今夜、買い物から帰って下で猫にご飯を用意してたら、今年になって誰だか知らないが、とんでもないところに駐輪するようになった人がいてね。
その持ち主が、丁度私の後に外から戻ってきたんで、
いい加減7台もの放置自転車が溢れかえっているアパート。置くところないからここに置いたんだろうが、又誰がここへと思っていたんだよ。
実は先日の火曜日の朝、時間は8時前後の事。慌てた様子でアパート下に止めてある車と壁の間を、一目散にこの自転車のところまでやって来た若い男がいた。
私よりも遥かに高い身長で、多分175センチはあったと思うその男は、肩幅もあり…がたいのよい25〜27.8歳かなと思うよな若造で、無言で慌てて自転車に跨ると、上の写真のような自転車と自転車の間をすり抜けるようにして出てきたのだが、なんせ体の大きな男…
太っているほどではないが、仕事に行く時間に遅れそうな感じで、バタバタと跨ったまま写真向かって右手の自転車の籠部分にぶち当たりながら、その時ハンドルが大きくかたむいたまま、ちらりとそちらの方を見ながらも、結局その人は自転車をおりて直していくこともせずに、そのまま今度は私と狭い通路の間を通ろうとして、それが無理だとわかると…
出勤して車が出ていたあとを、スピード上げて通り抜けると大きな道へ出る狭い路地を走って消えていったのだ。
この流れをそばで見ていた私は、他人の自転車のハンドルの方向を曲げて、そのまま出ていった男の行動に、これは自分の自転車も同じことやられるなと、そしてその度にハンドルを直して乗ることになるんだなと、その事に不愉快さを覚えていたのだ。
実際昨日は午後に出かけて帰宅したのは暗くなってからで、その時はもう相手の自転車は元の位置に帰っていたので、その不愉快な思いをすることはなかったのだが、今日午後に出かけようとして自転車のもとまで行ってみると、やはり大きくありえない方向へとハンドルが傾いていて、こんな事は長く住んでもあり得なかったことと、やはりあの男がまたやっていったのだろうとして、これはなんとか口頭で注意するしかないかと、夕方暗くなって帰った時に相手の自転車がなかったので、そのまま帰宅するだろうかと猫のご飯の用意をしながら待っていたのだよ。
そうしたら、私の後さほど時間がかからないほどに、すぐ戻ってきたんだ。
で、男を呼び止めて…
このアパートの方ですか?
何号室ですかと尋ねたわけ…、
私が矢継ぎ早に呼び止めた理由を言って、この間ここで見ていたけどその後も同じことがあって、何故ぶち当たってハンドルの方向を大きく曲げたのならば、もとにもどしてもらえないのか、せめてそれくらいしてもらいたい…
でないとこちらも不愉快な思いをしたまま毎日それを直して乗ることになるしと、
そうしたらこの時目の前にいたこの男子が、
「えっ、僕ですか?」
って、不思議な顔をして私を見ながら、全く話しが読めていないような表情をされて、
実は私にも違和感があったんですよね。
私が朝見た人は、長身は先ほども書いたような風貌の人で、髪は長めでセミロング的な…、髪は耳から下はウェイビーヘアーで、頭のトップは黒…でも耳から下のウェイビー部分は茶色と、染めていたんだよ。
今夜見た人と同じ黒の上下で黒の上着を着ていたけど、あからさまに側に立っても身長の高さが違うのだ。
さっきの人は身長を聞くと、165センチほどだとのことで、やはり側で見ても見上げるほどではない。
じゃ、あの朝貴方の自転車に乗ってた人はと聞くと、友達でも知り合いでもなくて全く覚えがないというのだよ。
えっ、でも鍵を外して自転車に乗って行ったとすれば、やはりそうゆうことができる人ではと…、
しかし覚えがないとのことで、しかもこの方以前はもう少し髪があったのに、今は野球少年くらいに短く切っていて、例えばあの朝のあとに切ったとしても、それでもやはり身長が違うし、ここに来てもう1つの謎が残ったのだよ。
この自転車の側に落とされて放置されている黒いチェーン状の自転車の鍵。
この写真は私が出かける時に撮影したものだが、その前の夜の写真は昨夜日付変わっての深夜3時台。この時こんな鍵はかけられていないし、このような鍵をつけたものは、この周辺にはなかったのだよ。
仮にもし、この持ち主が自分の自転車につけていたとしても、鍵は本人が持っているはずで、それをわざわざチェーン部分を、ワイヤーなどを切るようなものでカットして放置していくなんて、やはりありえないよなって…、
この鍵のことは、さっきの男子に聞くこともなかったのだが、ますます私があの朝見た男のことも気になって、それは一体どこの誰なのかと思ったわけです。
この落とされたチェーン状の鍵。
ブログ1枚目の写真はもっと数日前なんだが、やはり足元に落ちてないでしょ…それが急に昨日の午後にここに落ちていたってことは、何を意味しているのか。
この真新しく見えた自転車は、本人によれば今年1月4日に買ったばかりだとのこと。
確かにこの正月からここに止められていることは、私も確認している。
私は正月休みで、誰かの部屋に遊びに来てる人のものか…
若い女の子の一人暮らしの部屋に、転がり込んだ彼氏のものかなと想像したわけよ。
ですが、そんな彼氏の姿を確認したことはなくて、何よりもあの目立つ風貌の男を、このアパートで見た記憶もなくて、考えている内に…
以前もあったことなんだが、向かいの関係ないアパートの人間が、何故かうちの敷地内に勝手に止めに来るとした行為。
いい加減自転車で溢れかえってるのに、そんなの許したらそれ以降も好き勝手されると思い。
これはもうはっきりさせるべきだと、注意も兼ねて今夜持ち主に声をかけたんだよ。
それなのに 何のこと?
