2019年2月16日 市川美織生誕祭神イベ詳細レポ | 2コ下のブログ

みおりんの25歳の生誕祭、卒業後初となる生誕イベントは、みおりんらしさと事務所の優しさが溢れる神イベントだった。お祝いしに行ったのに、逆にたっぷりとレモン成分を頂いて帰るやましさ。例によって独断と偏見を交えながら記憶と記録のために詳細を記載する。



■イベント概要
場所:池袋 Grafica by hacocoro
1.登場、挨拶 (5分)
2.近況トーク(スライドショー) (12分)
3.来場ファンからの質問コーナー (3分)
4.ゲストコーナー(加藤玲奈 ボックストーク) (20分)
5.カラオケ 2曲 (23分)
6.私物プレゼント (25分)
7.最後の挨拶 (5分)
8.ツーショット撮影会 (30分)
※.フレモンちゃんパーカーお渡し会
イベント部分 約1時間30分
撮影会 約30分

■物販について


会場がある地下には専用エレベーターでしかアクセスできない仕様になっていて、エレベーターの地下出口の真ん前に物販コーナーが設置された。開場30分前から、電子チケットのチェックインをしながら誘導してゆく。AKBの洗練されたイベント運営とは異なり、結構場当たりでアナウンスの頻度が低く声も小さいので、来客は混乱気味だった。だが、運営がかなりフレンドリーでよい意味で緩いのと、客もカリカリせず寛容だったので、揉め事にはならなかった。久し振りだったが、ああこれが尾木節だったなあと、懐かしく感じた。性善説で、「お互い様」なので規制も緩く、これで運営できるのなら、お互いに最高のイベントになるはずである。

本イベントのオリジナルグッズは次の3点。
フレモンちゃんパーカー
クリアファイル
デカ缶バッジ(CDより一回り大きい)
それ以外に、ビレバンのフレモンちゃんマグカップと、Tシャツもあった。





フレモンちゃんパーカーは最後にお渡し会をするので、引換券を渡すべきところ、係の女性にちゃんと伝達されていなくて、実物を渡してしまっていた。もちろん客はお渡し会なんて知らない。私は、こういうものは着用して盛り上げるものだろうとやる気を出して、早速着込んで写真を撮り、ツイッターに上げた。それから程なくして、係の方がパーカー現物の回収(と、引換券の配布)に回り出した。私はやや汗っぽくなったパーカーを着たままで、「どうしましょうあせる」と苦笑いで尋ねた。一旦回収して元の人に返すのは不可能なので、係の方は私を一瞥して躊躇せず「じゃあ、そのままで良いですえー」と、引換券をくれた。そんなわけで、私は図らずも観客の中で唯一フレモンちゃんパーカーを着用してイベントに参加することになったのである。

■会場について

図:標準のレイアウト

 

 

図:今回のレイアウト

 


公式サイトにあるとおり、小規模のイベントや、場合によっては披露宴などできるおしゃれな会場なのだが、秋葉原の劇場よろしく大きな柱があって、スペースをフルに活用することを妨げている。みんな、公式サイトにあった標準レイアウト例が念頭にあったから、ディナーショーのようなゆったりとした配置を想定していた人もいたようだが、実際にはギリギリまで詰め込まれていた上に、後から急遽募集された立ち見席50席もあった。座席は横20人(6+7+7)が五段(L段、E段、M段、O段、N段 …本番でグダグダするのに、こういうこだわりをする余裕が楽しい)と、最終列は☆段14名+関係者席4名(5+6 +3+4)という変則的配置だった。私は☆4だったので、特にこの変則的な☆席が気になっていた。少し人数を減らしたのは、(実際にはいなかったが)車椅子利用者来場への配慮かもしれなかった。

これは会場公式サイトのイメージ写真。こんな感じを期待してきたファンも多かった模様。

 

当日はこんな感じでした。オシャレな椅子だけでは足りなくて、後ろの方は黒いパイプ椅子に。

会場に入ると、来場者からの質問募集をしていた。紙に書いて箱に入れる形式だ。こういうものには積極的に乗ることでイベントを盛り上げないと、と思い書いておいた。しかし、アナウンスの頻度が低かったために、質問募集があったことすら気がつかない人が相当数いたのは、本番で明らかになった。

