かんなづきさんのブログ

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大好きな大衆演劇の事 大好きな読書の事
仕事や健康 日々の出来事など

荒神山の戦いのその後の物語で
嵐瞳劇では
瞳太郎座長が長吉と清水次郎長ふたやくです
今日は姫川竜之助氏は不在で残念
神戸の長吉が荒神山へ行かなかったのは
逃げたのでなく吉良の仁吉が
長吉に生きて親孝行させようと
酒に酔った長吉を拘束し行かせなかった為
です
それを知った次郎長はすまなかったと頭を垂れるのでした
口上で瞳太郎座長の解説が蘊蓄あるんよね
何が言いたいかというと
清水次郎長は仁吉の思いを踏みにじってしまったと嘆き
また
次郎長ほどの親分がちゃんと悔いて長吉の母親に頭を下げる潔さ
といった見所を語る瞳太郎座長でした

変わらないお芝居愛です

また
神戸の長吉は実在の人物だけど

荒神山には実際にはちゃんと行ったのだとか語られた

学びになりますね

長吉の母親おくに役に葉山京香さんさすが良かったです

楽屋も忙しいでしょうに今月お芝居も出演されていて嬉しす

長吉は結局責められる辛さに自害してしまってる

歯をくいしばって生き抜いて仁吉の気持ちに答え母親孝行できたら良かったなあ


瞳太郎座長も輝那くんも今日もありがとうございました

昨日のお芝居日陰の女
はなかなか衝撃でした
この時代の
貧困とか職業の貴賤や身分差別
いろんな問題が見えて切ないです

そんな中での家族の絆の尊さをしみじみ感じました


ところで

女郎に身を落とした娘が帰郷してくるけど村八分にあう

同じような設定のお芝居である春陽座の名作お千代物語があるんだけど

大好きな春陽座は実質解散

お千代物語もう観れないかもおもったら涙ぐんできました



本日は暖かい1日で有難いです
お外題は
浅草三人兄弟
盗人の三人のうち
足抜けし堅気になった弟分のところへ一番の兄貴がたかりにくる
それを姉貴分が助けるお話
親分はやっつけましたが自分も命を落としてしまいます

めっちゃよくあるシチュエーションで似たお芝居あるしやはり観劇は楽しい

色々違ってそれぞれ見応えありますね


悪役の親分立花金五郎を座長
堅気になったきちまつを白猿
姉貴分おはんを阿国演じました

劇団あやめの皆様わかりやすい綺麗な台詞と演技
見事な間合い
ちょっと笑いとる所のバランスも的確

下らないおふざけはなし

つくづく上手いです
最後おはんが息を引き取る場面
末期の水が飲みたい
きちまつが汲んできた柄杓を咥え意識が遠退いていくおはん
阿国迫真の演技でした
宇崎竜童さんの紅蓮が流れる中

こと切れて逝きました


今日も楽しかった舞台です

ラストショーは五人花魁

それぞれのイメージぴったりの花魁の衣装できらびやかでした

夜の部は弁天座で観劇しました

お外題は日陰の女


配役です
妹おちよ…阿国
兄ゲン…猿之助座長
母親おしげ…千鳥
庄屋と伊勢屋信次郎ふた役…白猿
ヨタ…ひよこ

ゲンの借金返済のため身売りしていた妹のおちよは帰郷してくる
酒乱の兄貴ゲンは自分のせいとは知らないので
苦界に身を沈めたおちよを忌み嫌う態度をとりますが
母親おしげは薄幸な娘をいたわり慈しむのです
またおちよは実は
伊勢屋若旦那の子供を身籠っており身分ちがいの恋を諦めるつもりで帰ってきたのでした
そこへ白猿演じる若旦那がおちよに会いに来るのです

よくある設定やし
新川劇団の名作の絆
とほぼ同じ物語でしたが
後半の演出が違いました
新川劇団では
兄と妹と両親
確執と葛藤や和解の表現は見事な無言劇でした

本日の日陰の女では
座長と阿国
母親役千鳥の丁寧な演技と語りによる長台詞での場面で構成してて圧巻でした
猿之助座長の妹を思いやりながらも屈折した心情の吐露が素晴らしかったです
五木ひろしさん追憶
が丸々流れて
悪人の出てこない温かみのある名作でして泣けました
やはり劇団あやめのお芝居は好きです
最高の五人やと思います