今、ネット上で「ザ・コックローチズ」の話題で持ちきりである。
持ちきりと言ってもトランプの発言ほどではない。
なんでもローリング・ストーンズのニューアルバムに
関する前宣伝みたいなものらしいのだが、その巧妙な
仕掛けにファンは勿論のこと、ストーンズに関心のない
方々も興味津々のようである。謎めいているのである。
その昔、と言っても1978年の話だが、
わしはアメリカのラスベガスに、この「コックローチ」を
観に出かけた事がある。ほぼ50年前の話である。
その頃インターネットもなかったから、おそらくアメリカの
雑誌かレコード会社からの情報で、
「ストーンズがコックローチという名前を使って
小さな会場でライヴをしている」というので、たいした
確証もなく飛行機のチケットを取りラスベガスに向かった。
その時は海外旅行は2度目で海外旅行に関して殆ど何にも知らず、
言わば「無謀な旅」に出たのであった。
コックローチとは「ゴキブリ」の事である。
なぜにストーンズはそんな名前でライヴをやる必要があるのか
考えてみた。60年代からライヴ活動をしてきて人気も高まり
小さなライヴハウスでは収まりきれず次第に会場を大きくせざるを
得ない状況の中で、野外コンサートをこなしもしたが、
時々、原点に戻って少ない観客の前で演奏をしてみたくなったの
だと思う。
言わば観客との齟齬を埋める必要もあったのかもしれない。
しかし、人気は絶頂の頃であり、ストーンズを見たいと思う観客は
増えるばかりで簡単には実現できない事を百も承知であるのだが、
それでもなお余計に原点回帰したいという欲求は募るばかり。
ということだったのではなかろうか。
そんな需要がマックス越えのギグを日本から観に行こうとするわしも
相当なバカであったと今更ながら思うのである。
(風呂に入るため、続く。この続きはSPXtra286にて)
これが4月1日にロンドンの街中に出現したポスターらしい。
こんなふうにQRコードやネットを駆使。
こんなのもある。右側にあるアルバムはDボウイのジギースターダスト。


































