成都らしさとはなんだ
ものの本によると、成都は四川省の省都である。
僕もそうだが、成都という地名よりも 四川省と言われるほうがピンと来る人が多いのでは。
四川省といえば、辛い料理が有名である。
麻婆豆腐や火鍋などだ。
そして、ものの本によると 成都は三国志とゆかりの深い場所であり、パンダの故郷でもある。
ものの本にもあるとおり、成都は 私たちの多くが持つ中国のイメージそのものなのである。
そんな成都であるが、
まず僕は三国志に詳しくないの。
刃物が異常にすぱすぱ切れるキングダムってマンガは三国志の話だっけ?
とか、そういうレベルです。三国は義呉蜀でだっけ?秦よりもあとだっけ。
以前ゲームセンターで見かけた『武将』とか『計略』とか表示されるカードゲームのイメージしかない。
北方謙三を読んでおけば良かったかしらん。
あとパンダにもあんまり興味はないの。
ものの本によると、成都の動物園では1000元(約12000円)払えば
5分間パンダをもふもふできるらしいよ。中国ぽいね。パンダがかわいそうだね。
というわけで、
ゆいいつ興味のある四川料理を食す。
刀削麺の辛いそうなやつを注文してみました。
・・・!
・・・これは!!
あぶらっこい!マジであぶらっこい!
スープの表面から5ミリくらい、全部あぶら!
なんともダイエットコークを飲みたくなる味です。
肝心の辛味は まあ、こんなもんかね、というくらいでした。
しかし、やはり四川では麻婆豆腐を食べないとね!
テキトウな食堂で食べてみました。
・・・これは!!
うまい!マジでうまい!
でも、
ぜんぜん辛くない!日本の丸美屋みたい!
さて、食べるだけではもったいないので 成都の観光地にも行ってみました。
こちらは いわゆる観光地でした。再建された建物みたいだしね。
あと 人民公園ではみんな楽しそうに踊っていました。
しかしね、成都らしさとは、こういうものではないのですよ。
成都らしさとは、
そう、成都は都会だ!
成都は都会。なので反日の影響で破壊されたというユニクロやヨーカ堂があります。
しかしね、僕は思うのだけれど、
狙いがあるからと言って、民度が低かったり政府がしょうもなかったりする国に
出店するすることが 誤りだと思うのだよ。
先の反日活動では大打撃を受けたようですが
僕らが訪れたときは そんな影響は見られず、普通に営業していました。
さて、ユニクロでヒートテックも買ったし(マリエの)、H&Mでサングラスも買ったし(マリエの)、
東チベットへ参ります!
四川航空搭乗レポート
こんにちは。ツンです。
漢族と間違われ、非難の目で見られることにも疲れたので、
こちらの飛行機でウイグルから去ります。
四川航空
四川航空は、その名の通り 四川省の成都を中心に就航している航空会社です。
今回はウイグルから成都への移動なので、四川航空が安かったです。
気になる 四川航空のトラブル情報は以下のとおり。
2003年1月24日 成都双流国際空港の着陸直前に、中国人男性(26歳)が旅客機のハイジャックをもくろみ、手製の爆弾を爆発させた。乗員、乗客のうち犯人のみが負傷。男は機内の保安員に取り押さえられ、機体も一部損傷。しかし、同機は約10分後空港に無事着陸した。
2005年4月25日 重慶江北国際空港に着陸後、ターミナルビルに接触。負傷者はいなかった。
前回、ウルムチからカシュガルへの飛行機は
ネットで買うよりも安かったので ウルムチの代理店で購入したのですが、
今回の路線は 代理店と価格が同じだったためネットで購入しました。
四川航空の機内はこんな感じ↓
機体は新しい。そして席もまあ狭くない。
あと、添乗員の方がにこやかで雰囲気が良かったです。
ソフトドリンクと機内食が提供されました。
◆機内誌より路線図
中国国内はがっつり。ラサまでも飛んでる。
国外はアジアと、あと切れちゃってるけれどバンクーバーまでも就航しているみたいです。
【詳細】
今回のフライトは
『カシュガル →ウルムチ →成都』
という経由便。
購入日 2012年 10月12日(www.elong.net というサイトで購入)
搭乗日 2012年 10月21日(日)
Departure
15時20分 カシュガル出発
Stopover:1
17時20分 ウルムチ到着
18時10分 ウルムチ出発
Arrival
21時00分 カシュガル到着
(すべて北京時間)
【料金】(2名分の料金です)
Ticket Price CNY 3200.0
Taxes CNY 380.0
Insurance CNY 0.0
Foreign credit card service fee CNY 107.4
-------------------------------------
Total Amount CNY 3687.4
【空港情報】
■喀什机场・カシュガル空港(Kashgar Airport・KHG)
今回はカシュガル市内から空港へは、リッチにタクシーを利用しました。
リッチです。
しかし料金は14元+空港駐車場代金として3元の合計17元。
駐車場代金はボられたとしても、僕らは2人なのでエアポートシャトルよりも安かったです。
■成都双流国際空港(hengdu Shuangliu International Airport・CTU)
四川航空はターミナル1に到着する。
市内までのバスはターミナル2にあるのだけれど、その間は約750メートル!
