SAPIXのおすすめ
足を運んで下さりありがとうございます
男の子3兄弟と共にやり抜く力を育てているmimisenseiです
\東大理Ⅲ 佐藤ママも愛用していた/
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首都圏へ引っ越してきて
これまでブログや書籍の世界でしか聞いたことがなかった
SAPIXなどの中学受験塾を目にしたりするようになりました。
また、学校のママ友さんとのやりとりの中でも
SAPIXというワードが出てきたり
リアル世界で
中学受験についてのお話をするのは
興奮ものでした。
最寄りのSAPIXや、
通塾可能な範囲にあるSAPIXなど
都会は選択肢が多いなぁ。
以前、
サピックス(中学受験塾)へのひと月の支払いが30万超えというTwitterを見かけて、
私は目が飛び出たこともあります
(2月の勝者を読むとそのしくみがわかりました)
「勝ち組」を作るのは
学歴ではなく
〝塾歴〟
(本書より)
以前、お話した
筑駒中高→東大理Ⅲの方。
(ご本人にインタビューさせていただき、当ブログでの記載についてご了承済)
大学受験では、鉄○会ではなく、S○G へ。
S○Gに通うことになったきっかけ
「もともと英語と数学は中学1年のころから別の塾に通っており、
S○Gの物理はレベルが高く、
『ただ、高校物理はわかるよね』くらいで流されたため、
さて、本日ご紹介しますのはこちらの書籍
ルポ塾歴社会
日本のエリート教育を牛耳る
「鉄緑会」と「サピックス」の正体
著 おおたとしまさ
(初版2016年1月)
第1章
サピックス~鉄緑会という王道
(中学受験を終えても塾通いは続く・筑駒合格者の7割以上はサピックス出身 他
第2章
サピックス「ひとり勝ち」の理由
(TAPから分裂してサピックスが誕生/サピックスを代ゼミが買収 他
第3章 鉄緑会という秘密結社
(開成や桜蔭の躍進の陰に鉄緑会あり!?・人気進学校を査定して「指定校」を決める 他
第4章 塾歴社会の光と闇
(山篭もりして受験勉強・受験もプロに頼る時代 他
付録 鉄緑会出身東大医学部現役生・覆面座談会
「勝ち組」を作るのは
学歴ではなく
〝塾歴〟
名門と呼ばれる中高に通う生徒でさえ
「学校は受験対策をしてくれないから鉄緑会でやっている。」
「授業は塾の内職をしている」
(本書より)
**
東大生の約85%
早慶一橋を含む主要難関大学生の95%が塾通いを経験しているというデータがある。
日本の「頭脳 (エリート)」は塾なしに育たないのが現実。
中でも、圧倒的なシェアで日本の「頭脳」
を育てている塾が
サピックス 小学部
鉄緑界
東大合格者ランキングの上位に名を連ねる学校のほとんどは私立もしくは国立の中高一貫校。
開成、筑駒、灘、麻布、駒場東邦、桜蔭、聖光学院など
これらトップに入るための中学受験塾として一人勝ち状態にあるのが
「サピックス小学部」
そして、これらのトップ校の生徒たちが大学受験のためにこぞって通うのが「鉄緑会」
サピックス小学部 上位クラス
→鉄緑会
という流れができている。
本書では、このことが何を物語っているのか、この国の教育はどうなっていくのか、それを一緒に考えていきたい。
(本書より)
**
以下、備忘録_φ(・_・
(順不同)
東大に入ってから伸びる子は、
今東大医学部ではタフな学生を求めている。
ギリまでラグビー部で汗をかいていた学生と、
決まっている。1浪したとしても前者がほしい。
大量の宿題を前にして、疑問を持つべきです
大学に入るまで塾に頼り切る生き方は、もしかしたら私から、
「サピックスに入るのなら、
難関校にバンバン入れると聞くと、
費用面での負担はどうだったか。サピックスに通うと、
(SNSで月30万の支払いというのを見かけ、とても驚きました。)
「
→サピックス出身の生徒を見ていて気になるのは、勉強を『作業』
社会人になってそれなりの経験を積んできた今、祐子さんは「
総じて、「学力の高い子にはいいが、
受験システムが制度疲労を起こしている しかしである。その多様であるはずの塾が、
「町(田舎)の弁護士」負け!?
という章で、
東大の法学部卒の方のお話が出てきます。
“経歴では負けないという自負が実際にありました。
しかし、
“「自分は勉強をがんばることで、
上記の方は、本当は
「町の弁護士」
として働きたいと思っているのに、
東大の法学部の雰囲気に流されて
「企業法務に興味があります」と言ってしまったそうです。
“単に弁護士になるなら東大法学部に行く必要はない。
せっかく東大法学部に入ったのであれば、「町の弁護士」ではなくて、大企業の法務を請け負うような仕事をしないと「負け」だという意識が、彼らの中にあるのだという。
→「東大に行ったからにはあんな仕事はできない」という風潮もあって、どんどん自分の選択肢を狭めていた
一橋でさえ「亜流」と思っていた
司法修習で、沖縄を選ぶ。
沖縄で出会った人たちのほうが、よほど自由で選択肢の多い生活をしていたのです。
むしろ「亜流」を選択したほうが、主体的であることに気づきました。”
と、綴られています。
私は、この文章を拝見したときに
「選民思想」
を思い浮かべました。
この方は、
最終的に地域にも貢献しているという職業に就いているそうです。
でも…
「町の弁護士」は、負け組
「亜流」を選択した方が主体的である
など…
正直、あまりにも上から目線だなと思ってしまいました。
もちろん、
この人のような方ばかりではありませんが。
また、
「町の弁護士」
は負け組という考え方は、
「町の弁護士」に対して誇りを持っている方に対して失礼だと思いますし、万が一我が子がそんな考え方を持とうとしているならば、流石に口出ししてしまうと思います。
少なくとも、
我が子達にはそのような思考回路になってほしくはないなと。
あくまで私個人の意見ですが。
「王道」に必要なのは「回り道」 これらの思考の癖は、若いころは誰もが持つものであり、「王道」
充実した人生を歩むためには「王道」だけでなくたくさんの「
本書を読み、
塾歴社会をおおたとしまささんと一緒に考えることで、自身の子育てはどうしたいのか、また子どもたちにはどのように育って欲しいのか。
改めて、見つめ直すきっかけとなりました。
子育て、我が子が歩んでいく人生について
本当に深く考えるきっかけをくださった一冊です。
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