ジゴロと5m
「たーだいま!!」
同じ雨季のハズなのに、朝見上げたどんより雲のクタとは正反対の、
からっからの青空がここチャンディダサには広がってる。
ジャワ島3倍の強さはありそうな陽射しに汗だくになりながら、
併設の食堂でボーっとしていた宿の女将ニョマンに声をかける。
ニョマンは、待ってたわよーーーゥ、とアメリカ人みたいに大きく腕を広げる。
バリ島の人の成功は、多分9割の確率で外国人が絡む(つまり観光関連とか外人とケッコンとか)なので、
年齢性別問わず多くの人が流暢に英語を話すし、ジョークとかサービスもうまい。
ニョマンは我々を 海辺のあの奇跡の部屋へと連れて行く。
そう、新築・海目の前・二面採光ダブルルーム15万ルピーの 奇跡の部屋へ。
が、ニョマンは上手に申し訳なさそうな表情を作って言った。
あんたたちが前に泊まっていたあの部屋は、今別の人が使っているの。
2ヶ月間の予定で滞在するんだって!
だからあなたたちには申し訳ないけど別の部屋になるわ。
「2ヶ月間」のところで彼女が嬉しそうな顔をしたので、
私は素直にニョマンは商売が上手いね、と声をかけた。
かつてバリ島最大のリゾート地であったここチャンディダサは、
現在はそれを南部リゾートにとってかわられ、あまり観光客がいない場所になっている。
そんな中、たった3室しかない宿を経営してるのに そのうちの1部屋が2ヶ月間もうまるなんて
しかも今目の前に、宿泊する気満々のリピーター日本人夫婦までいて
彼女はラッキーだし、多分商才もある。
案の定、空室の2部屋のうち、我々は以前からワンランクUPした
エアコン付の一軒家風の部屋に泊まることになった。
安い方のファンのみの部屋は、さっきの先客の部屋の真隣だったし、海が見えにくいから却下したのだ。
さて ここまではどうでもいい話。
この長い前置きは別に重要ではない。
聞いて欲しいのはここからですよみなさん。
その、2ヶ月滞在するという先客の話。
挨拶したときのイントネーションと顔立ちからして、
彼女はきっとオージーだ。
我々の部屋と中庭を挟んで真向かいのテラスで、ずっと読書している。
てっきりカップルでのご滞在かと思いきや、男性の姿はその日一日見えず、
その晩には「1人で来て2ヶ月もこんな何にもないとこに滞在するなんて、作家かなにかなのかね」
と、ぼそぼそウワサしながら我々はビールをあおっていた。
翌日も、彼女はずっとテラスで本を読んでいる。
泳ぎもせず、潜りもせず、原チャリも借りずに。
そしてその日の午後、ダイビングから帰ってシャワーを浴びて、
ビーチチェアで宮部みゆきの続きを読もうと部屋を出たときだった。
真っ白な肌の彼女と、
真っ黒に日焼けした黒い長髪のバリ人が
中庭でド派手に抱き合っていらっしゃる。
ニョマンの小さい子供たちが駆け回る、健全な中庭に不釣合いな光景に
わたくし、思わず三度見。
そういうつもりはないのだけど、偏見に聞こえるかもしれないけど正直に言うと、
これが日本人女性とバリ人のカップルならなんとも思わなかった。
日本人女性は色んな意味でどこの国の男性にもモテるし、女性は女性でまんざらでもない。
だが私は、”白人の女性”とバリ人のカップルに、一瞬衝撃を受けていた。
それほど、いわゆる欧米系の女性と、アジア人男性のカップル、
っていう組み合わせは新鮮に思えたんだ。
そうかーあ、遠距離恋愛だったのかあ。
それならここに2ヶ月間も滞在するのも納得できるなあ。
そんなふうに、微笑ましく思っていたのも短い間だった。
翌日、チャンディダサの住人にたまたまこんな話を聞いた。
ついこのあいだ、久しぶりにあのジゴロを見たんだあ。
チャンディダサでは超有名なやつなんだけどね、
もうずっと外国人女性ひっかけてお金稼いで暮らしてるの。
10年以上前からやってるのに、ついこの間も外人の女の人乗せてニヤニヤ笑いながらバイク乗っててさ、もういい歳なのにいつまであの生活続けるつもりなんだろうなあ。
え?人相?
