おはこんばんちはオピゾウです。
息子さん、生まれて初めての美容院。
飽きてしまうのではないかと思い、慌てて最近充電すらしていなかった（薄情者）iPadを充電し、いざ出陣。旦那ちゃんに美容院の前で放り出されました。
息子さんは、切り終わったら帰って良い（だから電話を持って行け）と言ってあったのに、気付くと私が渡したiPadしか持っていない。
えええ〜〜？！
手ぶらって……。
取りあえず、先日NARUTOを途中まで読んでいたので、今日は
「『ハガレン』でも読むか？」
「はがれん？……知らない」
少々文章理解力に難がある息子さん。
絵本や子供向けの児童書を、理解できない息子さんに、私が解説していた事を、旦那ちゃんは最近知ったらしい。
私が寝る前の息子さんに、デルトラクエストとか、少しでも文章理解力上げて貰おうと思って、アニメを少し見たら気に入ったから、本の方を読み聞かせてたんですよ。
デルトラのベルトに、魔物を倒して魔物に封印された（？）宝石を手に入れ、ベルトを完成させると、王になる資格がある、みたいな話で、宝石にはそれぞれ意味や能力があって、触れたりすると力が発揮されたり、あと何個だ？とか、今の能力はなんの石で、どの怪物からどうやって手に入れたでしょう？
とかクイズ出したりしながら読んでたんですけどねぇ……。
多少私の努力が報われたのか、たまたまなのか
『鋼の錬金術師』どストライク。
ずっと大人しく読んでました。
息子さん、お陰様でかわいい系から、少しボーイッシュになりました。
これ、意外と初っぱなから弟のアルが鎧になっちゃったり、お兄ちゃんは手足もげたり、キツいかな〜？
と思ったんですけど、大丈夫でしたね。
NARUTOのほうが、不思議みたいでした。
「お父さんとお母さんがいないだけで、なんで苛められるの？」
「人の心の中に、誰かを見下したい気持ちがあるから。そうする事で、自分が優位に立ってると思って、気分がいい人がいるから。でも、オマエはそうなるな。関係なく、話したければ話せば良いし、そいつが嫌いなら、話さなきゃ良い」
「わかんない」
「……父ちゃんに聞いてきてごらん？」
父ちゃんの反応。
物凄く面倒くさそう。
「人はそれを差別という。以上。後は自分で調べろ。辞書でも、パソコンでもタブレットでも。奴隷解放運動でも、ガンジーでも好きにしろ」
……
「あ、逃げた。自分で調べたり考えたりってするのが、思春期だと思ってた。目から鱗だな」
「面倒くさいんだろ？ 俺も映研（映画研究会）とか、吹奏楽部とか、嫌でたまらないのに辞めさせてもらえない野球部で忙しくて、あんまり何にも考えてなかった」
「……そんなものか？」
「男なんてそんな物だよ」
「確かに忙しそうにしてたよな。だから、あの時真理ちゃんの告白断ったんだな」
「ってか、そういう時間ないって……」
「でも返事書いてくれたよな。助かった。真理ちゃんいつも、すごい泣くから」
「記憶にない……ん？ 確か、プレゼントと手紙持ってきたヤツが、次の週かなんかに、レターセットとボールペン持ってきて、振るならふるで、一言書いてくれって言われたな。面倒くさいと思った記憶がある。年中男女問わずそーいうの頼まれてたよな？誰がだれ好きだとか、聞いてきてくれだの。ピゾウは色気無いもんな。存在感薄いし」
「うん。私は誰も好きじゃなさそうだし、美人でもないから、ライバルにはなり得ないし、男子からは口が固いと勝手に思われていたらしい。別に、言って回る程嫌なヤツになる気がなかったし、本当に言いたきゃ、そう頼んでくるか、自分で告白するだろうと思っていたから、頼まれた事以外は放置した。そのせいか頼みやすかったんじゃないのかな？ いちいち昼休み中に呼び出されたりするのは面倒だったけど……一番に嫌だったのは、手紙頼まれるのは構わないし、受け取ってもらえるかは分からないって言ってるのに、柔道部のくっさい部室で購買のパンおごられて、どうしても受け取って貰って、読んでもらいたいって、頼み込まれた時だ。あの時、周りがすごい面々だった所為か、格技棟に行く階段の手前で、声かけてくれたよな？購買に飲み物買いに来てたんだろうけど。『何処行くんだ？ 放課後部活出るのか？』って、そしたら、柔道部の先輩が『○○の大事な後輩に何もしないって、ちょっと頼み事。すぐ返すしー』って言ってたけど、放課後に、柔道部のヤツなんだったんだ？ って聞いてくれたから、嬉しかったな」
「記憶にない」
「うん。だろうと思った」
「だが、俺が購買で牛乳買うの、オピが柱の陰から見てたのは知ってる」
「あははは。いつもだったじゃん。先輩背が低いの気にしてるのかな？ 中間ぐらいだと思うけど。でも、私も牛乳飲もう、って真似してた」
そんなわけで、男子はあまり何にも考えてないと言う事で……。
