みなさん、おはようございます。
お元気ですか?
暑くてクタクタになっておりませんか?
僕はヘロヘロです。
沖縄では台風6号で足止めになった人々が沢山いるようです。
衷心よりお見舞い申し上げます。
世情には沢山のニュースが溢れていて、情報の洪水に溺れてしまいそうですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今度の日曜日に六本木のバウハウスというライヴ会場にて、
「ビートルズから見たストーンズ、ストーンズから見たビートルズ」
という少し風変わりなイヴェントがあります。
これはレジェンド・オブ・ロックの岡部さんが考えた企画で、
第3回目となります。
(主催は、MUSIC LIFE CLUB LEGEND OF ROCKです)
僕はビートルズ・ヤクザと自称する藤本国彦さんと対談する形式で参加します。ご存知の方が多いと思いますが、藤本国彦さんは沢山の「ビートルズ関連書籍」を書いたり、NHKのビートルズ番組の監修をされたり、簡単に言えば「ビートルズ研究家」であります。藤本さんはビートルズに造詣が深い事は勿論、ストーンズにも相当な見識をお持ちで油断はならないのですが、面白く楽しくトークを展開したいと思っています。
さてはてテーマとして掲げている「ビートルズから見たストーンズ、ストーンズから見たビートルズ」とは、イヴェント企画者の岡部さんが考えたものだと記憶しておりますが、これが考え始めるとなかなか難解なテーマであり、単純に考えても底は浅くはないと思えます。それは、僕らはビートルズ自身でもなければ、ストーンズ自身でもないからであります。さらに言うと仮にビートルズならば、ジョン・レノンなのかポール・マッカトニーなのか、ジョージ・ハリソンなのかリンゴ・スターなのか、と言う問題が思いつきます。そして、もっと突き詰めると、本人たちでさえも、個人差があり、時間差があり、視点の位置の差異が発現すると思うのであります。しかしながら、このイヴェントでの趣意は、そういう視点ではありません。むしろ、今になってみれば、色々なメディアに残された彼らの痕跡から推測される総体的な、もしくは歴史分析的な視座によって得られる現代的な評価をテーマにしているのであります。
当初「トーク・バトル」のような古典的手法によって、「ビートルズの方が優れている」「いやストーンズの方が面白い」などと言う論争的な地平によって、観客を楽しませようと目論んだのでありますが、それではあまりにも平易すぎて、つまらないと考えたわけです。要するに「60年代の大衆音楽的世界」の現代的な解釈という内容こそ、面白いのではないかと思っております。
そして、このイヴェントの特徴は、ライヴ演奏が実際に展開される点にあります。
最近ではコピーバンドではなく「トリビュート・バンド」と言うのでありますが、ビートルズの方は、『ビートマスターズ』、ローリング・ストーンズの方は『べガーズ・バンケッツ』が、実際に生演奏を披露するものです。どちらも演奏者は、マニアックなファンでもあります。それぞれのファンとしての情熱は細部の分析力にかかっているのではないかと言う視点で楽しむとより面白いと考えます。
お時間のある方は是非、お越しください。