そうそう、黒髪、ロンゲ、サングラス、英語ペラペラ、日本語も話す、そんでああでこうで、そうそうそうそう、それもある、そうそう・・・
ってアイツ↑じゃん!!
そうだよね、いくら遠距離恋愛っつったって、
メールもskypeもこんだけ発達した世の中に暮らしてて、久しぶりに再会した恋人に、
Do you have brothers or sisters?
とか聞かないよねー!!
完全にそれ、初見同士の会話だもんねー!!!
女性側もひと夏気分であることを祈りつつ、
さて話を、海の中へうつしましょう。
チャンディダサ(再)では4本のダイビング。
透明度25mオーバーとベストコンディションだったトランベンでは、
1mオーバーのカンムリブダイがサンゴをボリボリ。
写真がキレイになったのはあれです、
GoProのハウジングをダイブ専用ハウジングにリニューアルしたからです。
昨日は、ここに潜りたくてやってくるダイバーも多いという
バリ島随一のダイナミックポイント、チャンディダサのテペコントンネルとミンパン環礁。
シーズンはこのポイントでマンボウが見れるんだぞー。
チャンディダサの海は、前回潜ったアメッドやトランベンとは性格がまったく異なり、
水中の不安定な海流と低い水温から、ある程度本数をこなした上級者向きポイントだそう。
普段ならうちらみたいな経験30本程度のペーペーは潜れないんだけど、
つーかコンディション悪い日も多いらしく、潜れること自体がラッキーみたいなんだけど、
昨日は小潮で、そこまで流れてないだろうってガイドさんの判断でいかせてもらっちゃったのです。
流れるときはホントに流れるって話だったんで、顔面蒼白のツン子氏をはじめ
肝座りのマリエ氏ですらちょいビビってたんだけど、
ガイドさんの読みどおりほとんど流れてませんでした。その代わり、
超濁。
潮どまりだからだとかなんだとか、
まあとにかく海中の全てのプランクトンと海草のカスが集結したんじゃないかってくらいに超濁り。
セノーテのピットのイメージです。
透明度は5m。
それでも、スゴかった。
トンネル抜けたら底から斜め15度くらいの角度でそそりたつ40mのドロップオフ。
見上げればザワザワザワザワ、、地上からの光をさえぎるくらいの魚影。
これで普段の透明度20-25mだったら、スゴいだろうなあ。
まあ、そのコンディションのときは流れがキツくてうちらは潜れないんだろうけど。
あ、水中写真は↑しか撮ってなかったので興味のある人は動画を見てね。
透明度5mで見たササムロトルネードの動画はコチラ
総合計8本、リッチに約USD350を計上し、
そろそろ次なる海へ向かいドキだね。
どこにしようかね。
同じ雨季のハズなのに、朝見上げたどんより雲のクタとは正反対の、
からっからの青空がここチャンディダサには広がってる。
ジャワ島3倍の強さはありそうな陽射しに汗だくになりながら、
併設の食堂でボーっとしていた宿の女将ニョマンに声をかける。
ニョマンは、待ってたわよーーーゥ、とアメリカ人みたいに大きく腕を広げる。
バリ島の人の成功は、多分9割の確率で外国人が絡む(つまり観光関連とか外人とケッコンとか)なので、
年齢性別問わず多くの人が流暢に英語を話すし、ジョークとかサービスもうまい。
ニョマンは我々を 海辺のあの奇跡の部屋へと連れて行く。
そう、新築・海目の前・二面採光ダブルルーム15万ルピーの 奇跡の部屋へ。
が、ニョマンは上手に申し訳なさそうな表情を作って言った。
あんたたちが前に泊まっていたあの部屋は、今別の人が使っているの。
2ヶ月間の予定で滞在するんだって!
