企業や個人が海外で得た収益の課税逃れを防ぐため、租税条約などに基づき2010年度中に国税庁が海外の税務当局に要請した情報交換の件数は646件に上り、09年度(315件)から倍増したことが17日、同庁のまとめで分かった。

情報交換の効果で、過去10年間に約850億円の申告漏れを発見したという。情報交換の実績が公表されるのは初めて。

(11月18日付、日本経済新聞より)


アメーバ 租税回避スキームの封じ込み?


アメーバゴルゴ13の報酬受取り口座は変更に?


上記のブログにも書いたように、現在、日本の国税局はタックスヘイブン(租税回避地)で有名なケイマン諸島などの国・地域の当局と連携を進めており、情報交換の件数が増加傾向にあるそうです。

国税庁が依頼すると、現地の税務当局が銀行調査などを行い、日本人や日本企業の預金口座の残高や出入金状況を報告してもらっている。

海外の預金や株式購入で利子や配当が発生した場合は、国税庁の依頼が無くても現地の税務当局から定期的に情報提供される仕組みがあり、10年度中は約12万3千件の情報が寄せられている。

このような手段で、海外で資産運用していた富裕層が運用益を申告していなかったケースが発覚したそうです。


急激な円高 右矢印 企業の競争力低下・産業の空洞化

        左下矢印

国力の低下 右矢印円安リスク


財政破綻リスク 右矢印 国債暴落リスク・増税リスク


震災・原発リスク 右矢印 不動産の値下がり


このような「ジャパンリスク」を避けるため、富裕層は資産移転を考えているもしくは既に行なっているという話をよく耳にするようになりました。


海外口座の開設など以前に比べ容易にできるようになった一方、国税局側の海外資産の監視も以前に比べ容易になってきたということなのでしょうか?


海外で資産運用されている方、

     くれぐれも申告漏れのないように...。




ドイツで来年1月に導入される家族介護期間制度。
この制度は、最長2年間、仕事時間を50%減らしても、給料は75%を会社から受け取れる。
介護を終えた2年後、フルタイムで仕事に復帰したときは、しばらくは75%の給料で我慢する。
つまり介護をしている間は一定の給料を保証するために給料を前借りし、その後は労働で会社にもらいすぎた給料を返金する仕組みのようです。

でも何故このような制度を導入しなければならないのか?
ドイツも日本のように高齢化が急速に進んでいるようです。
目下、約250万人に介護保険が適用されており、このうちの約170万人が自宅で家族の介護を受けているとのこと。
介護をする家族は8割が仕事を持っていて、仕事と介護の両立は容易ではなく、遂にこの制度が必要となったようです。

先日TVで生活保護受給者の特集がされていました。
その方(独身男性)は40代の時、年収一千万円でバリバリ仕事に邁進していました。
ところが、父親の突然の入院そして寝たきり。
一時は仕事と介護を両立しておりましたが、やはり最後は介護のために仕事を辞めなくてはいけなくなりました。
介護の間、収入は0円となり今までの貯金を取り崩し生活していましたが、父親が他界したときは貯金も0円となってしまいました。
そして現在(50代後半)、仕事をしたくても年齢の壁などで仕事を得ることもできず、生活保護受給者となっている状態だそうです。

先日、厚生労働省は今年7月の生活保護受給者は205万495人で戦後の混乱期を上回ると発表しました。
見逃せないのは、その受給者で仕事があれば働ける現役世代の増加です。
前述した方のような、介護のため今までのキャリアを捨てなくてはならない人がどれだけいるのでしょうか?

今後、高齢化がどんどん進んでいく日本。
ドイツのような
家族介護期間制度(この制度がベストだとは思いませんが)、もしくは企業の積極的な『ライフ・ワーク・バランスの取り組みなど色々な対策を取っていかないと、生活保護の増加に歯止めが効かなくなる状況になってしまうかもせれません。


音譜そんなの関税ねえ、 

       そんなの関税ねえ、

              はい、TPP音譜


とネット上でこんなダジャレが流行っている中、ついに野田首相はTPPについて「交渉参加に向けて関係国と協議に入る。」と表明しました。


国論を二分しているこの大きな問題。


自分の利益だけを守るのではなく、日本の未来のために政治家・官僚には頑張ってもらいたいものです。


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「一俵の重み」から


「かつてコメは日本人しか食べないから輸出できないと言われていました。コスト的な問題もあります。しかし、中国、インドが経済大国になろうとしているのです。聞けば中国は年収一億円以上の富裕層が五百万人以上いるとか。一千万円以上となると一億人に達するというデータもあります。」


「豊かになった中国、インド、そしてベトナムの富裕層はいずれ、自国のコメの味では満足できなくなる。日本のコメを一度食べてみたら病みつきになるのは、間違いありません。実際、我が部署が上海と北京で、ご飯の試食テストをしたら、絶賛されました。日本の輸出を自動車と家電製品だけに頼っていてはダメです。次世代の輸出の主力は、農作物、いえコメなんです。」


「食料自給率が40%を割り込みそうな今、輸出という発想が理解できませんが」


.....


「本当の意味で、この国の食料がなくなるかも知れないという時に備えるためですよ」


「輸出できるほど良質な米を大量生産すれば、不測の事態にも備えることができます。つまり、先生方がご心配されている食料安全保障問題も解決するわけです。たとえ輸入が止まったとしても、輸出用のコメを国内に回せばいいわけですから。しかも供給過剰問題も一挙解決することになる。私は、そう確信しております」



守りの考えも重要ですが、時代に合った攻めの考えも必要だと思います。