シュプール98DX (ヤフオクのジャンク品)を整備しました。
いつものようにヤフオクを見ていたら、シュプールのジャンク品コントローラーなし 動作未確認・・・・・
キズや汚れがあまり見受けられなかったの購入しました(笑)
不用品処理(リサイクル品)のようです。
一般の人が入札いれない商品ですね(笑)
一番最初に気づいたのが下糸巻きのレバー下側に曲がっている
大したことではありません・・・・
底カバーを取り外しホコリの確認をしました。
ほとんどホコリがありません。 ラッキー当たりです。
糸切りカムの確認・・・・亀裂が入っていますがまだ数年持ちそうですが・・・・暇なので交換します。
このあとコントローラーをつなげて動作確認しましたが注油だけで縫えそうです。
下糸巻き押えのレバーが曲がって巻けません。
ペンチで元に戻してました。
針板を取り外しました。 キズや凹みも問題ありません。
糸切り装置部分もホコリもほとんどなく、ガタつきもありません。 使用頻度は低いようです。
糸切カムの交換です。
何もしなくても経年で亀裂が出来てしまいます。
1か所ならば問題ありませんが、画像にない反対側に小さな亀裂があり今回交換しましす。
新しい糸切カム交換しました。
TL-25以降の機種は補助カムなどが付き、交換調整が難しくなっていますが、98まではカムが1つなので簡単?に交換できます。
カム交換にカマを取り外しましたが、キズを発見・・・・
糸のささくれや糸切れの原因になります。試し縫いでは気が付きませんでしたが研磨します。
糸切れの原因は縁のキズに糸が擦れて切れるため、矢印部分のキズは影響しません。
底カバーを水洗いし、底部分のグリスを除去して注油、グリスアップを行いました。 使用頻度少ないミシンはきれいになりますね・・・・
全体に注油と簡単な掃除を行って針穴糸通し調整、問題なくぬえました。
いつも思うのですが、糸を切った後の残り量ですが、調整基準どうりにしても7~8センチ残ってしまいます。
調整マニュアルには5~7センチと書いてありますが、7センチあると長く感じます・・・・
暇なのでちょっと糸切カムを早めてみました・・・・
ちょうど5センチくらいの長さになりました・・・・もう少し短くても良いような気がします(笑)
あまり弄ると収拾がつかなくなります。
これで良しにします・・・・
今日もマニアックなミシンの修理ブログを見て頂き、ありがとうございました。
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