息を潜めて、隙をうかがうのが正しい。
何しろ、真理ちゃんに頼まれて、プレゼント渡しに行って、一目惚れしたのですから。とんでもないミイラがミイラ取りです。
でも、忙しそうなのは一目瞭然。
自分のことで手一杯感漂ってる。
何年待てば良いかな……？
高校、島外に行っちゃわないと良いんだけど。
オピはそのテの勘の良さを、多分頼まれ物の成功度や、色々で分かっていたのでしょうね。
だから強かに待った。
同じバイトをしていても、気付かれないように頑張った！
ド根性です。
それで生まれた息子さんが、アレじゃぁな……。
（なんと罰当たりな）
その息子さんが、帰りたいとも言わず、大人しく椅子に座って待っているので、カラーをしてもらって、カットして貰ったのですが、切ってもらってる最中に、思わず爆睡。
だって、その人、私の逆毛にもめげずに、ギリギリまで上手に切ってくれるいい人で、しかも手が温かくて気持ちいいから、つい
旦那ちゃんの手って、男らしいって感じじゃないんですよね。
私の手が女らしくないように。
だって、初めて手を繋いだ時に、旦那ちゃんが驚いたようにこう言ったんですよ。
「びっくり。女の子の手って、もっと柔らかいんだと思ってたー。細くて白いけど、なんかゴツゴツしてるし、なんでタコあるの？」
「先輩。私、テナーサックスなんですけど……」
「首からヒモかけてるじゃん」
「ストラップはしてますけど、支えてるのは右手の親指ですよ？ くわえられないじゃないですか」
旦那ちゃんの方が、よっぽど手が柔らかいし、女の子みたいでしたね。
顔面も女顔ですけど。
目玉が落ちると、皆にからかわれる程に目が大きく、当時内田有○に似ていると、皆言ってましたね。
今では怪しいおっさんですが。
で、怪しいおっさんと、訳の分からない生き物のオピゾウが、来月追悼式典に出ます。
なので、髪も黒く染めて貰いました。
カラコンにもしてやろうと思っています。
ちょっとね、同じ被害者の同級生で、農家の息子がムカつくので、おめかしして行ってやろうかと思って。
何を血迷ったのか、高校時代に私に告白してきたので、思いっ切り振りました。しかもしつこいし。
先生や友達に頼んで、私を猟のウサギか何かのように追い込んできて、告白してきたやり方が気にくわなかった！！
すでに旦那ちゃんと付き合っていた上に、何処までやってるのかとか聴き出してくるのもゾッとしたし、別れてくれとか、どっちが告白したとか、根掘り葉掘り聞かれたし。
スゲェ嫌だった！！
なんか、従兄弟の子がソイツが卒業してからのことよく知ってて、いつも剣道の試合見に行くと、違う彼女連れていて、どういう人だよ？！ と思ったという話だった。
心底断って良かった。
遊ばれてお終いだ。
しかも顔が好みじゃない。
剣道が強くても嫌！
だいたい、保育園から一緒なのに、そんな感情湧くか？！
頭おかしいとしか思えない。
そういえば、保育園の頃、私を『雪女』と苛めてきた面子に入っていたような気がする。
あの頃は気が弱くて、年中男の子に泣かされてた。
長い髪を結ってたリボンを解かれて、返してもらえなかったり、お遊戯室の倉庫に閉じ込められたり、ピアノの陰に連れ込まれたり、良いことはなかった！！
小学校に上がる頃にはスカートをはかなくなったし、七五三までと母が怒るので我慢していた長い髪も、ばっさり切って、サッカーばっかりやり始めたっけ。
先日ソイツにちょっとしたことで、久し振りに連絡取ったら、ちょっと話しただけで、いきなり切りやがった！！
畜生！ ふざけるな！ 大事な話だっちゅーの！
オマエ莫迦だろう？！
だから嫌いなんだ。
一緒にクラス委員とか
やらされてたけど、結局最後まとめらえねぇし！！
苛められるかも。とかってビビるぐらいなら、押し付けられてもやるな！
今も、都合が悪いことから逃げてるんだろう？
多分、腹黒いヤツらに良いように丸め込まれて、
次に死ぬのはオマエの大事なお嫁さんと子供だ。
いい気味だ。
馬鹿め。
と、いうわけで、めいいっぱいおめかししていきます！
喪服が似合う体質で良かったわ。
初めて感謝しちゃう！
葬式に行くと何故かナンパされるんですよね。
最近は喪主だし、大丈夫なんですけど。
昔は会社の上司のお通夜にお香典置きに行っただけで、車で送るよとか知らない人に声かけられて、同じ会社の男の人が助けてくれなかったら、無理矢理車に乗せられそうだった。
頭おかしいわ。と、激しく思ったんですけど、なんか似合うとその人にも言われちゃいましたけどね。
寂しげな未亡人みたいだって。
それを20歳そこそこの人間に言うか？！
と思ったんですけどね。
さ〜て、違う意味で気合い入りまあすね。
頑張っていこー！！
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