だからあなたたちには申し訳ないけど別の部屋になるわ。
「2ヶ月間」のところで彼女が嬉しそうな顔をしたので、
私は素直にニョマンは商売が上手いね、と声をかけた。
かつてバリ島最大のリゾート地であったここチャンディダサは、
現在はそれを南部リゾートにとってかわられ、あまり観光客がいない場所になっている。
そんな中、たった3室しかない宿を経営してるのに そのうちの1部屋が2ヶ月間もうまるなんて
しかも今目の前に、宿泊する気満々のリピーター日本人夫婦までいて
彼女はラッキーだし、多分商才もある。
案の定、空室の2部屋のうち、我々は以前からワンランクUPした
エアコン付の一軒家風の部屋に泊まることになった。
安い方のファンのみの部屋は、さっきの先客の部屋の真隣だったし、海が見えにくいから却下したのだ。
さて ここまではどうでもいい話。
この長い前置きは別に重要ではない。
聞いて欲しいのはここからですよみなさん。
その、2ヶ月滞在するという先客の話。
挨拶したときのイントネーションと顔立ちからして、
彼女はきっとオージーだ。
我々の部屋と中庭を挟んで真向かいのテラスで、ずっと読書している。
てっきりカップルでのご滞在かと思いきや、男性の姿はその日一日見えず、
その晩には「1人で来て2ヶ月もこんな何にもないとこに滞在するなんて、作家かなにかなのかね」
と、ぼそぼそウワサしながら我々はビールをあおっていた。
翌日も、彼女はずっとテラスで本を読んでいる。
泳ぎもせず、潜りもせず、原チャリも借りずに。
そしてその日の午後、ダイビングから帰ってシャワーを浴びて、
ビーチチェアで宮部みゆきの続きを読もうと部屋を出たときだった。
真っ白な肌の彼女と、
真っ黒に日焼けした黒い長髪のバリ人が
中庭でド派手に抱き合っていらっしゃる。
ニョマンの小さい子供たちが駆け回る、健全な中庭に不釣合いな光景に
わたくし、思わず三度見。
そういうつもりはないのだけど、偏見に聞こえるかもしれないけど正直に言うと、
これが日本人女性とバリ人のカップルならなんとも思わなかった。
日本人女性は色んな意味でどこの国の男性にもモテるし、女性は女性でまんざらでもない。
だが私は、”白人の女性”とバリ人のカップルに、一瞬衝撃を受けていた。
それほど、いわゆる欧米系の女性と、アジア人男性のカップル、
っていう組み合わせは新鮮に思えたんだ。
そうかーあ、遠距離恋愛だったのかあ。
それならここに2ヶ月間も滞在するのも納得できるなあ。
そんなふうに、微笑ましく思っていたのも短い間だった。
翌日、チャンディダサの住人にたまたまこんな話を聞いた。
ついこのあいだ、久しぶりにあのジゴロを見たんだあ。
チャンディダサでは超有名なやつなんだけどね、
もうずっと外国人女性ひっかけてお金稼いで暮らしてるの。
10年以上前からやってるのに、ついこの間も外人の女の人乗せてニヤニヤ笑いながらバイク乗っててさ、もういい歳なのにいつまであの生活続けるつもりなんだろうなあ。
え?人相?
そうそう、黒髪、ロンゲ、サングラス、英語ペラペラ、日本語も話す、そんでああでこうで、そうそうそうそう、それもある、そうそう・・・
ってアイツ↑じゃん!!
そうだよね、いくら遠距離恋愛っつったって、
メールもskypeもこんだけ発達した世の中に暮らしてて、久しぶりに再会した恋人に、
Do you have brothers or sisters?
とか聞かないよねー!!
完全にそれ、初見同士の会話だもんねー!!!
