
阿里山を下山。
友人に聞いた話。「職場があるビルの管理人のおじさんは『いやぁ、台湾で山登ってたら、警察に捕まっちゃいました。登山許可が要るんですね』って」
ホントに捕まっちゃうんだぁ。
3月12日(月)
日の出は見れなかったけど、一応行ったし、コンビニだけど駅弁食べたし、今回のハイライトは終了。
ということで、公営バスで下山。
大型バスには、お客が10名ほど。
私以外は、ふもとの地域の老人会のようす。
おばあちゃんたちは、手に手に何処かで分けてもらったとみえる野菜や花を持っている。朝市でもあったのか。
おまけに、にぎやか。
数少ないおじいちゃんは、なんかノリノリの様子。
きっと、楽しい老人会の旅行だったんだろうなぁ。
山を下るごとに山の風景が少しずつ違ってくる。
椰子の木やバナナの木が見え始め、嘉義市郊外になると、パイナップルを売るトラックも。やっぱり、南国なんだ。

賑やかな商業地区に入ると、お腹がグルグル言い出した。
この『グルグル』は・・・・。
昨夜、ドライマンゴーをたくさん食べたから、繊維質のイタズラだな、と予想。まぁ、心配するほどの『グルグル』ではなかった。
さて、ホテルを探す。
ここらあたりで~と、ガイドブックに載っていたホテルへ。
ホテルに入りレセプションへ。
目の前に40前くらいのお姉ちゃんがいる。斜め後のテレビに夢中のようで、距離50センチにして無視される。
「ん??」と思い、もう一度「に~は~お~~~。えくすきゅ~ずみぃ~」すると、頬杖をついてテレビを見ていたおねえちゃんは、その姿勢から受身をとることもなく、頭をびくっとさせただけで、床に転げ落ちた。そして、眠そうな半目を開け、レセプションの台につかまるように体を持ち上げ「ニィハオ」と。
後姿では気付かなかったけれど、ねえちゃんは、テレビを見ながら、熟睡していたのだ。
吉本新喜劇状態やなぁ。笑いをこらえつつ、笑ってしまう。「マンガやがな」。
シングルの有無、値段を聞きチェックイン。宿代を払い領収書を欲しいと他のところでもらったものを見せていうと、「金額はいくらで?ここにある金額と同じ額を書こうか」と聞いてくる。領収書の水増しはここでも有効なのか?まぁ、そんな必要はないので、支払った額だけ記入してもらった。
早朝起床のため、お昼ご飯を食べるとすぐ眠くなってきた。
しばし、休憩・・・・・・・・。
と、目覚めたら夕方5時。あぁ、貴重な時間を・・・。さっそく街散策に出かける。
嘉義は大きめの地方都市という感じ。
自動車もバイクも多く、通りによっては歩道がない。
帰宅時間に重なったのか、普段からそうなのか、交通量が多い。

九華山地蔵庵。でっかい7F建て。隣にはエレベーターを建設中。
地蔵王菩薩を祀っている九華山地蔵庵に到着。7階まで登ろうと2階まで辿り着くと、職員さんが上から順に寺の階段の入り口を閉めている。6時過ぎで階上へは上がれない様子。
ということで、外から「派手やなぁ・・・・」とブツブツ言いながらながめて終了。
あたりも暗くなってきたので、ホテルの方向へ歩き始める。まっさらの市庁舎と向かい合う旧庁舎。ネオンが賑やかな商店街。なかなか楽しい。途中、CDショップで買い物。台湾歌手のCDが欲しかったのだけど、ジャケットで気に入るものが目に付かず、ノラ・ジョーンズとコリーヌ・ベイーリーレイを購入。日本の半額くらい。
駅前の嘉義名物『鶏肉飯』を食べ、テイクアウトの緑茶カフェで梅シロップ入り緑茶を購入。途中のコンビで、怪しげなパンを購入。

このパン、甘くていい香りが、ビニール袋を超えて香ってきます。
ジップロックに入って、この絵。
日本じゃお目にかかれません。