音譜そんなの関税ねえ、 

       そんなの関税ねえ、

              はい、TPP音譜


とネット上でこんなダジャレが流行っている中、ついに野田首相はTPPについて「交渉参加に向けて関係国と協議に入る。」と表明しました。


国論を二分しているこの大きな問題。


自分の利益だけを守るのではなく、日本の未来のために政治家・官僚には頑張ってもらいたいものです。


プライド/真山 仁
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プライド 真山仁

「一俵の重み」から


「かつてコメは日本人しか食べないから輸出できないと言われていました。コスト的な問題もあります。しかし、中国、インドが経済大国になろうとしているのです。聞けば中国は年収一億円以上の富裕層が五百万人以上いるとか。一千万円以上となると一億人に達するというデータもあります。」


「豊かになった中国、インド、そしてベトナムの富裕層はいずれ、自国のコメの味では満足できなくなる。日本のコメを一度食べてみたら病みつきになるのは、間違いありません。実際、我が部署が上海と北京で、ご飯の試食テストをしたら、絶賛されました。日本の輸出を自動車と家電製品だけに頼っていてはダメです。次世代の輸出の主力は、農作物、いえコメなんです。」


「食料自給率が40%を割り込みそうな今、輸出という発想が理解できませんが」


.....


「本当の意味で、この国の食料がなくなるかも知れないという時に備えるためですよ」


「輸出できるほど良質な米を大量生産すれば、不測の事態にも備えることができます。つまり、先生方がご心配されている食料安全保障問題も解決するわけです。たとえ輸入が止まったとしても、輸出用のコメを国内に回せばいいわけですから。しかも供給過剰問題も一挙解決することになる。私は、そう確信しております」



守りの考えも重要ですが、時代に合った攻めの考えも必要だと思います。