先日、北海道より驚きのニュースが届きました。

何と繋養先の牧場で名馬タイキシャトルとローズキングダムの

たてがみが何者かに切られる事件が発生しました。

 

私も小学校4年生の時に見たダービーで競走馬の美しさと

強さに魅了され、引退した名馬達に会いたくて、いろいろと調べて

初めて那須種場所を訪ね、アカネテンリュウとインターメゾに会う

ことができ、写真を撮ったり、お話したり、感動のひと時を過ごす

ことができました。

牧場の方にも親切に対応して頂き、アカネテンリュウは、リンゴが

好きで、高級なリンゴより当時あった品種?ゆきの下が好きだと

いうお話も聞かせて頂きました。

今でもその時の嬉しさや感動は忘れられません。

その後、当時情報源も無い中で毎年、いろいろ調べながら、

北海道の牧場を巡ってシンザンやアローエクスプレスやイシノ

ヒカル、ロングエース、そして大ファンであったハイセイコーにも

会いに行くことができました。

どの牧場でもとても親切にして頂き、憧れの名馬達に会わせて

頂きました。

当時はまだ牧場に学生が訪ねて来ることは無かったようで、珍しく

思って頂き、各馬に関するいろいろな話も聞かせて頂きました。

その後も牧場関係の方が馬事振興と多くのファンの夢を叶える

ために企画した牧場巡りツアーに参加し、なかなか中々個人では

訪ねることは出来ない牧場を訪ねることができました。

ツアーに参加された方は、憧れの馬達に会うことができたことが

心底嬉しく、涙を流している人も多くいました。

 

競馬ブームが起こった時から牧場を巡る人達も増え、馬の特性を

知らない人達のマナーの悪さが目立ちはじめました。

牧場は、動物園ではありません。

牧場に多くの人が訪ねてこられても、牧場にとって何のメリットも

ありません。かえって本州等から人が持ち込む様々なウィルスや

ばい菌が馬に感染することの方が恐ろしいのです。

また、走っている姿を撮るためにわざと驚かせたり、触ったり、

祈念にたてがみを持ち帰ろうとする人も確かにいるようです。

馬は繊細な動物で些細なことでも驚いたり、興奮したりします。

そのことで馬が怪我をし、その怪我が死に繋がることもあります。

名馬達の死は、日本が世界に誇る宝の損失に繋がります。

牧場の方々は、わざわざ遠くから馬達に会いに訪ねてきてくれる

ファンの人達をありがたく思い、何とか協力してあげようとして

くれています。

そうした牧場の信頼を裏切る行為が起こってしまったことは、

本当に残念で悲しい限りです。

これでは、牧場側も見学を中止せざるを得ません。

心から馬を愛し、自分が大ファンであり、憧れの馬に会いに

行きたい人達が会いに行けなくなってしまいます。

どうか名馬達を本当に好きであるならば、馬達のことを想い、

必ずマナーを守ってくれることを心から願っています。

明日、中山競馬場で伝統のセントライト記念が行われます。

昔、菊花賞に向けてのトライアルレースとして関東馬は

セントライト記念または京都新聞杯から、関西馬は神戸新聞杯

または京都新聞杯からスタートしました。

レース日程が変わり、京都新聞杯は春の開催になってしまい

ましたが。

日本の競馬史上初の三冠馬セントライトの名が冠となっている

伝統のレースで、歴代優勝馬は名馬がずらりと並びます。

昔は、クモハタ記念やカブトヤマ記念、アラブのセイユウ記念、

タマツバキ記念などがありましたが、今は残念ながら無くなって

しまいました。

他に名馬の名前が冠としてシンザン記念と副題として

トキノミノル記念があるくらいでしょうか。

後世に名馬達の功績を忘れずに残すためにも、もっと名馬達の

名前が冠となったレースを作ってもらいたいと思います。

そのレースが行われる日の入場券に名馬の思い出の写真や、

または記念カード等が配布されたら、その名馬のことや当時の

思い出が蘇り、昭和人でオールドファンの私にとっては最高に

嬉しく思います。

私は生でセントライトを見たことはありませんが、名馬に思いを

はせながら、セントライト記念を今年も観ます。

8月30日で名馬トウカイテイオーが亡くなってから6年が経ち、

7回忌をむかえました。

時の経つのは早いものです。

 トウカイテイオーの綺麗な顔と気品あふれる馬体、そして繋ぎの

柔らかさは他に類をみない、 本当に素晴らしい競走馬でした。

 東京競馬場の競馬博物館で、競馬場ツアーの案内の女性が

顕彰馬となっているトウカイテイオーの写真と像の前で、

この馬は本当に顔が小さくて、 イケメンで私も今でも大ファンです

と説明していたのが印象深かったです。

北海道の牧場巡りツアーで牧場にトウカイテイオーを訪ねた時、

牧場の方が、トウカイテイオーはとても綺麗好きで、排便場所も

同じところにしかやらないと説明してくれました。

ファンの期待を最後まで決して裏切らなかったトウカイテイオー、

あの美しい姿は、ファンの心に永久に残ることでしょう。