女性側もひと夏気分であることを祈りつつ、
さて話を、海の中へうつしましょう。
チャンディダサ(再)では4本のダイビング。
透明度25mオーバーとベストコンディションだったトランベンでは、
1mオーバーのカンムリブダイがサンゴをボリボリ。
写真がキレイになったのはあれです、
GoProのハウジングをダイブ専用ハウジングにリニューアルしたからです。
昨日は、ここに潜りたくてやってくるダイバーも多いという
バリ島随一のダイナミックポイント、チャンディダサのテペコントンネルとミンパン環礁。
シーズンはこのポイントでマンボウが見れるんだぞー。
チャンディダサの海は、前回潜ったアメッドやトランベンとは性格がまったく異なり、
水中の不安定な海流と低い水温から、ある程度本数をこなした上級者向きポイントだそう。
普段ならうちらみたいな経験30本程度のペーペーは潜れないんだけど、
つーかコンディション悪い日も多いらしく、潜れること自体がラッキーみたいなんだけど、
昨日は小潮で、そこまで流れてないだろうってガイドさんの判断でいかせてもらっちゃったのです。
流れるときはホントに流れるって話だったんで、顔面蒼白のツン子氏をはじめ
肝座りのマリエ氏ですらちょいビビってたんだけど、
ガイドさんの読みどおりほとんど流れてませんでした。その代わり、
超濁。
潮どまりだからだとかなんだとか、
まあとにかく海中の全てのプランクトンと海草のカスが集結したんじゃないかってくらいに超濁り。
セノーテのピットのイメージです。
透明度は5m。
それでも、スゴかった。
トンネル抜けたら底から斜め15度くらいの角度でそそりたつ40mのドロップオフ。
見上げればザワザワザワザワ、、地上からの光をさえぎるくらいの魚影。
これで普段の透明度20-25mだったら、スゴいだろうなあ。
まあ、そのコンディションのときは流れがキツくてうちらは潜れないんだろうけど。
あ、水中写真は↑しか撮ってなかったので興味のある人は動画を見てね。
透明度5mで見たササムロトルネードの動画はコチラ
総合計8本、リッチに約USD350を計上し、
そろそろ次なる海へ向かいドキだね。
どこにしようかね。
察する
マレーシア人?
ってインドネシア人に聞かれるのはホメ言葉なのでしょうかね
マリエですどうも。
さてさてジャワ島でもう一つ、見といたほうがイイやつがコチラ。
プランバナン寺院群、こちらも世界遺産です。
ボロブドゥールと同じく、ヒンズー×仏教の要素が入った建物。
平安京の少しあとくらいにできたみたいなんだけど、どうかしら。
平安京見たことないからわかんないけどねー、
その時代の世界各国のそれっぽい建物を並べてみたら 文明の比較ができておもろいだろうね。
近づくとかなーりでっかくて迫力あるある。40mあるらしい。
もうね、デカければいいよね、なにもかも。
最近そう思うさー。
持ってないから知らんけどさ、アイポッドのちっちゃいやつ、シャッフルだっけか
あれなんか存在価値不明だもんね。だいたいみんなフツウの大きいやつ持ってるもんね。
ケータイだってあんだけ一時小型・軽量化したわりに、
今の主流は結局ノートタイプとかタブレットタイプだもんね。
女の子だって顔がアレでも乳がデカければ世間的な価値は高いし、
フジモンは顔デカいってだけでこれでもかって笑い引っ張るもんね。
安い居酒屋で冷凍食品みたいなから揚げ出てきたってさ、
それが580円で山盛りだったなら許すもんね。
おお、コスパ高い、って思っちゃうもんね。
・・・このセリフはかつての私を知る友人が聞いたら泣くだろうなあw
小便コゾウだって、あれが8mくらいあったらもっとイケてただろうにね。
どうよ?8mの小便コゾウ。
あ、バックパックもなんだかんだ大きめのほうが便利ですよ。
・・・ってなワケで、説明も感想もそこそこに大きさだけで引っ張りましたが、
プランバナン寺院群はあれでした。
アンコールワットっぽかった。
ボコの丘から見下ろすと、これはこれでサクラダファミリアみたいでした。
先日に引き続き、戦場カメラマンチームには豪華ディナーーーをご馳走になり、
激動というか逆流胃のチベット編で縮小に縮小したマリエ氏の胃も
すっかりミドルサイズに伸びきったのでした。
たった3泊の弾丸旅程を追え、戦場カメラマンチームは帰国です。
2PIECESも、再びバリ島に戻ります。好きだねー。
もち、今度はバスじゃなくヒコーキで。
それでさ、空港で時間があったんで、わたくし初めて「深夜特急」というやつを読んだんです。
そうそう、オトウサン世代?ってかどこ世代のものなのかもよくわかってないけど、
まあ少し前に流行ったのかな、サワキコウタロウという人の、バスでユーラシア大陸を横断する旅の話で、
現在のバックパッカーの中にも、その本がきっかけで旅に出たって人もいるみたいです。
まあそん中でね、「若い頃が楽しいのは、"初めて"の連続だからだ」的な表現があって。
たとえば、初めてのカノジョ、とか初めてのタバコ、とか初めての電車通学、
とかそういう意味でだと思うけど、そうだよね。
私、多分前にもこのブログに書いたけど、歳をとるにつれて"初めて"は減っていくんだよね。
つーことはつまり、「楽しい」とか「ドキドキ」とかが減っていくわけだ。
"初めて"が減って"繰り返し"が増える。
そして、サワキコウタロウは続ける。
「日本を出て一年以上たった僕の旅には、初めてのことがめっきり減って、たんたんと過ぎていくようになった」的な感じで。あやふやだけど。
ズキーーーーン!!!
