行くと、昔ながらの重厚感あふれる建物、旧監獄がある。監獄の入り口横には鶏がケージに入れられて売られている。嘉義市名物とりめしの材料だろうか。
監獄とケージ入りの鶏・・・・。共通のイメージは物悲しい。
路地を歩くと、台湾の屋台でよく見かける『臭臭豆腐』の原料だろうか。まな板状の板に挟まれ、ギュっと水切りしている豆腐が大量に積み上げられた工場を発見。奥では、それを油で揚げているような様子。
ちょっと覗き込むと、働いているおばちゃんと目が合う。
「ニーハオ」と挨拶だけして立ち去る。
繁華街に入っても、あまり人が居ない。
通勤時間とは少しズレている時間帯なんだけど、店も閉まっているし。シャッターには11時開店と書いてある。意外と遅いなぁ。
アジアの朝は早いというイメージがあったから、かな。
少し汗をかき、ホテルへ戻りチェックアウト。
台北行きのバスを待っていると、待合室の後の席から「ぶりっ」という連続音が聞える。振り返ると、イスから片尻を浮かせた格好で、おばちゃんがさらなる「BURI」を繰り出そうとしていた。
台湾はマナーいいなぁと思っていたところだったので、一人苦笑する。
バスの中で臭気がこもるより、バス停で発散しておくほうが、迷惑じゃないしね。
それにしても、いい鳴りっぷりだった。