腎臓結石除去手術の入院 2回目 | 92のブログ

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前回の入院から2週間。

腎臓結石除去手術をしたものの、

石がデカくて固く居場所も悪かったため、

再手術・再入院が必要とのことで、

また入院前検査をすることになりました。


やることは前回と同じ。

尿検査、血液検査、肺活量測定、CTスキャン。

つい1ヶ月前にもやってるんですけどね。

入院する前の義務だそうです。


で、5月28日〜31日まで入院しました。

前回と同じ病室の同じ位置のベッドでした(笑)

帰ってきた感があるのは、

良いのか悪いのか……。


で、初日は相変わらず何も無いです。

昼メシ、晩メシを食べたら

夜9時に下剤を飲んで終了です。

前回は本を2冊持ち込んでたのですが、

最終日にやることが無くなってしまったので、

今回は本2冊に加えてSwitchLiteを持ち込みました。

初日は専らベッドの上で読書して終わり。

ちなみに、

病室の電源は有料なので、

俺は充電用のバッテリーも持ち込みました。

前回は1個でしたが今回は2個のバッテリーを

持ち込んでます。


2日目は、前回同様午前中に点滴が付き、

午後3時の手術に向けて終日食事は抜き。


午後3時に手術開始。

全身麻酔なので、寝て目が覚めたら

もう手術終了(笑)

今回の手術は麻酔が強かったのか、

より頭が朦朧としてましたね。

何かを喋ったということは憶えてるけど、

誰とどういう内容を話したかは憶えてません。

なんか

病室で隣のベッドの人に

話しかけられた記憶がありますが、曖昧です(笑)

しっかり記憶にあるのは、

試験官に入れられた大量の石を見せられたのと

今回で全ての石が取れたという報告だけ。


で、前回同様チンコには管が入っていて

尿はしばらく垂れ流しの状態になります。

チンコに管が刺さってると

めっちゃずっと痛そうに思われますが、

不思議と痛みはありません。

抜く時は痛いですが、その痛みも一瞬です。


術後は晩メシ抜き。

点滴から栄養を摂ります。

夜中は1時間に1回ペースで

看護師さんが確認しに来ます。

麻酔が2時間半くらい効いてたからか、

術後はあまり眠くならず、

看護師さんが来てる時も実は寝たふりをして

こっそり起きてました。

夜中の3時くらいまでは

看護師さんに気付いてましたね。


翌朝は食事が出ますが、

あまり身動きがとれない状態での食事なので、

食べた気があまりしません。


ポリタンクに溜められた尿が悪くなければ

午前中には管が取れて、

看護師さん付き添いで歩く練習をします。

OKならそこからは自由に行動できます。

点滴棒付きですが。


で、前回同様そこから退院の瞬間までは

おしっこはトイレに流さず

ビーカーに取ったあとに容器に入れて保管します。

網でこしてから容器に入るようになってて

石が出てきた場合は網に残ります。

また、色で血尿かどうかも見ます。


点滴が取れるのは夜の9時くらい。

点滴が取れてようやく自由になれたなぁ、と

感じることができます。

点滴ってホント邪魔です。

点滴棒があるだけで

病室から出歩く気にもならないし、

点滴が刺さってる腕の位置や姿勢で

点滴が止まったりスピードが変わったりするので

いつも腕の位置を気にしてないといけない。

本当に面倒くさいです。


最終日の朝はようやく普通に朝メシが食えます。

点滴もなく、

きちんと両手が使える状態での食事です。


俺、

2回の入院で計12回の病院食を食べたんですが

驚いたのが、

魚はすべて骨が無い状態で出てくるんですね。

これは病院食ならではの配慮だと思いました。

こんなに丁寧に骨が抜かれた魚料理は

普通のお店ではなかなか無いです。

あと、もう一つ意外だったのが

病院食は毎回アツアツの状態で

提供してくれました。

ご飯や汁物はもちろん、おかずまで

みんな温かい、むしろ熱い状態で食べれたのが

ちょっと驚きでした。

昔の病院食のイメージだと

「こんな病院食みたいなメシ、食えるか!」

と言って

ちゃぶ台ひっくり返すイメージがあったけど(笑)

今や病院食は

アツアツで魚の骨抜きまでしてくれてる

食べやすくて美味しい食事でした。


メシが済むと先生の回診と看護師さんの挨拶があり

医療事務の人から入院費の明細を貰ったら

午前10時、ようやく退院です。

2回目なので変に入院に慣れてましたが、

これでまたしばらくは

この病室に来ることは無いんだと思うと、

ちょっと感慨深いですね。


退院した翌日。

自宅でふと時計を見た時に、朝8時でした。

ああ、病院だと朝メシの時間だなぁ、と

癖みたいに感じてました。

入院なんてできればしたくないんだけど、

のべ8日間過ごした生活スタイルだったので

変な懐かしさもあります。


今もあの病院のあの病室で

看護師さんが忙しく働いてるのかと思うと

頭が下がる思いです。