上の写真のように一度屋外を通って行きます。
屋外を歩いていくと長いゴルフカートみたいな乗り物が停まっていたので
たぶん乗せてくれるだろうと思ってお願いしてみましたが、乗せてくれませんでした。
中国語が話せないとダメなんだと思います。
中国人にはもう期待していないので荷物を持って750メートル歩きました。
ターミナル2のエアポートシャトル乗り場に着いたのは夜9時30分くらい。
バスのすぐ前にあるチケット売り場で券を購入し市内まで移動。10元です。
こんなふうにして、成都に到着!
さて、リアルタイムではただいま東チベット周遊中です。本日は理糖という町。
明日以降の界隈は 規制のためインターネットが不通なようなので 今日のうちにサクっとした記事を書いておこうと思います。
だからこんな感じで記事がカルイの。ごめん。
リッチです。
しかし料金は14元+空港駐車場代金として3元の合計17元。
駐車場代金はボられたとしても、僕らは2人なのでエアポートシャトルよりも安かったです。
■成都双流国際空港(hengdu Shuangliu International Airport・CTU)
四川航空はターミナル1に到着する。
市内までのバスはターミナル2にあるのだけれど、その間は約750メートル!
上の写真のように一度屋外を通って行きます。
屋外を歩いていくと長いゴルフカートみたいな乗り物が停まっていたので
たぶん乗せてくれるだろうと思ってお願いしてみましたが、乗せてくれませんでした。
中国語が話せないとダメなんだと思います。
中国人にはもう期待していないので荷物を持って750メートル歩きました。
ターミナル2のエアポートシャトル乗り場に着いたのは夜9時30分くらい。
バスのすぐ前にあるチケット売り場で券を購入し市内まで移動。10元です。
こんなふうにして、成都に到着!
さて、リアルタイムではただいま東チベット周遊中です。本日は理糖という町。
明日以降の界隈は 規制のためインターネットが不通なようなので 今日のうちにサクっとした記事を書いておこうと思います。
だからこんな感じで記事がカルイの。ごめん。
カシュガルに残す言葉
「アッサラーム・アレイクム!」
はあああああーーーーーーー この挨拶を口にするのは今日で何度目だろう。
カシュガルに来てからどこに行っても見るようになった、
ベーグルに似た固いパン生地の中に羊肉とタマネギが詰まったパン。
今日は羊を食べてみてもいいかなテンションだったからね。
売り子のヒゲのおにいさんは、露骨にビックリした顔をした後
やーんまりと笑って、「アレイコム・アッサラーム」と返してくれた。
でもその後に続くのは中国語だ。
いやいや、こっちは中国人じゃないよアピールでわざとウイグルの言葉で挨拶してるんだってば!
こっちはデカパン屋
ジャパン、トーキョー、ジャパン、トーキョー!!
と必死で繰り返す。
ようやく我々が漢族ではないことに気づいたヒゲのおにいさんは、
さっきの10倍くらい優しい顔になって、あー!ジャパンか!ベリーグッドだな!!!
みたいなことを言っている。
店の奥から、パン生地をこねてる子供やおじいちゃんも出てきて
おー、そっかトーキョーか!すごいな!ベリーグッドだな!!
みたいなことを繰り返す。
ああ、そうだった こうだったなあ
イスラムの人たちはどんなときだってこんな風にニコニコしてあったかくて。
だったハズなのに!!!!!!!!