だよねー まぢでずきーーーん。
ちょうど色々と考えていた時だったんで、このタイミングで言わないでほしかったなあ。
いや、言って欲しかったんかなあ。
もっと"初めて"に会いにいこう。
そんなわけで。
覚悟ができましたよよよよよ。
ってインドネシア人に聞かれるのはホメ言葉なのでしょうかね
マリエですどうも。
さてさてジャワ島でもう一つ、見といたほうがイイやつがコチラ。
プランバナン寺院群、こちらも世界遺産です。
ボロブドゥールと同じく、ヒンズー×仏教の要素が入った建物。
平安京の少しあとくらいにできたみたいなんだけど、どうかしら。
平安京見たことないからわかんないけどねー、
その時代の世界各国のそれっぽい建物を並べてみたら 文明の比較ができておもろいだろうね。
近づくとかなーりでっかくて迫力あるある。40mあるらしい。
もうね、デカければいいよね、なにもかも。
最近そう思うさー。
持ってないから知らんけどさ、アイポッドのちっちゃいやつ、シャッフルだっけか
あれなんか存在価値不明だもんね。だいたいみんなフツウの大きいやつ持ってるもんね。
ケータイだってあんだけ一時小型・軽量化したわりに、
今の主流は結局ノートタイプとかタブレットタイプだもんね。
女の子だって顔がアレでも乳がデカければ世間的な価値は高いし、
フジモンは顔デカいってだけでこれでもかって笑い引っ張るもんね。
安い居酒屋で冷凍食品みたいなから揚げ出てきたってさ、
それが580円で山盛りだったなら許すもんね。
おお、コスパ高い、って思っちゃうもんね。
・・・このセリフはかつての私を知る友人が聞いたら泣くだろうなあw
小便コゾウだって、あれが8mくらいあったらもっとイケてただろうにね。
どうよ?8mの小便コゾウ。
あ、バックパックもなんだかんだ大きめのほうが便利ですよ。
・・・ってなワケで、説明も感想もそこそこに大きさだけで引っ張りましたが、
プランバナン寺院群はあれでした。
アンコールワットっぽかった。
ボコの丘から見下ろすと、これはこれでサクラダファミリアみたいでした。
先日に引き続き、戦場カメラマンチームには豪華ディナーーーをご馳走になり、
激動というか逆流胃のチベット編で縮小に縮小したマリエ氏の胃も
すっかりミドルサイズに伸びきったのでした。
たった3泊の弾丸旅程を追え、戦場カメラマンチームは帰国です。
2PIECESも、再びバリ島に戻ります。好きだねー。
もち、今度はバスじゃなくヒコーキで。
それでさ、空港で時間があったんで、わたくし初めて「深夜特急」というやつを読んだんです。
そうそう、オトウサン世代?ってかどこ世代のものなのかもよくわかってないけど、
まあ少し前に流行ったのかな、サワキコウタロウという人の、バスでユーラシア大陸を横断する旅の話で、
現在のバックパッカーの中にも、その本がきっかけで旅に出たって人もいるみたいです。
まあそん中でね、「若い頃が楽しいのは、"初めて"の連続だからだ」的な表現があって。
たとえば、初めてのカノジョ、とか初めてのタバコ、とか初めての電車通学、
とかそういう意味でだと思うけど、そうだよね。
私、多分前にもこのブログに書いたけど、歳をとるにつれて"初めて"は減っていくんだよね。
つーことはつまり、「楽しい」とか「ドキドキ」とかが減っていくわけだ。
"初めて"が減って"繰り返し"が増える。
そして、サワキコウタロウは続ける。
「日本を出て一年以上たった僕の旅には、初めてのことがめっきり減って、たんたんと過ぎていくようになった」的な感じで。あやふやだけど。
ズキーーーーン!!!
