ひさびさ 比叡山延暦寺 | 旅と生活の備忘録

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関西上陸2日目は、大学時代の友人と合流し、京都 比叡山延暦寺へ。

比叡山へは小学校6年生の時に『公文式』の合宿で行ったっきり。
あ~、何年前だ?
『公文式』で自分の学年の2年以上先の教材を勉強している子供たちを集めた勉強の合宿。
2泊3日くらいだったかなぁ。
延暦寺での座禅や精進料理、もちろんお寺の散策を入れつつ、基本は朝から勉強という合宿旅行だった。
勉強がメインとは言っても、近畿圏から数百人の小中学生が集まるんだから、楽しかったなぁ。
合宿中に食べるおやつのセットももらったり、遠くの町の友達ができたり。

と、思い出しつつ、仲良くなった友達の顔を思い出す。
名前は記憶の遥かかなた・・・・。

さて、比叡山観光で便利なチケットといえば
京阪の『比叡山1dayチケット』
京阪四条駅で購入。
京阪・叡山電車・ケーブル・ロープウェイ・山頂でのシャトルバスが利用できる。
いちいち切符を買うのは面倒だからとても便利。
もちろん、各種割引もあり。
と、京阪の宣伝はこのあたりにして・・・。


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ケーブルカーでグングンと登ってゆく。
この後はロープウェイ。
たくさんの乗り物に乗せられて快適に標高800mへ到着。

眼下には京都が一望。琵琶湖も見える。
最澄さんはこの寺を開くには、すごい苦労したんだろうなぁと関心しきり。
延暦寺は東塔、西塔、横川と山の中に広く点在し、これまた修行中は移動が大変そう。
集合場所を間違えたら、移動するのにどのくらいかかるのか・・・・。
今は道も綺麗に舗装されているし、シャトルバスもあるけど。
当時の修行僧は、きっと健脚でスタイル抜群で運動神経も良かったんだろう。

総本堂である根本中堂には薬師如来が祀られていたが、この像の安置の方法が面白い。
像が安置されているのは、参拝者がいる板間より一段低い部屋。
こうすることによって、参拝者と像の高さが同じになり「仏凡一如」の教えにかなっているそうです。

根本中堂のある東塔から西塔へ山道、石段を歩く。
4時前でも、薄暗い。
西塔へ着くと、残念ながら、釈迦堂は閉堂した後。
概観を眺め、傍の大木を眺め、どっか開いてないかと周囲を眺め、諦める。

比叡山を降りてくる頃には、あたりはすっかり闇。

叡山電鉄で出町柳に着くと、すごい人、人、人。
方向は違ったが、鞍馬の火祭りが同じ日に開催されていた。
火付けに合わせて観光客が電車を待っている。
電車を待つ人の列は、道路、階段、地下鉄通路まであふれ500m以上。
同じくこの日は、日中、時代祭りが開催されていた。
阪急と京阪の駅員さんは、列を整理するためのロープを持ったり案内したり、日がな一日走りまわっていたことだろう。
Bigイベントを二つも同じ日にやらなくてもいいのになぁ。