俺はShattered

俺はShattered

50歳を過ぎて、「この調子なら100歳まで」と思っていたら、とんでもない苦境が待っていた。そこをくじけずに、生き延びようとする哀れで滑稽で笑止千万な人生の「後半部分」を再構成する決定的で虚無的なアメブロ。

平凡な人生をのろのろと歩いていた男が、突然悲劇的な苦境に追い込まれ、のたうちまわる様子を本人が、曖昧模糊とした記憶を辿りながら紡ぎだす人生ドラマ。書いている本人は「壮絶」だと感じているが、読者には「じじいが意味不明なことをぼやいているなあ」と感じられるように、努力したいと思います。(励まし、賞賛礼賛、好意的感想、などは歓迎します)








こんばんは

今年もやります、懲りもせず。

ミック・ジャガー81歳誕生会。

いつものように銀座タクトにて12時から開演です。

ミックが80歳を超えて、今でもステージに立っている事は

本当に奇跡のような驚くべき事です。

この奇跡のような事態を祝って勝手に誕生会を開催します。

お時間のある方は是非お越しください。

演目は、

池田祐司の「ストーンズ・ファンの在り方」と

Nackyの「今回のチケット確保の苦労」などを話題に

トーク・ショーを楽しく展開しようと目論んでおります。

そして、プレゼント大会は「ツアー・プログラム」を

メインに大盤振る舞いをいたします。(抽選)

豪華なミック81特製ケーキを披露して「Happy Birthday Mick」

をみんなで合唱します。(ピアノ演奏:めぐみちゃん)

それから

漫画家しゅりんぷ小林の傑作『爆笑ストーンズ紙芝居』

をライヴでご披露します。(BGMギター演奏はMonta。)

何が飛び出すかはお楽しみに。

そして、

あのBeggars から見事な変身をしたBeggars Banquetsが

新たなメンバーを加えてLive を展開します。

現在、決まっていることは以上ですが、今後、追加があれば

またお知らせします。

池田祐司(71歳)拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語の発音の勉強になるわ。Got Live if you want it!!

 

               語れ!お前のストーンズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(前回からの続き)

 

ミックもキースもウイルターン公演の時は59歳。

偶発的にしても素晴らしい奇跡的なコンサートになった。

この時の「リックス・ワールド・ツアー」における会場を大中小に分けて

演じられるトリロジーのアイデアは3年前の1999年「NO SECURITY TOUR」の時に原案が論じられていた。

 僕はこの時期ストーンズの宿泊ホテルのバーやロビー、またバックステージのオフィスで度々面白い経験をした。それはツアーの親玉マイケル・コールのスタッフに紹介され、面白いミーティングに参加したことだ。最初は単なる冗談や世間話をする場だと思っていたが、実は色々なアイデアを発案し、それが実現可能か検討するミーティングでもあったのだった。

彼らは日常から様々なアイデアを出し合い、話し合い、検討しているのであった。それ以前は漠然と、ステージのデザインのアイデアや演奏曲順は

ミックやキースからアイデアが湧いてくるのかと思っていたが、そうではなくてプロフェッショナルなアイデア集団がいて、そのアイデアをミックやキースに提言して検討されて実現に至るようであった。その中には照明に関するものや舞台装飾に関するものなど様々な事項が含まれていた。

 

(続く)

 

 

 

Tシャツプレゼントは締め切りました。次回もお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京は雨が降っています。

これから雪に変わるかもしれません。

寒いです。

今日は3月8日です。

それでもそろそろ春が近づいています。

棚卸しです。決算時期です。

入学シーズンです。

卒業もあります。

入社や退職、色々あります。そこで

恒例の謝恩Tシャツ無料プレゼントです。

厳正な抽選で20名様に。

ご希望の方は、下記のメルアドにてお申し込みください。

締切は3月20日(㊗️水曜日)です。

メールには下記の事項をお書きください。

1、氏名

2、住所

3、RSFC会員番号

4、ローリング・ストーンズの好きな曲3曲

5、年齢

6、Tシャツの希望サイズ(SS, S,M, LL)

7、電話番号

 

メルアド;rsfc@concerto.plala.or.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白内障手術後通院中。

 

 

 

 

 
 

 

(続き)

 

