日本人はスポーツを楽しむことを知らない | 92のブログ

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日本の学校スポーツというと

「部活」

になるが、部活は本格的に勝ちを目指す

スパルタなイメージがある。

甲子園しかり、花園しかり、国立しかり。

目指すのは日本の頂点。

そのために、血反吐を吐くような努力を

要求される。


逆に、日本の学校スポーツで

楽しくスポーツをやる組織がない。

とくに中学・高校年代でやる場がない。


だから、日本人は

運動できる人とできない人が

くっきり区別されてしまうのだ。


本来、スポーツは万人が楽しめるものだ。


例えば、

大人になって草野球チームに入っても、

元野球部の体育会系人間たちが集まってるから

おのずと練習は厳しくなり、

規律にも上下関係にもうるさくて、

まさに「試合に勝つため」の野球になってしまい、

野球素人が全く野球を楽しめない場になり、

結果、

草野球チームに入ろうともしないし

入ってもすぐに辞めてしまう。


日本人は、

もっとスポーツを楽しむことを覚えたほうが良い。


スポーツは苦しいものじゃない。

根性なんて必要ない。

勝つだけがスポーツじゃない。

楽しければ、それだけで意味がある。


部活スポーツでは、

負けることが許されない。

負けてもヘラヘラしてたら怒られる。


だが、そうじゃない。

敗北の中でも

楽しかったり清々しく思えたり、

負ける悔しさの中から得るものがあったり、

勝たなくてもスポーツには意味がある。


中学や高校でも、

大学のスポーツサークルのような

気軽に楽しくスポーツをやれる場を

もっと設けるべきだ。