てな顔されて、
この男子がわざわざ小言を聞きたくなくて、うそぶいたとしてもだ。
この彼も既にここには5年ほどは前から住んでいて、うちのアパートは長く住む人が多くて、元々車を持っていて1階に止めている人で、仕事は車…買い物程度に自転車を使おうかといった人。
今更嘘をついて、そんな朝見たような男は知らないなんて、嘘や誤魔化しをする必要もないし、話してみればそこまであくどい人間とは思えない。
それに以前は駐車場で出会っても、あちらから
「あっ、こんにちわ」と挨拶をしてきたくらいの人。
そんなやな奴とも思えず、ますますもってあの朝の男は誰よと謎が残されてしまったのですよ。
この男子が男友達と同居してる?
いやいやいや、彼の部屋は丁度駐車場の真上の部屋。その下には3台の車を止められるスペースがあるだけなんだが、壁の薄さと音や声が響きやすい建物だけに、彼の部屋の床を踏む音や室内の仕切りの扉の開閉の音なども、自転車の側にいてもはっきり聞こえてくる。
なのでそこに他の人がいるとしたような様子も伺えない。
そうなりゃ、何か嘘や誤魔化しをしても何の特にもならない、むしろ自分が怒られることを他者になすりつけることはできても、それならばあれは僕の友人です…とでも言えば済む話で、それもしないでわからない…、
基本自分が乗るだけで、仕事は車で行っているのでと言って、この場所に止めたままなのだという。と言っても今年4日からのこと…、
話せば意外に大人しく素直な人間だとわかるのだが、その人が嘘を言っても何かいいことあるかなな話で、
結局最後に残るはあの朝の男は何者だったんだとした事だ。
何かあればすぐさま倒れることもあるやもしれない、何よりこの側を荷物を持って私も通るし他の方も通る。
どうしてこんな止め方をしたがるのか、私も理解に苦しむのだが…
こうゆう人は何言われても何があっても平気なんだろうなと、なんで私は自分が不意に当たって倒したりしないためにもと、毎回もっと壁側に近づけて止めてハンドルもベランダの壁側にくっつけて置き直すんだよ。
それをまたあの朝会った男が、自転車に跨った状態で籠にあたってハンドルを同じくらいに曲げていった。
一度は振り返り、直していくのかと思ったのだが、結局そのまま「まっいいか…」てな感じで平気な顔して出ていったこと。
まっ、いいかじゃないんだよ…、
それの積み重ねで最後は倒していくんかと、
しまりのない常識の中に、腹立たしさも募り文句のひとつもと思ったのだが、さてあの時の男はどこへ行ったのか?
夜にはちゃんとこの場所に自転車は戻されていて、朝8時前後に出かけて夕刻5時には確実に戻っているとしたことで、この人は寄り道もせずに仕事と家の往復で真面目に帰宅する人なんだなと…、でも実際は関係ない人が勝手に乗っていたかもしれないとしたこと。
だとしても、今月4日に買ったばかりの自転車に、何故目をつけて乗っていくのか?
やはり今夜の男子が知らない人だと嘘をついていたのか?
それともあれは日中に見た幽霊か?(笑)
ちょっと気になったので、明日朝その時刻に駐輪場で待ってみようと思う。
正体を突き止めたいと思わないか諸君
出てくるかな?
まっ、いつかは近い内に会えるやもしれない。