ヲタクとして本音は、どうしてこの規模にしたのかということ。小一時間のイベントで2,000とか3,000集めるのは難しいかもしれないが、みおりんの集客力なら1,000は堅いだろうと思う。ただ、全員とツーショット撮影会を前提にするなら、数時間を要するだろうから厳しいと判断されたのは理解できる。しかし、全員と握手お見送り、高額グッズ購入者とはツーショット撮影会とすれば、1,000は捌けるだろうし、ベースを握手なしのお見送りにすれば2,000だってできたと思う。自分は当選して参加できたので、より濃厚でゆったりとしたイベントは嬉しいわけだが、参加したかったのに落選した人のことを考えると、キャパは十分に用意して頂きたかった、というのが本音である。落選は、明日は我が身なのだから。


■イベント詳報
エレベーターで小分けにされながら会場に入る。指定席で、席番号は(電子)チケットに書かれているということを、会場で初めて知る。細かいことかもしれないが、こういう事は入場の際の混乱防止にもつながるので、積極的にアナウンスすべきだと思う。私の席は、「☆4」だったので、なおさらこの記号が座席位置だということがわからなかった。座席は前から、「LEMON☆」となっていたのである。最後列というのが残念だったが、逆に言えばギリギリで当選したということ、感謝せねば。6列目で、頭の大きな人や、背の高い人が前にいなかったから視界は確保されたし、私は座高が異様に高いから迷惑になるので後ろでよかったし、手を振ったりも気兼ねなくできるし、まあ良いかと思えた。落ち着いて座ると、懐かしいアイドルソングがBGMになっていることに気がついた。みおりんが曲まで指定したかどうかわからないが、かつて好きだと言っていた曲だ。モー娘。、ミニモニ。、JUDY AND MARY辺りは私もツボなので、趣味が似ているなと思う。
そういえば、現役当時握手会でいろいろな話をしたときに、みおりんと自分は同じタイプの人間だと思ったことを思い出した。所謂、常識と呼ばれる、規範や水準の認識、価値観が殆ど同じなのである。絶対的に違うのは、女性領域のこと。オシャレやメイクやファッションに関する方向性は全く異なる…というか、私がほぼ空っぽでさしたるベクトルも持ち合わせていないのである。最初は妖精を発見した驚きから入ったが、内面を知るにつけ、ソウルメイトみたいに感じて惹かれていたのだということを思い出した。今現在一切の野望を持ち合わせていないが、もし仮に私が今から結婚するのだとすれば、魂の波長が重なり合うというか、同じものを見たときに同じように反応する人を選ぶのは間違いない。全くの他人だとしても、そういう人が実際に存在するのだということを具体的に知っていると、魂の安らぎが違うのである。

センチメンタルジャーニー(1981)
ね~え?(2004)
恋のバカンス(1963)
テレフォン!リンリンリン(2002)
ラッキープール(2001)
くじら12号(1997)
ミニモニ。ジャンケンぴょん(2001)
散歩道(1998)
ハッピーサマーウエディング(2011)

フレモンちゃんパーカーを購入したのに引換券を持っていない人~というアナウンスがされる。当初ミスしたのは仕方がないとして、フォローが手厚く、ありがたい。

会場の注意事項も、最近聞いたことがないくらいシンプルである。

公演中の撮影、録音はご遠慮下さい
携帯など音の出る機器はマナーモードにするなど周囲の迷惑にならないように


これだけ。運営とファンの信頼関係を示しているようで、嬉しい。もっとも、揉めるくらいなら、最近小劇場でもやるように、細々とした諸注意があってもかまわないのだが。

会場のあちこちにかわいらしい仕掛けが。

13:13 予定時間よりやや押してイベントは始まった。
照明が消えて、米津玄師の「Lemon」が流れる。会場からは口々に「レモンか、」「レモンな」という呟きが。私はこの曲を知らなかったが、後から調べたらとても良い歌詞。
最後のサビ前の「とても忘れられない それだけは確か」から曲が始まり、「あの日の悲しみさえ~」サビと同時にステージ下手入口にスポットが当たってみおりん登場。さすが場慣れた演出だが、その瞬間の素直な印象は「披露宴の新婦(色ドレス)お色直し入場みたい」だったのはナイショ。

