かんなづきさんのブログ

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大好きな大衆演劇の事 大好きな読書の事
仕事や健康 日々の出来事など

7月も楽しく観劇しています
健康は有難いね
仕事が終わったら身体がだるくて足も重いし辛いけど元気を求めて

行きたい場所に行っちゃいます

心温まる春駒さんのお芝居は癒し
大吉祭でお芝居は戻り橋でした

生き別れた母と息子を演じる

風雅さんと大吉座長
とても良かったです
本日大吉祭という事で普段にも増して

優雅であり凛々しくもありの大吉座長の舞踊の数々を観れました

2代目美波大吉座長の幅広い演技力にいつも感嘆します

勿論劇団の誰が欠けても駄目なのですが

送り出しも含め

皆様の終始温かみのある雰囲気は和みます

昨日南條すすむ総大将と

とと丸くんが楽屋に来られたお話を今日もされました

舞踊ショーでは客席に来られ

盛り上げて下さりまして

楽しかったな


市川ひと丸劇団で刺青奇偶を上演するのに

切り株を梅南座に借りてたの返しに来たとの事

仲良しでいらっしゃいます

アットホームでしかもお芝居に秀でで

圧倒的な存在感を持つお父様と芸達者なお母様と

若く前途有望な息子達というのも似ています


ご無沙汰をお詫び

演舞館は尼崎からバスなのでね

近場優先の7月でした

本日は前後編のお芝居のみ

舞踊ショーなしの構成ですと

劇団のタペストリーは取り払い星天座館内に全てプロジェクターによる映像が写し出されます

星天座は元々プラネタリウムを摸した真っ黒な館内なので

この為に誂えた如しの舞台となりました

お芝居あらすじは花火職人と

支える病い持ちの妻の話

残菊物語を彷彿とさせる様な内容です

最後
素晴らしい花火を打ち上げるけどその中
ひっそり妻は息を引き取っていく

悲恋のお話です

お芝居進行につれて

江戸の町並みや茜色の夕焼けの風景などの映像が
壁にも天井にも写し出され本当に美しかった

圧巻のラスト劇場内全てに映える花火の映像は

三代目J Soul Brothersの花火

米津元帥の打上花火が立て続けに流れる中

最高に胸が切なかったです

去年このお芝居京橋で見ていて仕事の疲れで居眠りしてしまったんですが本日はしっかり観ました


西成に出没する大衆演劇のお芝居好きなおじさん達が絶対に観に行かないであろう見海堂劇団

ワタシも生態的には西成のそちら側の人間ですが

ジャンルが別と考えればみんな違ってみんないい

柔軟に素直に楽しみに観劇していきます


体調回復した遥座長

お芝居も舞踊ショーも絶好調

遥座長渾身の定次郎でした


本日のお芝居は釣り忍

大吉座長の女形お芝居でおはん役演じます

春駒版では

定次郎は呉服問屋の越前屋を出た後おはんと出逢い

魚屋になってちゃんと働いてる設定


越前屋から定次郎を迎えに来た義兄佐太郎役は春駒総座長

初盤から見せ場でして

おはんと佐太郎それぞれの言い分と心情が迫る名場面でした

それから

おはんと定次郎の決別のシーンへとそのまま目が離せず

定次郎は自分にはおはんとの生活がある

勝手にはさせないと越前屋に乗り込んでいきました

おはんは別れる決心は決めてて

ここはLOVELOVE LOVE と定番恋ものがたり流れて大吉座長の悲しい見せ場で泣けました


越前屋のお座敷

御本家様は怒って帰ってしまった設定にて登場なし

佐太郎と定次郎と母親役風雅さんだけの真面目な進行です

本日の釣り忍では佐太郎と実母との気持ちが意固地に行き違っている様子がよく表現されていた

結局二度の勘当を貰いおはんの元へ帰ってきた定次郎


冒頭書きましたが

男らしい意地を貫く定次郎が描かれてて

遥座長全開な感じ

カッコよかったです


口上で春駒総座長が仰有っていましたが

人物の立場違えて観る事で違って見える釣り忍

春駒の皆様の生きた演技があるからこそ気持ちが

入り込めるのでした

今日も良いお芝居を見せて頂けました