実は人見知りの直政くん✩ | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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井伊直政 と言えば、今大河ドラマにて主人公 直虎 の後を継ぐ者として、なかなかテレビの中では、エキセントリックな直政くんを見せてくれてますが・・・。 実は彼は 人見知り だったって知ってました?

 

昨日書いたブログにも出てきた 稲葉一通 その彼のお父さんとお祖父さんが、まだ関ヶ原前に豊臣家の家臣として仕えていた頃のお話し。 貞通典通さんが、西軍として暮らしていた頃。

 

淀川で稲葉貞通は、加藤清正と福島正則 とそして家康に仕えていた井伊直政と共に、舟遊びを楽しんでいたの・・・・

貞通と清正・正則は、元々秀吉に古くから仕えていた旧知の仲でもあって、とても楽しそうに談笑に興じていたらしい。 その時、直政はどうしていたかというと、3人があまりに楽しそうにしているんで、どうしてもその中へ入ることができず。1人淋しく手持ち無沙汰の様子を見せていた。

 

それを見かねた貞通が、彼に声をかけるやいなや、清正と正則に対して、 「お~い、こいつは家康の重臣なんだぞぉ~」 と2人に紹介した。 その言葉を聞いて、清正も正則も 「おぉ~~っ」 と声をあげて、直政を向かい入れて、あっという間に 友達の輪 ができていた。

 

清正も正則も、直政から家康や徳川の話しを、いろいろと聞いてみたかったんだろうね。(#^.^#) ましてや重臣とも聞くと、興味津々目 

 

 

この1件があってからというもの・・・・、直政と貞通は親交を結んでいき。直政はこの時の事を偉く感謝していて、・・・・・

 

  「家康に用件があれば、

          どんな事でも役に立ちましょう」

 

と、約束をしていた。そして、運命の関ヶ原が起こることになる。

勝敗はどう考えても、家康側だろうと思いながらも、仕えてきた豊臣家を見捨てる事もできずにいた貞通は、その時 犬山城 を西軍として守っていた。 そこへ直政と正則がやって来て、説得することとなったのだ。 そして、貞通はその後 東軍 へと寝返り。

 

その後の武功により 稲葉貞通・典通親子 は、臼杵藩に移されることとなったわけだ。(   ・∀・)v ところで、本当に直政が控えめな人見知りだったかは知らないが、でもこの話しは・・・・・・・

臼杵藩の日記に残る話しで、ちょっと興味深い話しだと思うよ。

只言えるのは、義理堅い律儀な人だったのかもね。( *^艸^) こんな話しは、大河ドラマでは放送にはならないだろうけどね。にひひ