だよねー まぢでずきーーーん。
ちょうど色々と考えていた時だったんで、このタイミングで言わないでほしかったなあ。
いや、言って欲しかったんかなあ。
もっと"初めて"に会いにいこう。
そんなわけで。
覚悟ができましたよよよよよ。
そこそこ、かな。
マリエ氏からなんでしょねーー♪
これなんでしょー?
ここドコでしょーう??
そうそう。
ジョグジャと言えば、ココですね。
とゆーかココ目当て以外でジョグジャに来る観光客はあんまりいないでしょうね。
インドネシアを代表する世界遺産 ボロブドゥールですね。
で、カリモノの画像ですが見て見て。
ボロブドゥールを上から見ると、曼荼羅っぽい感じになってるんだって。
なんかすごい!
ま、わたくしどもにはセスナに乗るお金も気球に乗るテンションもないので、実際目で見たわけではないのだけども!
そう、人口の9割がヒンズー教徒のバリ島からバスで18時間で到着する、
人口の9割がイスラム教徒のインドネシアジャワ島
にあるボロブドゥール寺院は、
フシギにも仏教遺跡なのです!
ボロブドゥールについては基本的にあんまり詳しくわかってないみたいなんだけど、
要は作られた800年頃にはジャワ島の王家かなんかに仏教的な要素があったみたいな感じなのだろうね。
そんなわけでボロブドゥールは、ミャンマーのバガン遺跡群 、カンボジアのアンコールワットと並ぶ、
世界三大仏教寺院の一つとされているのです。
つかこのバガンの記事出発から数週間後に書かれたものなんだけど、まぢつまんねぇ。。。
学生時代にアンコールワット済のマリエ氏はこれで、三大仏教寺院制覇となりますが、
この度ジョグジャから合流中の戦場カメラマンチームのお三方も同様に三大制覇だそうです。
戦場カメラマンチームのことをご存知の読者さんはどれくらいいらっしゃるかしらん。
毎年11月恒例、大阪から飛んで来てくださるマリエ氏の元会社の先輩方です。
昨年は極寒のトルコでの合流だったんだけどねぇ、
来年はボロブで合流だ! なって言ってて、まさか自分らが本当に2012年の11月まで旅を続けているとはそのとき信じておらなんだ。
さてここボロブドゥール遺跡、ある程度予想はしてたんだけど、
アンコールワットの3分の1程度の悲惨さであるとはいえ、ものスゴ観光客多いです。
とは言っても、予想に反して日本人や中国人の団体観光客はほぼおらず、
こんな感じで地元インドネシアの人たちが9割以上。
このときはちょうどホリデーウィークだったとのことで、特にファミリー率が高く
全身キティに身を包んだ 私キティよ!とでもいいたげにキメ顔をくれたチビっことか。
やっぱりこーゆトコロに来るのはお金持ちの地元民が多いみたいで、
毎日スタバでフラペチーノを飲んでも何も痛くないような身なりの家族たちが、
本当に幸せそうに写真を撮りまくっていました。
いちゃいちゃ自撮りを繰り返すカップルも結構いました。
そうそうさっきも言ったとおりここはイスラム教徒の島なんだけどさ、
結構カップルいちゃいちゃしてるのよねん。
バスの中でさ、髪の毛隠したりしてるような女学生の彼女に膝枕してもらってる彼氏とか、
ものすごい彼女の手を揉みしだいている彼氏とか。
トコロ変われば信仰の姿勢も異なるイスラム教だけど、
旅人には親切に、的な基本のところは変わりません。