ライヴとは刹那的なものである。

その刹那的な出来事を撮影作業によって記録するという極めて現代的な

手法に賛辞を贈りたい。しかしながら一抹の不安もよぎる。

つまり、このウイルターン劇場のストーンズの歓喜に満ちたコンサート現象を編集作業によって歪められてはいないかという不安である。

撮影技術の進化や機材の進化によって、驚くほど現実に起きた現象よりも

よくなっている場合もあるが悪くなってる場合もある。

現実に展開されたコンサートの不具合を調整されたり加工したりする場合もあるし、当日のミキサーや撮影技術者の無理解によって、

全く別物になってる可能性もある。

それ故に、実際のコンサートとDVDやBlu-rayに記録された雰囲気とは

少なからず異質なものになっている可能性は否定できないであろう。

と同時に我が脳髄に記録されたウイルターン劇場の歓喜は、

全く違う位相に蓄積されているとも限らないという認識も

併せて考えるのである。

そういう考え方を前提にして差し引いたり足したりしても、

現段階では「極上のストーンズのライヴ」と言い切っても

差し支えないだろうと考える。

どうして上記のようなことを考えるかというと、

レコード会社の発信している日付に誤りがあるからである。

このコンサートは2002年11月22日にLAのウイルターン劇場で

行われたとあるが、正しくは11月4日である。

この初歩的なミステイクは、どうでもいいように思えるが、

実は大変重要な事実でもある。というのはストーンズのツアーは

最初の方と最後の方では随分異なっているからである。

出だしでセットメニューに入っていた曲がなくなったり、

追加されたりする。大概は初日の曲数よりも減ってゆく傾向が

ある。しかし、出だしは初期投資のプレッシャーや緊張から

バンドの持っているグルーヴが一部欠落していたりする。

しかし序盤を過ぎてソールドアウトショーが実現し、

バンドの調子がよくなってきて、演奏に錬磨されたグルーヴが

蘇ってくると全然違った魅力が生まれてくるようだ。

つまりこのウイルターン劇場のライヴはその採算分岐点を

無事に乗り越えたストーンズのショーであるからこそ、

生まれた歓喜であると言えるのではないか。

まずは演奏曲の多彩さにおいて驚くべきだと思う。

[Blu-ray/DVD]
01. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
02. リヴ・ウィズ・ミー
03. ネイバーズ★
04. ハンド・オブ・フェイト★
05. ノー・エクスペクテーションズ★
06. ビースト・オブ・バーデン
07. ストレイ・キャット・ブルース
08. ダンス(パート1)★
09. エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ★
10. ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ
11. ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー★
12. バンド・イントロダクションズ(通称、メンショー。メンバー紹介)
13. スルー・アンド・スルー★
14. ユー・ドント・ハフ・トゥ・ミーン・イット★
15. キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング
16. ロック・ミー・ベイビー★
17. ビッチ
18. ホンキー・トンク・ウィメン
19. スタート・ミー・アップ
20. ブラウン・シュガー
21. ダイスをころがせ

 

一見しただけでも、驚くべき内容である。


そもそもこのLICKSツアーの全体像こそ面白いものだった事を

思い出して欲しい。つまり、会場の規模を大中小に分けて、スタジアム、

アリーナ、シアターと交互に展開したツアーだった。

これがレア曲を演奏する考えに直結していたのである。

演奏する曲は、ミックが原案を提示し、キースがそれを承認するという

契約になっている。とはいえ、長年演奏していない曲やリハーサルで

演奏していない曲を本番で突如演奏するという事は、いくら

ストーンズでも叶わない相談だ。

このウイルターン劇場の歓喜は、つまり考え抜かれた上に、

メンバーの体調が良好で、ノリに乗っていたショーだったからこそ

実現できたと考えられる。そして、ソロモン・バークである。

 

(続く)

いみじくも本日発売日である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローリング・ストーンズの2002年のライヴがもうすぐ発売になる。

(3月8日が発売予定になっている。)

これまで沢山のライヴ映像が制作発売されてきたが、

このウイルターン劇場のライヴはかなり上位の特別の内容である。

まず何と言ってもミック・ジャガーが尋常では無いのが了解される。

まるで何かが憑依したような感じだ。

そしてキースとロニーのギターの絡み方が素晴らしい。

チャーリーのドラムも緩急自在で絶好調だ。

そして全員がゴキゲンなのがいい。

 

 

実はこのショーは訳があって楽屋口から入り、身障者用の席がある

場所で観た。その訳は後述する。

会場にジョニー・デップとかシェリル・クロウ、ニール・ヤング、

エディ・マフィ、ステファン・スティルス、トム・ペティ、

アンディ・ガルシアなどの有名人がいたとは最近まで知らなかったが、

観客の雰囲気もLAハリウッドならではのゴージャスな感じがした。

ともかく何もかもがいつものストーンズのコンサートとは

違った雰囲気を感じさせたのであった。当初はその理由が

わからなかった。でも感じた。

ストーンズのコンサートを今までたくさん観てきた。およそ300回弱。

そして気づくことは、大雑把に言って、いい時と悪い時があることだ。

コンサートが終わった時に、「なんだか物足りない」気分になることが

何度か少なからずあったことを告白する。

熱狂的なファンの一人としては、言いたく無いことだが

「すべてが最高だった」とは言い難い時があった。

しかし、その逆で時々度肝を抜くほど歓喜に躍る

素晴らしいコンサートがあった。

我を忘れてストーンズのグルーヴに酔い、失神しかけたこともある。

それは多分に、ストーンズというバンドが精神的にも一体化し、

それが演奏に現れ、想像もつかないサウンドの高揚感が生まれ、

奇跡の瞬間を創り出すのであった。バンド・サウンドが観客に

作用し、観客の興奮がミックやキースに伝播し、互いに意識の波動が

交叉し生まれる不思議な感覚である。

 

(続く)

ごめんなさい。

白内障の手術を受けてまだ日が浅いのでなかなか面倒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下記の1969年のヴァージョンと聴き比べると大変面白いのです。