□登場~挨拶


どうも、みおりんこと市川美織でーす。

凄ーい、立ち見の方もどうもー。見えてまーす。わー、ちっちゃい子もいるねー、どうもありがとう。わーい、座っている人もこんにちわー。

ははっ、あれ、ここは透明人間か? あ、ちょうどよかったね、前いないから見やすいね。そう、ちゃんと計算されているんですよー。


いじりが上手。ちょっと自虐的だけど、この辺は芸人さんのテンポの良い「つかみ」をちゃんと取り込んでいるね。こういう軽やかさは今後何をやるにも役に立つと思う。

去年の五月に卒業して初めて1人でこんなイベントをやらせて頂いて、こんなに集まると思っていなかったから、嬉しいです。最初募集したときに、会場埋まらなかったらどうしようとびびりまくったキャパだったんですけど、こんなに来てくれて。中には外れちゃったって方や、来れなかったって方もいらっしゃったので、来年またやるとしたら、もっといろんな方に見て頂けるように頑張りたいと思います。まずはこの初めてのイベントを盛り上げて成功させて行きましょう!

グッズとか見ましたかー? フレモンちゃんパーカー、やっとできたんですよ! もうやりたくてやりたくて、お願いして今回作ってもらいました。袖口に「I
ドキドキレモン」って書いてあるんですけど、あれは自分で書いて後から付け加えてもらいました。紐のところにはクマさんをあしらって、いろんなファンの方に気に入って頂けるような仕様にしてます。意外と高くなったけど、それだけこだわったってことなんで。

あと、クリアファイル! めっちゃ可愛くないですか? プロダクション尾木の社内でも結構かわいいと評判になっているそうなので、嬉しいですね。

衣装も見て下さい。私がいつもお世話になっている西山さんに作ってもらいました。テーマとしてはBGMを聞いてもらったらわかると思うんですけど、ちょっと80年代チックな曲が多かったと思うんですよ。えっ?90年代? 正解。その辺の、昔のアイドルのイメージと、西山さんの新しいイメージを融合させてこのフレッシュな感じを(照)表現して作ってもらいました。おっきなリボンを付けたりして、髪型は「ご近所物語」をイメージしております。

あとは、缶バッジみたいなのもありましたね。描いてある絵は自分で描いたものですよ。

あとは、定番の残りもんばっかですよ(笑)


□近況トーク

長い挨拶はこの辺にして、「近況トーク」のコーナーです。最初に幼少期のみおりんがイチゴを食べている写真が映し出される。イチゴを食べてたねってことです。

次は犬の写真。これはうちの実家のレモンちゃんです。もじゃもじゃで不細工で可愛くない。今私は猫派なので、実家で猫を飼ってくれることを期待しております。

次は蕎麦。私は鴨せいろが好き。

次は本。セブンイレブンのキャンペーンに参加します。

伊賀の花嫁の打ち上げで誕生日祝いをしてもらった。そのあと顔にケーキをつけられた。

次は初めてブリーチしたときの金髪写真。みんな黒髪が好きだと思っていたのに、好評だった。

最近はまっているのは、一蘭。私の好みは、味は基本に、さっぱり、柔らかめ、ニンニク無料のマックス、辛さもマックス、ネギは青ネギ半々とか、先日は有料で追加した。チャーシューは普段あまり食べないが、ここ(一蘭)のは食べる。

伊賀の花嫁の集合写真。夏まゆみ先生に、加護ちゃんがいる。私はAKB時代に夏先生には会ってない。怖い怖いと言われていたから緊張していたが、熱いハートを持った良い人でした。ちゃんとやっている人は認めてくれる。今回の舞台で私に出会えて、ファンになったと言って下さった。私に出会う人は全国区を目指すので、ビッグになってまた仕事で会いましょうと言って下さった。私は全国区を目指す。倍率が上がっちゃうかもしれないんで、今のうちに会いに来て下さい。