バリ人の友だちが昔、
「ジャワ人は凶暴でイヤなヤツだから気をつけて」的なことを何度も繰り返してたんだけど、
あれはやっぱりジャワ島とバリ島の歴史、
というよりも宗教が異なる人たちが同じ国に暮らしていく上での歴史、
が そんな印象をヒンズー教徒の彼に抱かせていたんだろうな。
ちなみに、イスラム教徒の暮らす島にある仏教遺跡のボロブドゥールだけど、
いまや年間100万人が訪れる観光地になってる。
ボロブドゥールはね、仏教徒にとったら神聖なお寺なわけです。
たとえば、タイの遺跡に行ったことがある人ならわかるかな、
「仏像の頭より人間の頭が高い位置で写真を撮ってはいけません」
「生理中の女性は入場してはいけません」
「女性は仏像に触れてはいけません」
「靴を抜いて入らなければいけません」
仏教寺院では守らなければならない、外国人に対するこんな注意書きがいっぱいあるよね。
でもここボロブドゥールは、管理している会社も国もイスラム教だからか
あんまり とゆーか全然その辺に厳しくなくて
なんかもうディズニーランドみたいな感じになってる。
ってな感じで いつもの通り前置きと脱線が長くなりましたが
お寺の感じを写真でご覧あれ。
この網網も一つ一つが仏塔なんだって。
中には仏像が入ってて、穴から手をいれて仏像に触るとベリーグッド的な話があるんだけど、
それもここを管理してるのが仏教じゃないから出てきた話なんだろーなって合点。
こんな感じでボブドゥールはジャングルの中にあります。
ジャングルいいねえ。ヤシの木たまらんね。
真ん中のでっかい仏塔の中は空洞だそうで。
てゆーかここ、全然屋根があったりする内部的な場所ないのね。
ただ塔がいっぱい立っているってゆー、フシギな造り。
レリーフ部分にはなぜかほとんど人おらず。
現役サラリーマンで、しかもこの度一大ご昇進の西海さんひきいる戦場カメラマンチームは
エクゼクティブに遺跡内のリゾートに宿泊されるとのことで、
われわれボンビーチームは一路ボロバスに乗ってジョグジャへ帰ったのでした。
さて最後に、戦場カメラマンチームから皆様へアドバイスです。
三大仏教遺跡制覇を目指す者、
ボロブドゥール(インドネシア)→
アンコールワット(カンボジア)→
バガン(ミャンマー)の順で訪問すべし!!!
やっぱり、「そうでもない順」に見ていったほうがいいからね!!
順番が逆になると、比例して感動も薄まりますので★
と、まあ、天候や時刻が違えば感想も異なったかもしれないのですが、
一同そこそこ、なボロブ観光だったのでした。
これなんでしょー?
ここドコでしょーう??
そうそう。
ジョグジャと言えば、ココですね。
とゆーかココ目当て以外でジョグジャに来る観光客はあんまりいないでしょうね。
インドネシアを代表する世界遺産 ボロブドゥールですね。
で、カリモノの画像ですが見て見て。
ボロブドゥールを上から見ると、曼荼羅っぽい感じになってるんだって。
なんかすごい!
ま、わたくしどもにはセスナに乗るお金も気球に乗るテンションもないので、実際目で見たわけではないのだけども!
そう、人口の9割がヒンズー教徒のバリ島からバスで18時間で到着する、
人口の9割がイスラム教徒のインドネシアジャワ島
にあるボロブドゥール寺院は、
フシギにも仏教遺跡なのです!
