街の灯りは好きだけどイルミネーションは嫌い(笑) | 92のブログ

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俺は、
ウォーターフロントに建つタワマンの夜景が好きだ。

ビルに灯る無数の灯りは、
傍から見たら無数の灯りなんだけど、
その灯りの1つ1つには、その家庭の物語がある。

灯りはそれぞれ色が違う。
蛍光灯の色、カーテンの色。
人に個性がるように、
窓明かりにもそれぞれ違った個性がある。

生活の匂いがする。
そういう夜景は好きだが、
イルミネーションは嫌いだ。

イルミネーションは
なんかちょっと、これ見よがしだよね。
チカチカ点滅したり、色が変わったり、
波打ったり、回転したり……。
人工的すぎるし、
「もっと私を見て!」アピールが酷い。
何より、その光の中に物語がない。
単なる電飾でしかない。

人工的な光の夜景を、
俺はまったく綺麗だとは思わない。
本当の美しさは自然の中にしかないと
俺は思っている。

タワマンの窓明かりは人工的だ。
だから美しいとは思わない。
俺がタワマンの夜景が好きな理由は、
美しさとかじゃなく、
その窓明かり1つ1つに各家庭の物語があるからだ。
何人が住んでるのか?
どんな仕事をしてる人なのか?
どんな食事をしてるのか?
田舎はどこなのか?
そこにドラマがあると思うから好きなのだ。

冬になると、
色んな場所で光のイルミネーションを催すけど、
俺はそれを綺麗だとは思えない。
むしろ、
人工的な明かりが全くない場所の夜空に輝く
月明かりの方が綺麗だと思う。

美的センスは人それぞれだけど、
俺は自然のものの美しさ、
もしくは人工的な明かりでも人間の物語や温かみを感じられる灯りが好きだ。