今日もお読みいただきまして
ありがとうございます。
突然ですが
リングが外れず、
焦ったことってありますか？
今日は万が一の時のための
予備知識をご紹介します。
使わないジュエリーを
洗練されたデザインに変える。
リメイクジュエリーデザイナー清水裕子です。
こちらすべて、リメイクジュエリー♡
どうしてもリングが外れない！
全く使っていない
立派な婚約指輪のリメイクを
ご依頼くださったお客様
立派なダイヤの婚約指輪。保存状態もとっても綺麗。
デザインも決まり
大切な婚約指輪もお預かりした時
「これも地金の材料にします！」
と言われたのは
つけていられた結婚指輪。
「ずっとしていて、抜けないんです」
「清水さんに会うまでに
何とか抜けないかチャレンジし続けたのですが
どうしても抜けなくて・・・」
なんとこのためにだいぶ前から
外す準備をしてくださっていたのです。
でも、取れない・・・・
関節までいけば外せそうなのですが、、無理はしたくない。。
そのまま消防署へ
以前、リングが外せない場合
最終手段として
消防署でとってもらえると
お話したことを
覚えていてくださって
「このまま時間が大丈夫だったら
消防署へ行って、取ります！」
と、男前の判断をされたお客様。
念の為に消防署に
「指輪が抜けないのですが
とってもらうことはできますか？」と
電話で問い合わせたところ
「できますよ〜今からでも大丈夫ですよ！」
あっさり承諾されたので
お客様と
少し緊張しながら消防署へ。
シーンとした事務所内の
長机と椅子がある
スペースに通されました。
お客様が書類に必要事項を記入し
署員さんが
小ぶりの手動リングカッターを
取り出して指に装着。
少しづつリングをカットする
作業が始まりました。
丸い部分が刃となっていて、これを回しながらカットします
「厚みがあるリングなので少し時間がかかります」
とのことでしたが
10分〜15分程度で
完全にリングは切断されました。
最後はその切断面から
輪っかにしたワイヤーを２本入れ
左右に引っ張ると
ぐぐぐっとリングが広がり
リングは無事に外れ
「おおおーっ！」と歓声が！
時間にしてわずか
20分程度のことでしたが
貴重な経験をさせていただきました。
下が消防署で外したリング。
上は長くご愛用し続け外的要因で歪んでしまったリング。
そして１ヶ月後
お客様のリングは
一見シンプルに見えますが
側面にダイヤを入れた
普段にも使っていただける
リングにリメイクされ
今では外出の際は常に
お使いいただくものとなりました。
外したリングをまた使いたい場合は？
今回は
リメイクの地金材料にするため
再生をする必要はなかったのですが
再びそのリングを使いたい場合は
まずはそのリングのことを
一番よくわかってる
購入店へ行くことをお勧めします。
リング全体に
ダイヤや模様が入っている場合
完全に同じ状態に
戻らないこともありますが
そのあたりはお店の方にご相談くださいね。
リングを外さないといけない場面
最後に
必ずリングを外さないといけない場面は
手術をする時。
友人の助産師さんが
教えてくれたのは
帝王切開をされる妊婦さんを
消防署にお連れしたことがあるそうです。
妊娠中は浮腫みやすいので
指輪が外れるかどうか
普段から要チェックだそう。
サイズが合うものをつけよう
とてもシンプルな
婚約指輪の場合
ずっとつけっぱなしという方も
いらっしゃいます。
ただ体の変化で
指のサイズも日々変わるので
時々着脱できるか
確認することをお勧めしています。
長く最適なサイズで
美しくジュエリーを身につけよう。
ジュエリーデザイナー
清水 裕子
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