月夜の鴉~劇団炎舞さん | かんなづきさんのブログ

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だんだん春めいてきたかな思っているうちに

一気に初夏になりますね

四季のある暮らしは安らぎます

生まれた国が日本だというだけ

国ガチャやと言われますけどありがたい事です

清潔と秩序

これにつきます

自分に出来る事をやって今の境遇の恩返しとしていきます


ところで仕事があるのもありがたいとはいえ

ワタシの職場は

人員削減やスタッフの病欠でえらい事になっています

忙しすぎる

癒しはやはり劇場通い

疲れて足がだるくても行きます

本日は月夜の鴉

これは好きなお芝居で楽しみにしていました

炎鷹座長の男らしい役最高です


しぐれの徳七こと徳さんは今は真面目に働いていて

お店のお嬢さんお糸と縁談もでている

お店の先輩清之助は 病のおっかさんがおり

徳七は清さんの盗みの罪を被って去っていくのです


数年振りに徳七が帰ってくると店は荒れ放題

お糸と清さんは夫婦になってたけど清さんは博打を止めていず

お糸は幸せそうではなかった

かつての番頭はお糸にずっと邪心を抱いており

企みを図って夫婦を苦しめにかかるのでした

鯉名の銀平の様なストーリー展開ですね


お糸役もみじちゃんが徳七と清之助へのそれぞれの想いの機微を熱演

悪辣な番頭役鷹士くんも上手い

徳七への屈折した気持ちを抱いた小心な清之助は光鷹くんで実に成りきってた

お糸は徳七の事をずっと好きなはずなのに

清之助の事を捨てる事は出来ないでいるのでした

多分ね


ラストがまた印象的

徳七はお土産として持って来たという

上州名物秩父縞の反物というのを投げて拡げ

これで清之助に着物を誂えてやってとお糸に言葉を掛けて去って行こうとするけど

お糸は反物の端を掴んで涙ながらに引っ張るんですよね

藤田まことさんの月がわらってらぁ

がバックに流れてて花道を去る徳七を演じる炎鷹座長は抜群にカッコいいのでした

こういったお芝居大好きすぎる

今日も見応えある観劇の時間でした

舞踊ショーラストは祭りだワッショイで賑やかで楽しかったです

炎鷹座長いつもありがとうございます

後半

2代目橘魅乃瑠座長のゲストあるから

嬉しい限りです