カシュガルは違ったさー。
ウルムチやトルファンと違って、中国の西の西、
パキスタンまでたったの300キロの場所にあるカシュガルは、まだ漢族比が全体の3割程度。
つかそれでも3割あるってのビビるべきか。
つまりさ、住民の半数以上を漢族が占めているウルムチやトルファンでは、
彼らの生活の中である程度の交流が必要だったんだよねきっと。
ウイグル人と中国人が話している姿を何度も見たし、
残念ながらウイグルの小学生くらいの子なんかは、もう中国語喋ってた。
でもカシュガルは違う。
住民のほとんどがウイグル人で、まだまだ中国人はよそ者なんだよね。
おめえら来るんじゃねえコノヤローーー!!って声が聞こえてくるよう。
ウルムチのときのようなノリで普通に入ったウイグル人用の食堂。
周りで食事をとる人たちから送られる憎悪の視線。せっかくのラグメンも全然おいしくないぜい。
被害妄想とでもなっとでも言っておくれさ!
そこに来てウチラは別に、自分は日本人だーーーーっ!
って叫びながら歩いてるわけじゃないじゃない。
ウイグルの人たちから見たら、うちらは漢族に見えるわけです。それだからさ、
声をかければ、
食堂に入れば、
ウイグル市場を歩けば、
広場に腰かけていれば、
すれ違うだけでさえも。
冷たい目、目、目。
にらまれるだけならまだマシ。
舌打ちとか、目そらされるのとかね。
「いじめ」とゆーやつに無縁でここまで来た身としては、シンドかった。
母さんゴメン、こんときばかりは本気で目が青くてもっと足が長くて背も鼻も高ければ!って思ったよ。
いっそ日本の国旗でも顔にペイントして歩いてやろうかと思ったけどね、
そうすると今度は漢族から何かされるかもわかんないし。
冷たい目に囲まれて、それだけのことを、「中国」はこの人たちにやってきたんだな、って実感した。
私、あそこまで人を憎む人の目を生まれて初めて見たよ。
そこには、光を見出せなかった。
この写真もさ、山積みになってる肉まんと、
ムスリム帽子をかぶったおじさん・ぶらさがる羊の肉
ってゆーチグハグがオモシロくて、ホントは声かけて撮りたかったんだけどさ。
すっかりマリエ氏、人とコミュニケーションをとるのがコワくなってしまっていました。まだまだですなあ~。
ね、ウイグルの人がたくさん。
人だけでなく、町にはところどころ、
少しだけどここは元々別の国であったという痕跡が残っていて ドキドキしてしまった。
そして、混ざっているものを見つけるのもおもろい。
たとえばさっきの『肉まんの山×ムスリム帽子』とか、
こんな風にたくさんの『中央ア的スパイス×中国茶&干しキノコ』とかね。
それと、『違い』ね。
中国人とウイグル人の違い。見つけちゃいました。
じゃーーん
座るんですねえ~。
そして、話すんですねえ~~。
これね、どこ行ってもそうだわ。
ムスリムの人ってこんな風にどこでも座って集まって、お話してる。
んで、ゆーーっくり喋る。
なんなら、集まってるだけでなんもしてない人もいーーっぱいいる。
ウルムチに到着してすぐのときにね、歩道の車止めに座ってるウイグルのおじさんがいたの。
そんで思った、あ~、中国化された街にはこの人たちが座る場所がないんだ!って。
カシュガルとか、あとはたとえばムスリムの国、トルコ、、イラン、ヨルダン、モロッコ。
ここらには、何も車止めに腰かけんくたって、座れるようなスペースが自然とたくさんあるんだね。
中国の人って座ってないよねー。
いつも忙しくて早口で、タバコですら立って吸ってるもんね。
日本もそうだね
ぎゃーーーやっぱ似てるんだなあー
休むのが下手なんだよねきっと。
生産、生産、見栄。
対して、家族、談話、安らぎ。
・・・・・・前者だな、私w
実際、そんな風に新たな発見がある場所はもう限られていて
こんな風に完全にウイグル「風」 にリフレッシュされてもーた
「観光用」ウイグル街並みエリアとかね。
