先週札幌競馬場で行われました第70回クイーン

ステークスは、2番人気のテルツェットが、内ラチ沿い

から鋭く伸びて、ローザノワールを差し、また追い

込んで来たサトノセシルをおさえて3度目の重賞

制覇を飾ると共にクイーンステークス連覇を成し

遂げました。

2着には追い込むもののハナ差で敗れた8番人気の

サトノセシルが入り、3着には逃げ粘った3番人気の

ローザノワールが入りました。

1番人気のウォーターナビレラは良い手ごたえで

直線に入りましたが、距離の問題か、途中で失速し

10着に敗れました。

今週は、札幌競馬場で第27回エルムステークスが

行われます。

エルムステークスは、1996年ダート路線整備の

一環として創設された重賞競走で、当初の名称は

シーサイドステークスでしたが、1997年より施行場が

函館競馬場から札幌競馬場に変更された際に名称も

現在のエルムステークスに変更されました。

 

昔からダート戦線は非常に難しいですが、勝って波に

乗るブラッティーキッド、アイオライト、堅実なロード

エクレール、巻き返しを図るオメガレインボーに

注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。

先週小倉競馬場で行われました第70回中京記念は

6番人気の人気のベレヌスがスタートしてから先行し

直線に入ってもファルコニアとカテドラルの追撃を

2着には10番人気のカテドラルが入り、1番人気の

ファルコニアは追い込んだものの。3着に敗れました。

また注目のルーキー今村聖奈騎手騎乗の8番人気の

カデナは最後方から大外から必死に末脚を伸ばした

ものの、6着となりました。

今週は、札幌競馬場で第70回クイーンステークスが

行われます。

クイーンステークスは1953年に旧馬齢4歳牝馬

による重賞競走として創設され、昭和期においては

東京競馬場や中山競馬場で牝馬による秋の重賞

競走として行われていました。

1996年に秋華賞が新設された際、距離を1800m

に変更し、秋華賞のトライアル競走となりました。

その後2000年に行われました牝馬競走体系整備の

一環として施行場を札幌競馬場に変更する共に

現3歳以上の牝馬限定戦

となったため、これ以降、レースの位置づけや性格は

大きく変わることになりました。

 

思い出のレースは、昭和57年幻の牝馬三冠馬

ビクトリアクラウンが優勝した第30回クイーン

ステークスです。

ビクトリアクラウンは当時牝馬を扱ったら右に出る

者がいないと言われた稲葉厩舎に入厩し、

血統や馬体、動きの良さからデビュー前から評判に

なっていました。

しかし、ソエ(管骨骨膜炎)に悩まされ、デビュー戦は

落鉄などの不運も重なり、6着に敗れてしまいました。

その後、馬体の立て直しを図って新潟の新馬戦で

圧勝すると、続く新設された新潟3歳ステークスを

制して初代王者に輝きました。

その後、脚の状態を見ながらでしたが、テレビ東京賞

3歳牝馬ステークスに優勝して3連勝を飾り、この年の

優駿賞最優秀3歳牝馬に選出されました。

年が明けて旧馬齢4歳になったビクトリアクラウンは

クイーンカップに出走するとここを難なく勝ち上がり

ました。

この時、既に関係者の間ではビクトリアクラウンが

牝馬のクラシック三冠馬になるのは間違いないと

囁かれていました。

しかし、牝馬クラシック第一冠目の桜花賞を目指し

西下したビクトリアクラウンでしたが、調教後に

跛行が見られたため、検査した結果、左第3手根骨

剥離骨折が判明、春のクラシックは絶望となって

しまいました。

後にいつしかビクトリアクラウンは幻の牝馬クラシック

三冠馬と言われるようになりました。

骨折のため長期休養に入ったビクトリアクラウンは

怪我も順調に回復し、当時牝馬クラシック三冠目に

あたるエリザベス女王杯を目指し、7ヶ月半ぶりに

復帰し、当時秋に行われていたクイーンステークス

に出走しました。

レースは2番人気のルナパークの逃げで始まり

ビクトリアクラウンは、終始ルナパークをマーク

しながらのレースとなりました。

やはり長期休み明けが影響しているのか直線に

入っても逃げ粘るルナパークをなかなか捕らえられ

ませんでしたが、何とかゴール前でアタマ差交わし

苦しみながらも見事優勝を飾りました。

その後、古馬と初顔合わせとなる牝馬東京タイムズ杯

に出走し、安田記念と七夕賞と連勝中のスイート

ネイティブの2着と健闘。

そして再び西下して大目標であったエリザベス女王杯

に出走、春のうっぷんを晴らすかのように見事な走りで

優勝を飾り、最強4歳牝馬であることを証明しました。

今週は、札幌競馬場で第70回クイーンステークスが

行われます。

秋華賞を目指すウォーターナビレラ、波に乗る

ホウオウピースフル、フィオリキアリ、巻き返しを

図るルビーカサブランカに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。

先週、函館競馬場で行われました函館記念は7番人気

の白毛のハヤヤッコが第4コーナーから仕掛け、直線で

重馬場の中、鋭く伸びてマイネルウィルトスを振り切り

ダートの19年レパードS以来となる3年ぶり2度目の重賞

制覇と共に芝とダート重賞の二刀流Vを達成しました。

2着には1番人気のマイネルウィルトが入り、3着には

後方から追い上げた4番人気のスカーフェイス入り

ました。

ハヤヤッコはこの後、札幌記念に出走するとのことで

ソダシとの白毛馬対決が楽しみになりました。

今週は小倉競馬場で伝統の第70回中京記念が

行われます。

中京記念は1953年に中京開設記念の名称で

旧馬齢4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として

創設され、1954年には名称が中京記念に

変更されました。

現在中京競馬場で行われている重賞競走では最も

古い歴史を持っていました。

開催時期も1957年以降は春季開催で定着し、距離

コースとも幾度かの変遷を経て、2011年までは

芝2000mのハンデキャップ競走で概ね定着して

いましたが、2012年から施行時期が7月となり

距離も芝1600mに短縮され、今年も京都競馬場の

改修工事に伴い、中京競馬場ではなく、小倉競馬場

で開催されます。

 

思い出のレースは昭和48年中距離のスペシャリスト

ナオキが勝った第21回中京記念です。

ナオキは史上最強世代花の昭和47年組を代表する

1頭ですが、旧馬齢3歳でデビューするものの、

勝てないまま故障を発症してしまい、初勝利をあげた

のは4歳秋の未勝利戦でした。

しかし、この勝利をきっかけに2連勝してオープン入り

を果たすと年が明けて古馬になると中京競馬場の

オープン競走に出走、7頭立ての6番人気ながら

開花した持ち前のスピードでマイル王のファスト

バンブーやノボルトウコウ、アチーブスターを退けて

レコードを更新して優勝し、3連勝を飾りました。

そして、その勢いのまま重賞初挑戦となる中京記念

に駒を進めました。

しかし、まだ実力が認められなかったのか、12頭中

の6番人気でのレースとなりました。

ゲートが開くとナオキは大外枠から果敢にハナを

奪って逃げ、直線に入っても人気のシンザンミサキや

シングンの追い込みをおさえて優勝。

重賞競走初勝利と共に4連勝を飾り、この年の

中京記念は、関西にナオキありを示したレースと

なりました。

今週は京都競馬場改修工事に伴い、今年も小倉

競馬場で第70回中京記念が行われます。

実績上位のファルコニア、カイザーミノル、巻き返し

を図るカテドラル、アーデントリーに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。