Live At The Wiltern 2002(ウイルターン劇場の歓喜)その3 | 俺はShattered

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50歳を過ぎて、「この調子なら100歳まで」と思っていたら、とんでもない苦境が待っていた。そこをくじけずに、生き延びようとする哀れで滑稽で笑止千万な人生の「後半部分」を再構成する決定的で虚無的なアメブロ。

(前回からの続き)

 

ミックもキースもウイルターン公演の時は59歳。

偶発的にしても素晴らしい奇跡的なコンサートになった。

この時の「リックス・ワールド・ツアー」における会場を大中小に分けて

演じられるトリロジーのアイデアは3年前の1999年「NO SECURITY TOUR」の時に原案が論じられていた。

 僕はこの時期ストーンズの宿泊ホテルのバーやロビー、またバックステージのオフィスで度々面白い経験をした。それはツアーの親玉マイケル・コールのスタッフに紹介され、面白いミーティングに参加したことだ。最初は単なる冗談や世間話をする場だと思っていたが、実は色々なアイデアを発案し、それが実現可能か検討するミーティングでもあったのだった。

彼らは日常から様々なアイデアを出し合い、話し合い、検討しているのであった。それ以前は漠然と、ステージのデザインのアイデアや演奏曲順は

ミックやキースからアイデアが湧いてくるのかと思っていたが、そうではなくてプロフェッショナルなアイデア集団がいて、そのアイデアをミックやキースに提言して検討されて実現に至るようであった。その中には照明に関するものや舞台装飾に関するものなど様々な事項が含まれていた。

 

(続く)

 

 

 

Tシャツプレゼントは締め切りました。次回もお楽しみに。