
毎朝「ウクレレ練習してもいい?」と、うちにやってくるリンパ。
恥ずかしがりやで天然キャラ。よく顔を手で覆って「キャハ」と笑うところが、可愛い。
12月5日
マニラさんが妹の出産のお手伝いのために首都ホニアラへ行くという。ホニアラ行きの船が出る、ブニカロ港までボートで一緒についてゆく。
途中のペアバ村に、豪州人がロッジをやっているので、そこで電池の充電を頼みに立ち寄る。衛星回線を使った電話もあるというので、電話をかけさせてもらおうと思っていたんだけど、故障中。
途中の村々で人が乗ってきたり、荷物を下ろしたり、「ちょっとついでに」という感じで、乗り合いボート。
同じ島なのに、珊瑚礁が外洋との間にある地域とそうでない地域があり、その影響で波も全然ちがうし、浜の様子も全然ちがう。
私たちがいるビチェ村は外洋の荒波に石浜。ペアバ村は白い砂浜。
ブニカロも静かな波の白砂の浜。
ブニカロは平坦な村で急勾配のビチェ村とは大違い。
ストアーも3軒あり、石鹸・料理用油・インスタントコーヒー・あめ・クラッカーなどを購入。久しぶりにお財布を開いたら、カビだらけ。湿度がすごいですから・・・・。
フェリーに乗るマニラを見送りビチェ村へ帰る。
途中、雨が降り出す。外洋の波も荒い。
村人が作った木のボートはエンジンがついているけれど、荒波に呑まれそうで、ちょっと怖い。
でも、絶叫系乗り物好きな私は、途中から上下左右に揺れるボートも楽しくなってしまう。あぁ・・・・こんなんでいいのかしら。
振動で板の上に鎮座するお尻が痛み出したころ、イルカがボートとシンクロして飛び跳ねているのが見えた。
「イルカって泳ぐの、は~や~い~~~」
お尻の痛みも忘れる。
「ええもん、見たわ~~」と感激。
日が暮れかけた頃、びしょぬれで村に到着。
さすがに、日没後の雨の川で水浴びは私には無理なので、お湯を沸かし、バケツ1杯のお湯で体を洗う。ここでも「あぁ、ぬくいわ~~」と感激。
夕食後、ちびっこたちのために私と相方で肩を組み。フォークに芋を刺して掲げて歌うと、リンパ、モニタ、アニタが大うけする。
ツボに入ったのか、笑いが止まらず、リンパは
「ブリリリリリ」とオナラまで噴射してしまった。
おなら娘 と命名された。