サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

土佐の脱藩歴女が、いろんな歴史の旅と日常を綴ります。
 過去ログの(1564nhのブログ)では、本当に沢山の歴史を公開しています! 自分で書いておいて改めてへぇ~・・・なブログも、お時間ありましたら見てみて・・・・!!

正統派歴女いざ参る!

9月初めの1作として劇場に足を運んできたのは、ウインク

 

近頃話題の制作会社「A24」による話題の異世界映画で、映画冒頭から突然わけのわからない姿の見えない人間が、何かに追われて逃げ惑い自分と共にそこにいたはずの人間達(仲間)を求めるといった。

ちょっとドキドキなシーンから始まります。

 

 

この映画・・・・去年の8月に公開された日本映画。

「8番出口」という日本の地下鉄通路という場所を異世界にした作品と似ているところがあるなと思った。

8番では・・・異変を見つけたら引き返す見つけられなかったら引き返さないというルールが存在したが、そしてそれを守った者だけが8番出口に到達できて自由になれるという。

 

 

さて、この私が見たバックルームズとは・・・・

 

 

とある町のとある1軒の家具店が舞台。

時代も1990年代にさかのぼる。

 

内部は広々とした倉庫内のような展示室に、それぞれのテーマを持たせたような形で置かれた家具たち。

その店の店主である男は、ある日偶然自分の店の地下に不思議な出入り口を見つける。向こう側から漏れてくる明かりに導かれて、思わず向こう側へと入る男だが、そこはどこか自分の店の作りと似たような部屋で、まずそこに店内に置いてあるような家具が山積みとなって置かれていた。男はどうゆうことだとその家具を取り出そうとするのだが、何故かうまくいかない。

 

 

奥の方で何かの異変を感じて部屋の外へと進む男。

 

 

見えたのは目の前の廊下の先に立つ影?

何かをひとりでしゃべっているその者に声をかけるも応答はない。

恐る恐る近づいていけば、それは単なる宣伝用の張りぼてな人間の看板だった。どこか安堵しながらも、何がどうなっているんだと彼はそれ以後その世界を探るのだが、

 

別の日に自分の所で店の宣伝用の撮影などを手伝わせていた若い男女を呼び出し。その二人を連れてこの不思議な世界へと入って行く。

 

 

まだ探れていない部屋がある。

 

 

ひとりでは回り切れない場所もあるといって、それぞれにロープを縛りつけてまず若い男の子に、先細くなった坂のような場所に下りてもらうことにした。その先で何が見え何が待っているのか・・・・

 

 

その後彼らを襲う悲劇は、久々に見るホラー要素満載のシーンだ。

ここまで出てきた男女の女の子の姿が、デビュー間もない頃ののだめな女の子上野樹里に、どこか雰囲気が似ているなと思ったのは私だけかな?吹替え版だと余計そう思ったんだけど・・・・にひひ

 

 

映画の中では家具店の店主が心療内科のような場所で、画像の女性にカウンセリングを受けている姿も映る。

 

実はこのカウンセラーの女性にも何か問題がありそうなのだが、そこのところはあまりはっきりとした謎解きはされていないと思った。

彼女も幼い頃に外の世界と距離をとりたがる母親によって、窓も扉も鍵をかけられた室内で過ごすことが多く。

精神に異常をきたした母親により、外へ出たいと願う気持ちを封じこめられていた。

 

そんな彼女がどうやって外の世界に飛び出し、どうやってカウンセリングをおこなうセラピストへとなったのか。

母親はどうしてあのような異常な行動をとっていたのか。

そんな事はあまり関係なかったようで、(笑)

 

 

元々インターネット内での都市伝説的な話となっていたバックルームズの世界を、今回映画化したのが20歳の若い監督だという事でも話題となっているようだが、まぁ~・・・日本で言えば2ちゃんねるで有名になったという「きさらぎ駅」のようなものだね。

もちろん上に書いた「8番出口」のようでもある・・・・

 

少し前からYouTubeの心霊系動画内でも広がった。

とある駅を出たら、目の間の町並みが違っていて、後から考えたらそんな場所はなかったとしたような不思議な町のような話や、去年あたりから話題にもなった東京の下北沢界隈での霧深い夜に遭遇した。

不思議な焼き肉店内での女性の話とか、他にも下北沢を舞台とした異世界へ迷い込んでいたような不思議な体験話とか、昨今どうにもこうした現実とは違う、別の世界へと足を踏み入れたとした都市伝説のような話が多い気がする。うーん

 

 

実際体験したんだよという人は確かにいるんだろうが、

この映画に関して言えば、自分がいる自分ちの建物の側に異空間への出入り口があって、そこは無限に広がる謎の空間で・・・としたすぐお隣な話は、これまた斬新だなって思ってしまった。

おとぎ話のような話では、「ナルニア国物語」のような・・・預けられた兄弟姉妹達が、その屋敷を探検中に見つけた古めかしいタンスを開けると、その向こう側はナルニア国であったとした。

あるいは1981年に公開された「バンデットQ」では、少年の家のタンスからは・・・ショーン・コネリー演じるアガメムノン王が馬に乗ってやって来た。(笑)

 

こうした不思議な空間への瞬間移動には、家具がアイテムとなっているのだが、今回のバックルームズではその家具店の店主自身が、自分の店の中で壁をすり抜けて行くという物語だ。

こうした都市伝説でも、家具というものはそうゆうアイテムになりやすいのかね。(笑)

 

 

只ね・・・・、今回の映画ではそれだけではない現状があった。ニコニコ

 

 

不思議な空間内には、誰かが置いたようなカメラや配線コードなど、そうしたものが見え隠れしていて・・・時々はこの異空間を覗き込むような人の姿もあり、一体どうゆうことなんだと思い始める。えー?