ほら遠くから見てみたらこんな感じだべさ。
右の隅、川の上らへんに茶色くかたまっているのが残されているウイグル人住居。
すぐそばまでビルとか観覧車とかが迫ってるのがわかるよね。
ちなみにあれです、写真が曇ってるのはくもってるワケじゃなくて
なんだか砂が舞ってて四六時中こんな風にガスってるんです。住みたくないです。
こんなふうにカシュガルには、ウルムチやトルファンにはあまり無かった、
我々旅行者が求める「ウイグルっぽさ」があった。
西の果てカシュガルを、中国政府は将来中央アジアとの交易の中心地にする予定らしい。
かつてのカシュガルが、シルクロードの時代に実際そうであったように。
超巨大なショッピングセンター建設計画があって、新しいマンション用の更地もぼんぼこできてる。
私だって断然ウイグルを守りたいけど、でも、残念だけど、
元あった「国」の文化や尊厳が、1センチも残らず平らにされてしまう日はもうすぐなんだと思う。
半年後か、1年後か、2年後まで残れるか。
ウイグルは、私にとってこの旅二番目の衝撃だった。
悔しかったりイカったり、悲しかったり、感激したり。
そんな風な衝撃を与えてくれたウイグルに、やっぱりただの旅行者の私は残念ながら、
「今、ウイグルに来れて良かった」としか言うことができない。
でも、毎日このブログを読んでくれている2,000人の人に
今中国という国がウイグル自治区にしていること、してきたことを 知ってもらうことはできたと思う。
それに、国と人は別だって、それも伝わってたら嬉しい。
「平安家庭」
こんなクソなプレートが いつか抹消されることを願って
さて2PIECESはお次の場所へと進みます。
はあああああーーーーーーー この挨拶を口にするのは今日で何度目だろう。
カシュガルに来てからどこに行っても見るようになった、
ベーグルに似た固いパン生地の中に羊肉とタマネギが詰まったパン。
今日は羊を食べてみてもいいかなテンションだったからね。
売り子のヒゲのおにいさんは、露骨にビックリした顔をした後
やーんまりと笑って、「アレイコム・アッサラーム」と返してくれた。
でもその後に続くのは中国語だ。
いやいや、こっちは中国人じゃないよアピールでわざとウイグルの言葉で挨拶してるんだってば!
こっちはデカパン屋
ジャパン、トーキョー、ジャパン、トーキョー!!
と必死で繰り返す。
ようやく我々が漢族ではないことに気づいたヒゲのおにいさんは、
さっきの10倍くらい優しい顔になって、あー!ジャパンか!ベリーグッドだな!!!
みたいなことを言っている。
店の奥から、パン生地をこねてる子供やおじいちゃんも出てきて
おー、そっかトーキョーか!すごいな!ベリーグッドだな!!
みたいなことを繰り返す。
ああ、そうだった こうだったなあ
イスラムの人たちはどんなときだってこんな風にニコニコしてあったかくて。
だったハズなのに!!!!!!!!
カシュガルは違ったさー。
ウルムチやトルファンと違って、中国の西の西、
パキスタンまでたったの300キロの場所にあるカシュガルは、まだ漢族比が全体の3割程度。
つかそれでも3割あるってのビビるべきか。
つまりさ、住民の半数以上を漢族が占めているウルムチやトルファンでは、
彼らの生活の中である程度の交流が必要だったんだよねきっと。
ウイグル人と中国人が話している姿を何度も見たし、
残念ながらウイグルの小学生くらいの子なんかは、もう中国語喋ってた。
でもカシュガルは違う。
住民のほとんどがウイグル人で、まだまだ中国人はよそ者なんだよね。
おめえら来るんじゃねえコノヤローーー!!って声が聞こえてくるよう。
ウルムチのときのようなノリで普通に入ったウイグル人用の食堂。
周りで食事をとる人たちから送られる憎悪の視線。せっかくのラグメンも全然おいしくないぜい。
被害妄想とでもなっとでも言っておくれさ!
そこに来てウチラは別に、自分は日本人だーーーーっ!
