
JALの機内誌を見るちびっこたち。未知なるモノへの興味は尽きない様子。好奇心いっぱいの目で本を眺めている。
夜になると、近所の子供や兄ちゃんねえちゃんが遊びに来る。
村にある学校は、赴任してくる教師が決まらないので1年間休校になっている。ということで、何を思ったか、算数プリントを作ってみた。
アーロン君(14歳)は算数が苦手。小学校も3年生まで行けば、あとは続けて通うか遊ぶかは本人があ決められる。ちなみにアーロンは3年生で自由人を選んでいる。
それでも、勉強への好奇心はあるらしく、プリントを見ると「やってみてもいいか」と聞く。もちろん。
本当に額に汗をかき、二桁の足し算や引き算に苦しみ、掛け算も眉間にしわを寄せて答えを導き出そうとしている。
驚くのは、28+31 という問題でも、線を28本書いて、さらに31本書いて、全てを数えるという 新方式 を使って計算している。スゴイ。
私が添削し、二桁以上の足し算や引き算は、数字を上下に書いて位ごとに計算する方法を教えると、「すげ~~。マジスゲーー。賢いなぁ」と感激している。
勉強は解けると楽しくなるようで、「今日は頭を使って疲れたから帰る。明日も来るから、プリント作っておいて」と。
よしよし、まかせてよ! と私も楽しくなってしまう。