 

 

冒頭の何かに追われて逃げていた男性と思われる姿なき人物も、ようやく辿り着いた場所ではパソコンのような機材や通信機器を使いどこかの誰かに助けを求めている。

そしてそれに応える通信機からの声は、リアルタイムな応答だった。

 

 

どこまでも黄色く見えるこの異空間は、誰かによってつくられた管理された場所なのか?もしそうならば、それは一体何の為なのだ。

そんな疑問が浮かぶ中で、あの家具店の店主が不明となり、あのセラピストの女性が心配して店に探しに来る。

そして彼女も偶然この世界への出入り口を見つけてしまい。小さい頃から外の世界が気になる程好奇心旺盛でもあったからか、ついついその世界へ足を踏み入れてしまう。

ようやく家具店の店主と再会するのだが、そこで彼女はその店主の男の狂った精神を垣間見てしまう。

 

 

最終的にはその世界から生還できたセラピストの女性だが、その目の前には新たに謎めいた人々の姿と、あの空間が誕生するにあたっての始まりの真相が明かされる事となった。

 

 

だが実際は、あの異世界空間の解明までは程遠い・・・・

 

 

「それは今も広がり続けているのかもしれない。」

 

というお話だ。

 

 

面白いのは、家具店の店主が異世界空間にやって来た時には、まず目の前に積み上げられた家具たちの姿があったのに、セラピストの女性が入って来た時には、何故かその姿はなくなっていた。

店主がすっかり片付けてしまっていたのか・・・・、そして他のルームに配置しておいたのか。

 

 

もしやこの世界は、個々それぞれの思惑が偶像化されるような場所であり、それによって違ったモノが見えたり出てきたりするんではないか。そうした事もわからないままに、恐怖の世界はそこに存在しているらしい。

 

 

只・・・店主と女性が一緒にいる時には、その店主の見えているものが同時に女性にも見えていて、恐怖も共有しているという事では、個人の思惑が他人を巻き込むのか・・・・真顔魂

この店主と女性が再会できた場面から始まるシーンは、なかなかな展開だぞ・・・・(笑)

 

 

私が見た回は時間的なもので吹替え版だったんだけど、日本公開においては字幕でも吹替え版でも、それぞれ特別映像として16分間に及ぶ映像が、エンドロール後に流される。

ネタバレさせてもなんなんだが、その16分の特別映像とはこの映画の物語に繋がる始まりのエピソードみたいなものだ。

映画が始まる直前にも、エンドロール後の告知が表示されるので、興味ある方は絶対最後まで席を立たないで観ていって下さいね。

 

 

私は映画のチラシでそれを見てそれが気になり、まずは9月の1本目に選びました。キラキラ

 

 

余談だが、私も大阪の地下鉄の通路で、一瞬8番出口みたいな怖い思いをした事があった。

もう昔のことなんだが、奈良と大阪の旅をした後・・伊丹空港から飛行機で高知へ帰る時、いろいろあってバタバタしていて、間違って千日前だかどこかで駅を降りてしまったんだよ。

焦っているものでここはどことなり、確かここからだと地上に出ればって、もぉ~タクシーで行くしかないかってことになって、気がつけば何故かその時間その場所で気がついたら1人なんですよ。

地下鉄からの細い通路をたった1人で急ぎ足で歩いていて、しかもめちゃくちゃ長い通路で一向に出口がみつからない!驚き

 

 

今でも存在していると思うんだけど、あれだけ人がいる大阪でもこんな事ってあるのかなって思いながら、出口を聞きたくても誰も姿を見ない心細さと恐怖。叫びあせる

 

 

突き当りを右に曲がったような気がしたが、それだって心細い私にはかけみたいなものだったんだ。ようやく外に出たら御堂筋界隈で、そこから伊丹まで走ってもらって当時はまだ片道5千円台で行けた時代でした。多分いまだと1万円はするんじゃないかな?

なんとかぎりぎり間に合って、空港内でもちょっとトラブルもあったけど、無事高知に帰り着きました・・・てな話だ。(笑)

 

 

人の姿の見えない空間での恐怖。真顔

 

 

あれは本当に怖いですよ・・・・特に知らない場所だと余計にね。

 

 

そして最後に映画のワンシーン付き予告編と、映画の元ネタを解説した動画を付けておきます。

もしこれらを見て興味が湧いたら、是非劇場へ足を運んでみて下さい。グッ