って叫びながら歩いてるわけじゃないじゃない。
ウイグルの人たちから見たら、うちらは漢族に見えるわけです。それだからさ、
声をかければ、
食堂に入れば、
ウイグル市場を歩けば、
広場に腰かけていれば、
すれ違うだけでさえも。
冷たい目、目、目。
にらまれるだけならまだマシ。
舌打ちとか、目そらされるのとかね。
「いじめ」とゆーやつに無縁でここまで来た身としては、シンドかった。
母さんゴメン、こんときばかりは本気で目が青くてもっと足が長くて背も鼻も高ければ!って思ったよ。
いっそ日本の国旗でも顔にペイントして歩いてやろうかと思ったけどね、
そうすると今度は漢族から何かされるかもわかんないし。
冷たい目に囲まれて、それだけのことを、「中国」はこの人たちにやってきたんだな、って実感した。
私、あそこまで人を憎む人の目を生まれて初めて見たよ。
そこには、光を見出せなかった。
この写真もさ、山積みになってる肉まんと、
ムスリム帽子をかぶったおじさん・ぶらさがる羊の肉
ってゆーチグハグがオモシロくて、ホントは声かけて撮りたかったんだけどさ。
すっかりマリエ氏、人とコミュニケーションをとるのがコワくなってしまっていました。まだまだですなあ~。
ね、ウイグルの人がたくさん。
人だけでなく、町にはところどころ、
少しだけどここは元々別の国であったという痕跡が残っていて ドキドキしてしまった。
そして、混ざっているものを見つけるのもおもろい。
たとえばさっきの『肉まんの山×ムスリム帽子』とか、
こんな風にたくさんの『中央ア的スパイス×中国茶&干しキノコ』とかね。
それと、『違い』ね。
中国人とウイグル人の違い。見つけちゃいました。
じゃーーん
座るんですねえ~。
そして、話すんですねえ~~。
これね、どこ行ってもそうだわ。
ムスリムの人ってこんな風にどこでも座って集まって、お話してる。
んで、ゆーーっくり喋る。
なんなら、集まってるだけでなんもしてない人もいーーっぱいいる。
ウルムチに到着してすぐのときにね、歩道の車止めに座ってるウイグルのおじさんがいたの。
そんで思った、あ~、中国化された街にはこの人たちが座る場所がないんだ!って。
カシュガルとか、あとはたとえばムスリムの国、トルコ、、イラン、ヨルダン、モロッコ。
ここらには、何も車止めに腰かけんくたって、座れるようなスペースが自然とたくさんあるんだね。
中国の人って座ってないよねー。
いつも忙しくて早口で、タバコですら立って吸ってるもんね。
日本もそうだね
ぎゃーーーやっぱ似てるんだなあー
休むのが下手なんだよねきっと。
生産、生産、見栄。
対して、家族、談話、安らぎ。
・・・・・・前者だな、私w
実際、そんな風に新たな発見がある場所はもう限られていて
こんな風に完全にウイグル「風」 にリフレッシュされてもーた
「観光用」ウイグル街並みエリアとかね。
ほら遠くから見てみたらこんな感じだべさ。
右の隅、川の上らへんに茶色くかたまっているのが残されているウイグル人住居。
すぐそばまでビルとか観覧車とかが迫ってるのがわかるよね。
ちなみにあれです、写真が曇ってるのはくもってるワケじゃなくて
なんだか砂が舞ってて四六時中こんな風にガスってるんです。住みたくないです。
こんなふうにカシュガルには、ウルムチやトルファンにはあまり無かった、
我々旅行者が求める「ウイグルっぽさ」があった。
西の果てカシュガルを、中国政府は将来中央アジアとの交易の中心地にする予定らしい。
かつてのカシュガルが、シルクロードの時代に実際そうであったように。
超巨大なショッピングセンター建設計画があって、新しいマンション用の更地もぼんぼこできてる。
私だって断然ウイグルを守りたいけど、でも、残念だけど、
元あった「国」の文化や尊厳が、1センチも残らず平らにされてしまう日はもうすぐなんだと思う。
半年後か、1年後か、2年後まで残れるか。
ウイグルは、私にとってこの旅二番目の衝撃だった。
悔しかったりイカったり、悲しかったり、感激したり。
そんな風な衝撃を与えてくれたウイグルに、やっぱりただの旅行者の私は残念ながら、
「今、ウイグルに来れて良かった」としか言うことができない。
でも、毎日このブログを読んでくれている2,000人の人に
今中国という国がウイグル自治区にしていること、してきたことを 知ってもらうことはできたと思う。
それに、国と人は別だって、それも伝わってたら嬉しい。
「平安家庭」
こんなクソなプレートが いつか抹消されることを願って
さて2PIECESはお次の場所へと進みます。


