編み物、プレゼントしたことある？
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プレゼントしたことがありますとも。
被服の課題で何か作らなきゃいけなくて、父に……
鎧のようなベストをプレゼントしました。
きつく編みすぎなんでしょうね。
嫌がっていた父ですが、母が後でコッソリ、
一人で着て、鏡を見ていたと教えてくれました。
不器用でごめんね。
と、亡き父に心の中で謝るのでした。
が、一応娘の手編みのセーターという事実には、変わりなし。
そんな不器用なオピゾウですが、端切れを縫い合わせていくのは、好きなんですよね。
やっぱり勧められるまま、お針子さんにでもなっていたら、人生違っていたでしょうね。
或いは、Kさん（女性で初めて入った会社の先輩）に会わなければ……
（遠い目）
人生っていくつもの分岐点があって、分からないですよね。
今この一瞬もそうなのだろうと思います。
洗い物させられて、コメといで炊かされた恨みは、
旦那ちゃんにおかずを作ってもらうことで
よしとしましょう。
