つながっているのかな | シンプルライフ@Tokyo

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こどもとの日々。おうち遊びのキロク。

先日、初めて、サピックスの入室テストを受けました。その結果が戻ってきたのですが、それを見て、ふと考えるところがありました。

 

算数なのですが、今回のテストは大問3問構成で、大問1はオーソドックスな典型問題、大問2が複雑な条件整理を必要とする推理の問題、大問3が平面図形でした。

 

大問1は全部できていました。娘は2月から算数塾に通っていて、そちらはいわゆる典型的な問題を中心に進める塾なので、大問1が全部できたのは算数塾のおかげが大きいと思います。大問3は最後の2問が間違えていました。ただどちらも惜しい間違いで、平面図形については幼少期にやっていたピグマリオンのおかげかなと思います。

 

私が考えさせられたのが大問2。順を追って思考を整理して進めていかないと解けない問題です。それが、娘は全部できていました。この手の問題は算数塾でも家でもやっていない問題です。そして半年前の娘なら条件整理が面倒で投げ出していたと思われる問題です。それが全問正解。ふと、ここで疑問に思い、考えることになりました。この手の問題をやったわけではないのに、なぜ娘はできるようになったんだろうか。

 

以下、素人考えなので話半分で書きます。

 

この半年で変わったことで思いつくのは、娘が一人で行動するようになったことです。土曜日はプールとピアノの後は何も予定がないので、娘は学校の校庭開放、公園、児童館、図書館で過ごしていて、そこに行けばたいてい学校のお友達に会えます。そうなると私はバイバイ。子ども達だけで遊びます。校庭から児童館に移動したり、そこから図書館へ行ったり。キッズ携帯を持たせているので場所を変えるときは私に電話かメールがきます。あと少しのお金を持たせるときもあり、そういうときはコンビニでお菓子を買ったりしています(一応、買っていい?とこれも電話かメールがきます)。要は、土曜日の午後をどこでどのように過ごすか、子ども達だけで決めて行動しています(おかげで私はフリータイムが増えてこうしてブログを更新できるわけです照れ)。ちなみに、幼児期にお受験を考えたこともありましたが、週末、外に出れば学校のお友達に会うことが多くて、会えばそのまま遊びに流れる娘を見ていると、娘のような社交的な子は近くの小学校にかなりアドバンテージがあるなと思いました(一方、昨年はクラス崩壊、先生も酷かったので表裏一体ですが・苦笑)

 

さて、このような過ごし方をするようになってから、娘の状況把握能力や判断力、先を見通す力がすごく伸びたなと感じています。先ほども携帯に電話があり、「雨が降りそうだから公園から児童館に移動しようか迷ってるの。ママ、雨が降るかどうかパソコンで調べてくれない?」と聞いてきました(笑)。後ろに聞こえるのはお友達の声。どうしたらお友達と楽しく遊べるのか、相当頭を使っているように思います。

 

もしかしたら、こういうことがつながっているのではないかなと思いました。そのときの状況を見て、先を予測して、自分で判断すること。そのような日常生活での広がりと深さが、大問2のような条件整理が必要な問題への向き合い方に影響しているような、そんな気がしたのでブログに書いてみました。

 

これだけが理由ではないですが、今はもっともっとこういう時間を確保してあげたいなと思いました。サピックスに入るのであれば土曜日の午後になりそうですが、こういう時間が減ってしまうのはもしかしたら逆効果だったりしてと思ったりもしています(どちらにしろ今回は入室を見送りました)。

 

そして大問2が全部できていたのも大きいのでしょう。算数の偏差値は70台。今回は既にサピックスに通っている子が受けているのと同じテストです。そうなるとますます今から入塾する意味が見い出せなかったりします(もはや都心校舎の場合、席をキープするためというのが一番の理由でしょうが滝汗

 

綺麗ごとを書くつもりはないですし、大問1が全問正解だったのは算数塾で典型題をやっているのも要因なので、そこも含めて考えないといけないことは理解しています。ただ、子どもの力が伸びる要因は、塾や机上の勉強だけではないことをあらためて実感し、特に低学年については貴重な時間をどういう方向に向けるのか、もっと親が注意して考えないといけないなと思いました。偉そうにあれこれ書いてすみません。

 

とここまで書いたらまた娘から電話が。「今から○○ちゃんを家に連れて行っていい?」と。お友達のことが大好きな娘はこの流れで過去に何人も家に連れてきています(苦笑)。ただ最初の頃は私にも相手の親御さんにも許可なく連れてきたので注意しました。ということで、今から急いで部屋のお掃除です照れ