加護ちゃんと2人だけで動画を撮った。ロリを作ったのは私だと言っていて、ロリの先駆けの先輩と、現役合法ロリの夢の共演というわけで、胸アツでした。凄く優しくて、ママになって忙しそうでした。


□質問コーナー
次は、質問コーナー。

Q:使っているリップを教えて下さい。あと、ディズニーシーで好きなアトラクションは?(もえちゃん)
A:ディオールのコーラルピンクみたいになるやつ。昨日イブサンローランのピンクリップを自分への誕生日プレゼントで買いました。いつもはエテュセの緑の薬用リップを愛用しています。
ディズニーシーで好きなのはインディジョーンズ。最近はレイジングスピリットも好き。タワーオブテラーも好きなんだよな。


Q:一人暮らしをしようと思ってますが、部屋が片付くかどうか不安です。(しおりちゃん)
A:あー、一緒だー

Q:今後も舞台出演続けますか?(ケイオス)
A:オファーがある限り、見に来てくれる人がいる限り続けようと思っている。

Q:今年の野望は?(ずんだもち)
A:とりあえず全国区になりまーす。打倒、米津玄師、私が元祖レモンだ。

□ゲストコーナー

 

皆さんお待ちかねのゲストコーナー。ゲスト誰だと思います? みゆちゃん? パパレモン? さや姉? みるきー? 鳳さん? 

みんなで、「どうぞ!」、涙サプライズと共に、加藤玲奈ちゃんが登場。
可愛いケーキを持ってきたよ、美織ちゃん。それではみんなで歌って下さい!
実はある方々からメッセージを貰っています。
(ビデオメッセージ)


いっぱいいたね。
みなるんさんは? (笑)
今日は司会は私がやるから大丈夫ですって言ったんですよ。
凄ーい、やる気満々!
ううん、経費削減。 (笑)


□ボックストークのコーナー

次は、ボックストーク。

「お互いが不思議に思うこと。」
市川:小島さんのブランド、私は身長制限で着れない。
加藤:そもそも、何でフレッシュレモンになりたいって言い出したの? いつから?
市川::物心ついた頃から。
加藤:ムカつく。 (笑)
市川:話せば長くなるんだけど、高校生時代の体育祭の応援団で、…中略…かの有名な「チームB推し」の研究生バージョンで録音をしたときに、キャッチフレーズがまだなくて、どうしようかなーって考えて、思い出したんです。
加藤:ちゃんと由来があるんだね。
市川:そうなんです。
加藤:キャラどうしよう、レモンでいっか、みたいなのじゃないんだ。謎が解けました。
市川:それは良かった。 れなっちの不思議なところはねー、ないよ。


「実は、こう思ってました」
市川:もうちょっと、ちゃんと踊れよ(笑)
加藤:めっちゃ失礼。…確かにそれは自覚もしてるから、ありがとう。
加藤:私は別にどうとも思っていなかったかもしれない。ただ、ちっちぇーなーと思ってて、ずっと年下かと思ってた。いっても、同じか2個上位だろうと思ったら、まあまあオバサンだったとは。
市川:オバサン言うな! まあ良かった、お互いに言えて。


「とびっきりの愛嬌をお願いします」
市川:愛嬌って何ですか?
加藤:誰がコレ決めてるの?
市川:じゃあ、可愛くなる一言!
加藤:えっ、なにこれ、どんな感じ? みんなみおりんの可愛いのを見たいんじゃないですかー? 
拍手
市川:きょうは、みおりんの…みおりの、誕生日にお祝いしに来てくれてありがと。あ、別に、来てとか頼んでないけど、…
加藤:はい、次行こ。 (笑)


