シュプール TL-98DXの整備(ジャンク) | 3402ohnojoのブログ

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シュプール98DX (ヤフオクのジャンク品)を整備しました。

 

いつものようにヤフオクを見ていたら、シュプールのジャンク品コントローラーなし 動作未確認・・・・・

キズや汚れがあまり見受けられなかったの購入しました(笑)

 

不用品処理(リサイクル品)のようです。

一般の人が入札いれない商品ですね(笑)

 

まずは点検から・・・・

一番最初に気づいたのが下糸巻きのレバー下側に曲がっている

大したことではありません・・・・

 

底カバーを取り外しホコリの確認をしました。

ほとんどホコリがありません。 ラッキー当たりです。

 

糸切りカムの確認・・・・亀裂が入っていますがまだ数年持ちそうですが・・・・暇なので交換します。

 

このあとコントローラーをつなげて動作確認しましたが注油だけで縫えそうです。

 

下糸巻き押えのレバーが曲がって巻けません。

ペンチで元に戻してました。

 

針板を取り外しました。 キズや凹みも問題ありません。

糸切り装置部分もホコリもほとんどなく、ガタつきもありません。  使用頻度は低いようです。

 

糸切カムの交換です。

何もしなくても経年で亀裂が出来てしまいます。

1か所ならば問題ありませんが、画像にない反対側に小さな亀裂があり今回交換しましす。

 

新しい糸切カム交換しました。

TL-25以降の機種は補助カムなどが付き、交換調整が難しくなっていますが、98まではカムが1つなので簡単?に交換できます。

 

カム交換にカマを取り外しましたが、キズを発見・・・・

糸のささくれや糸切れの原因になります。試し縫いでは気が付きませんでしたが研磨します。

 

糸切れの原因は縁のキズに糸が擦れて切れるため、矢印部分のキズは影響しません。

 

底カバーを水洗いし、底部分のグリスを除去して注油、グリスアップを行いました。 使用頻度少ないミシンはきれいになりますね・・・・

 

全体に注油と簡単な掃除を行って針穴糸通し調整、問題なくぬえました。

いつも思うのですが、糸を切った後の残り量ですが、調整基準どうりにしても7~8センチ残ってしまいます。

調整マニュアルには5~7センチと書いてありますが、7センチあると長く感じます・・・・

暇なのでちょっと糸切カムを早めてみました・・・・

ちょうど5センチくらいの長さになりました・・・・もう少し短くても良いような気がします(笑)

あまり弄ると収拾がつかなくなります。

これで良しにします・・・・

 

今日もマニアックなミシンの修理ブログを見て頂き、ありがとうございました。

 

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