ボロブドゥールについては基本的にあんまり詳しくわかってないみたいなんだけど、
要は作られた800年頃にはジャワ島の王家かなんかに仏教的な要素があったみたいな感じなのだろうね。
そんなわけでボロブドゥールは、ミャンマーのバガン遺跡群 、カンボジアのアンコールワットと並ぶ、
世界三大仏教寺院の一つとされているのです。
つかこのバガンの記事出発から数週間後に書かれたものなんだけど、まぢつまんねぇ。。。
学生時代にアンコールワット済のマリエ氏はこれで、三大仏教寺院制覇となりますが、
この度ジョグジャから合流中の戦場カメラマンチームのお三方も同様に三大制覇だそうです。
戦場カメラマンチームのことをご存知の読者さんはどれくらいいらっしゃるかしらん。
毎年11月恒例、大阪から飛んで来てくださるマリエ氏の元会社の先輩方です。
昨年は極寒のトルコでの合流だったんだけどねぇ、
来年はボロブで合流だ! なって言ってて、まさか自分らが本当に2012年の11月まで旅を続けているとはそのとき信じておらなんだ。
さてここボロブドゥール遺跡、ある程度予想はしてたんだけど、
アンコールワットの3分の1程度の悲惨さであるとはいえ、ものスゴ観光客多いです。
とは言っても、予想に反して日本人や中国人の団体観光客はほぼおらず、
こんな感じで地元インドネシアの人たちが9割以上。
このときはちょうどホリデーウィークだったとのことで、特にファミリー率が高く
全身キティに身を包んだ 私キティよ!とでもいいたげにキメ顔をくれたチビっことか。
やっぱりこーゆトコロに来るのはお金持ちの地元民が多いみたいで、
毎日スタバでフラペチーノを飲んでも何も痛くないような身なりの家族たちが、
本当に幸せそうに写真を撮りまくっていました。
いちゃいちゃ自撮りを繰り返すカップルも結構いました。
そうそうさっきも言ったとおりここはイスラム教徒の島なんだけどさ、
結構カップルいちゃいちゃしてるのよねん。
バスの中でさ、髪の毛隠したりしてるような女学生の彼女に膝枕してもらってる彼氏とか、
ものすごい彼女の手を揉みしだいている彼氏とか。
トコロ変われば信仰の姿勢も異なるイスラム教だけど、
旅人には親切に、的な基本のところは変わりません。
バリ人の友だちが昔、
「ジャワ人は凶暴でイヤなヤツだから気をつけて」的なことを何度も繰り返してたんだけど、
あれはやっぱりジャワ島とバリ島の歴史、
というよりも宗教が異なる人たちが同じ国に暮らしていく上での歴史、
が そんな印象をヒンズー教徒の彼に抱かせていたんだろうな。
ちなみに、イスラム教徒の暮らす島にある仏教遺跡のボロブドゥールだけど、
いまや年間100万人が訪れる観光地になってる。
ボロブドゥールはね、仏教徒にとったら神聖なお寺なわけです。
たとえば、タイの遺跡に行ったことがある人ならわかるかな、
「仏像の頭より人間の頭が高い位置で写真を撮ってはいけません」
「生理中の女性は入場してはいけません」
「女性は仏像に触れてはいけません」
「靴を抜いて入らなければいけません」
仏教寺院では守らなければならない、外国人に対するこんな注意書きがいっぱいあるよね。
でもここボロブドゥールは、管理している会社も国もイスラム教だからか
あんまり とゆーか全然その辺に厳しくなくて
なんかもうディズニーランドみたいな感じになってる。
ってな感じで いつもの通り前置きと脱線が長くなりましたが
お寺の感じを写真でご覧あれ。
この網網も一つ一つが仏塔なんだって。
中には仏像が入ってて、穴から手をいれて仏像に触るとベリーグッド的な話があるんだけど、
それもここを管理してるのが仏教じゃないから出てきた話なんだろーなって合点。
こんな感じでボブドゥールはジャングルの中にあります。
ジャングルいいねえ。ヤシの木たまらんね。
真ん中のでっかい仏塔の中は空洞だそうで。
てゆーかここ、全然屋根があったりする内部的な場所ないのね。
ただ塔がいっぱい立っているってゆー、フシギな造り。
レリーフ部分にはなぜかほとんど人おらず。
現役サラリーマンで、しかもこの度一大ご昇進の西海さんひきいる戦場カメラマンチームは
エクゼクティブに遺跡内のリゾートに宿泊されるとのことで、
われわれボンビーチームは一路ボロバスに乗ってジョグジャへ帰ったのでした。
さて最後に、戦場カメラマンチームから皆様へアドバイスです。
三大仏教遺跡制覇を目指す者、
ボロブドゥール(インドネシア)→
アンコールワット(カンボジア)→
バガン(ミャンマー)の順で訪問すべし!!!
やっぱり、「そうでもない順」に見ていったほうがいいからね!!
順番が逆になると、比例して感動も薄まりますので★
と、まあ、天候や時刻が違えば感想も異なったかもしれないのですが、
一同そこそこ、なボロブ観光だったのでした。