「今だから言えること」
コレさっきやったね。

「仲良くなったきっかけ」
市川:仲良くなったかなあ? (笑) これからかもしれない。きっかけはチームBかな?
加藤:だね。
市川:4の時は、私がずっと9期と一緒にいたから、別に仲が悪いわけじゃないけど…
加藤:話すことないから特別一緒にいるわけでもないという。
市川:10期は特殊だったからみんなバラバラで。梅田チームBは梅田さんを先頭に優しい先輩が多くて、みんな仲良しで、そこで出来上がったのが、みなみおれなっつんだもんね。
加藤:何でできたのかよく覚えてない。
市川:れなちゃんとなっつんがずっと一緒にいて、私と大場さんがいつも一緒にいて。
加藤:近かったんだね、いつも一緒にいたもんね。
市川:ポジションも近かったんだよ。私はみなるんさんの歌割りで…
加藤:よく覚えてるね! 私は一ミリも覚えてないわ。
市川:楽屋では鏡がなくて靴箱の辺りにテーブルが出してあって、なっつんも確かその辺にいたんだよ。れなちゃんは?
加藤:自分の位置も、人の位置も覚えてない。凄い記憶力だね。
市川:凄いでしょ?


「お互いの長所」
市川:気にせずゆるっと話せるところ。緩さに磨きがかかっている。
加藤:悪口じゃないよね?
加藤:美織ちゃんの長所は…基本明るくない?
市川:そう、ポジティブメンヘラって言ってんの。


「二人きりでお出かけするとすれば、どこ?」
市川:二人でお出かけしたことないからなあ。マッサージ屋さんとかどう?
加藤:やだー、一緒にしないで~。私若いから。
市川:えっ、ちょっとやだ。 (笑)  温泉はどう?
加藤:いいね、ゆったり旅したい。インスタ映えの撮影して、お互い髪色が奇抜目だから、お揃いの格好したりして。前にやったことあるね。
市川:マジすか3だったかな、皆さん知ってましたか?二人が姉妹のロリータ役みたいな役で出たことがあって。
加藤:そんな感じ、ロリータファッションで原宿とか行こうよ。
市川:それでついでにsweetsさんに寄って撮ってもらって。
加藤:そりゃ無理だろう?
市川:れなっちの顔でねじ込んでもらって。
加藤:無理だよ、AKB新聞くらいならやってくれるかもしれないけど。 (笑)

加藤:市川さん、お誕生日おめでとうございます。皆さんもお邪魔しました。
市川:言い残したことはありませんか?
加藤:えー、ないですー。 (笑)
市川:宣伝とか。
加藤:じゃあ、sweets買って下さーい。
市川:毎回裏表紙になってるんだよね。
加藤:そうなのー。買ってくれましたよね?
市川:えっ、えっ、えっ、あとで。セブンネットで買います。
加藤:じゃあ、またねー。

そんなわけで、ゲストは加藤の玲奈ちゃんでしたよー。まあね、尾木つながりで呼びやすかったんですけどね。



□カラオケコーナー
次は、カラオケコーナー。1曲目は松田聖子さんの、「夏の扉」。サビの「フレッシュ、フレッシュ、フレ~ッシュ」のあとに、レモン!ってコールして下さい。
変則的なコールで字余りっぽくなる素人っぽいカラオケでゆるゆる。

2曲目は、松浦亜弥さんの「桃色片思い」。桃色を時々レモン色に読み替えながら。

カラオケについては特筆すべきところはないけれど、みおりんは上手に器用に歌うのでサマになっている。ファンにとっては、やっぱり歌ったり踊ったりするところを見てみたいから、楽しいコーナーだった。何なら、デュエットとかさせるともっと盛り上がったかもしれないけどね。

□逆プレゼントコーナー
次は逆プレゼントコーナー。本来私のお誕生日をお祝いするイベントなんですが、来てくれたことがプレゼントというわけで、逆に私からお返しをしたいと思います。私の私物をあげちゃう。14個くらいあります、在庫処分じゃないです(笑) BGMはアイドルソング。

立ち見レモンの22番。何が似合いますかね? クマのぬいぐるみ。その場でサインを入れますね。

☆17番。パパレモン。
「ほしいものはありません。皆さんいつもありがとうございます。」

まさかのパパレモンの当選に会場は大盛り上がり。パパは前に出て一言言わされる羽目に。普通関係者席の席札までボックスに入れるか? という初歩的なミスをしてしまうのが尾木っぽくてリラックス。人数の少ないプライベートなイベントだし、パパレモンはテレビ等にも登場しているので問題ないとは思うものの、これが他のメンバーの親族だったりすると大問題になってもおかしくないところ。

