今の日本は、なんか間違ってる。
例えば、
パンやケーキが大好きで、
パン屋やケーキ屋になりたい子供は多いが、
小麦を育てる農家になろうという子供はいない。
牛丼やカレーが大好きで
吉野家に就職したいとか
カレー屋をやりたいという人はいるだろうけど、
畜産家、酪農家、野菜農家、米農家になりたいという人はいない。
寿司が大好きで寿司職人になりたい人は多いが
魚を獲る漁師になりたいという人は少ない。
材料がないと店なんて開けないのに。
だが、日本のテレビや雑誌、ネットでは
美味い料理、美味いスイーツ、それらの店などを
グルメ番組で紹介するが、
そういう店が使ってる材料を作っている人達までは
紹介しない。
うわべだけしか紹介しないから
みんな一番手前の目に見えるものにばかり憧れ、
本当に大事な核の部分に気付かない。
どんなに美味い料理を作る技術があったって
材料が無きゃ、料理人もパティシエも寿司職人も
ただの何もできない人たちなワケ。
今の子供達はそれに気付いているだろうか？
気付いてないだろ絶対(笑)
食材はスーパーに行けば必ずあると思ってるだろうし
金さえ出せば何でも手に入ると思ってる。
だから、
日本は食材をほぼ輸入に頼らなければならないのだ。
外国人観光客はみんな日本の料理を美味いと言う。
しかし、元を辿れば日本の料理はみな
外国の食材を使っていて日本の物など何も無い(笑)
日本産は米くらいだろ。
今、円安が酷くて
食材のほとんどを輸入に頼っている
日本の食品会社や飲食店にとっては
まさに地獄のような時代だ。
それもこれもみんな
食品を加工する側、料理する側ばかりになり
食材を作る側の人間にならなかったから
こういう事態を招いたわけだ。
そのうち日本は
食糧危機に陥って大量に人が餓死し、
滅亡すると俺は思っている。