先週小倉競馬場で行われました第70回中京記念は
6番人気の人気のベレヌスがスタートしてから先行し
直線に入ってもファルコニアとカテドラルの追撃を
2着には10番人気のカテドラルが入り、1番人気の
ファルコニアは追い込んだものの。3着に敗れました。
また注目のルーキー今村聖奈騎手騎乗の8番人気の
カデナは最後方から大外から必死に末脚を伸ばした
ものの、6着となりました。
今週は、札幌競馬場で第70回クイーンステークスが
行われます。
クイーンステークスは1953年に旧馬齢4歳牝馬
による重賞競走として創設され、昭和期においては
東京競馬場や中山競馬場で牝馬による秋の重賞
競走として行われていました。
1996年に秋華賞が新設された際、距離を1800m
に変更し、秋華賞のトライアル競走となりました。
その後2000年に行われました牝馬競走体系整備の
一環として施行場を札幌競馬場に変更する共に
現3歳以上の牝馬限定戦
となったため、これ以降、レースの位置づけや性格は
大きく変わることになりました。
思い出のレースは、昭和57年幻の牝馬三冠馬
ビクトリアクラウンが優勝した第30回クイーン
ステークスです。
ビクトリアクラウンは当時牝馬を扱ったら右に出る
者がいないと言われた稲葉厩舎に入厩し、
血統や馬体、動きの良さからデビュー前から評判に
なっていました。
しかし、ソエ(管骨骨膜炎)に悩まされ、デビュー戦は
落鉄などの不運も重なり、6着に敗れてしまいました。
その後、馬体の立て直しを図って新潟の新馬戦で
圧勝すると、続く新設された新潟3歳ステークスを
制して初代王者に輝きました。
その後、脚の状態を見ながらでしたが、テレビ東京賞
3歳牝馬ステークスに優勝して3連勝を飾り、この年の
優駿賞最優秀3歳牝馬に選出されました。
年が明けて旧馬齢4歳になったビクトリアクラウンは
クイーンカップに出走するとここを難なく勝ち上がり
ました。
この時、既に関係者の間ではビクトリアクラウンが
牝馬のクラシック三冠馬になるのは間違いないと
囁かれていました。
しかし、牝馬クラシック第一冠目の桜花賞を目指し
西下したビクトリアクラウンでしたが、調教後に
跛行が見られたため、検査した結果、左第3手根骨
剥離骨折が判明、春のクラシックは絶望となって
しまいました。
後にいつしかビクトリアクラウンは幻の牝馬クラシック
三冠馬と言われるようになりました。
骨折のため長期休養に入ったビクトリアクラウンは
怪我も順調に回復し、当時牝馬クラシック三冠目に
あたるエリザベス女王杯を目指し、7ヶ月半ぶりに
復帰し、当時秋に行われていたクイーンステークス
に出走しました。
レースは2番人気のルナパークの逃げで始まり
ビクトリアクラウンは、終始ルナパークをマーク
しながらのレースとなりました。
やはり長期休み明けが影響しているのか直線に
入っても逃げ粘るルナパークをなかなか捕らえられ
ませんでしたが、何とかゴール前でアタマ差交わし
苦しみながらも見事優勝を飾りました。
その後、古馬と初顔合わせとなる牝馬東京タイムズ杯
に出走し、安田記念と七夕賞と連勝中のスイート
ネイティブの2着と健闘。
そして再び西下して大目標であったエリザベス女王杯
に出走、春のうっぷんを晴らすかのように見事な走りで
優勝を飾り、最強4歳牝馬であることを証明しました。
今週は、札幌競馬場で第70回クイーンステークスが
行われます。
秋華賞を目指すウォーターナビレラ、波に乗る
ホウオウピースフル、フィオリキアリ、巻き返しを
図るルビーカサブランカに注目しています。
今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。