☆14番。24歳の時コラボして作ったTシャツです。

☆13番、アレ?連番だ。みおりな生誕Tシャツです。


このあたりから、☆の後半ばかり、しかも連番で当たっていることに会場がざわつき始める。ボックスに半券を入れた係は、恐らくLの1番から追番で順番に(関係者席も含め)ただ入れていっただけだろう。普通は、ちゃんと事前にシャッフルしておくものである。私は☆列なので、このまま☆ばかり当選すればいいと思ったが、さすがにみおりんも半券をボックスの中で混ぜようとし始める。

☆18番。姉レモンと、甥っ子ちゃんでした。家族ぐるみですみません。

父に続いて幼い甥っ子を膝に載せている姉まで当ててしまう。ガチなのは良いが、当てられた親族は気の毒だし、時間の無駄でもある。まあ、みおりんの実家の人達と同じ空間で誕生日を祝っているというのは決して悪い気がしないけれど。

立ち見レモンの5番。キャップ。

また会場後方だが、☆ばかりでなくなって一安心。立ち見の人は気の毒なので、プレゼントがあたってくれてもいいという気持ちにみんななっている。

☆15番。シュガーアンドレモンのトートバック。

と、思ったらまた☆の後半。観客はみなずっこけた。

N18番。知ってる人だ。キャップ。

めてN列が出たことで少し安心したみおりんは、つい「知っている人だ」と言ってしまう。その後、慌ててみんな知っているけどねとフォローする。みおりんの認知に差があることは仕方がないし、それでカリカリするようなファンはここにはいないと思う。

N14番。あー、知ってる。レモン復活Tシャツです。白いのは、手抜きじゃなくて、みんなに色を塗ってほしくて。

E15番。ピンクのメガネ。
めがねのサインは難しいなあと思っていたら、レンズにサインした模様。

E9番。私が買ったサンリオのキャップ。今日お誕生日の方でした。

E3番。今日は髪の毛どのくらいかかったんですか? ぬらしてきた? ややウケ。キャップ。


アフロの彼が当てられて会場の半分くらいが盛り上がる。さすがは有名人だ。みおりんも安心してイジる。最後はキャップを被れるとか被れないとか言い合った挙げ句、アフロに赤いキャップを載せて自席に凱旋。

O2番。私が着たらパツパツだったナイルパーチのパジャマ。サイン帳にサインを。

小さい女の子が当選する。お父さん、お母さん、女の子の3人だったようだが、当選した瞬間、押し出されるようにして女の子が前に出る。みおりんも、自分が着れないようなサイズのパジャマをプレゼントして、太ったおっさんが当選したらどうするつもりだったのか、ネタのつもりだったのかわからないが、実際に着用できそうな女の子が偶然当選して会場が安堵に包まれる。みおりん本人も安心した様子だった。

レモンの2番。キャップ。

立ち見フレッシュの18番。いる、いない? います! パス? あ、いたのね、よかったー。


「います」が「パス」に聞こえ、あわやだったが、無事立ち見の人が前に出て商品を受け取れた。

残りの一つは2015年のサングラス!

と、最後に残った商品を自ら身につけてアピールするみおりん。少々ファンキーなデザインだが、みおりんがつけるとよく似合っている。会場からはちらほらと、タモさんか、という声?
 

 

☆の4番。

 

なんと、自分が当選してしまった。こういう抽選では一度も当選したことなかったのだが、何ということだろう。ちょっと信じられなかったが、自分が☆4だということは先ほどから何度も確かめていたので間違いなかった。

 

 

あれ、☆の4番って、もう呼んだっけ?

 

いやいや、一度引いた札を箱に戻さない限り2回呼ぶことはないでしょう、みおりん。うかうかすると次の人を当てそうだったので、慌ててアピールして前に向かう。


ああ! ちゃんとフレモンパーカー着てくれてー!
 

ちゃんと購入した人も、私以外全員運営に返却して、私だけが早々に着てしまったから返却できずに着たままになっている、いわばイレギュラーというかイリーガルな存在なだけに、私はやましさの塊だった。でも瞬時に、みんなが敬遠して最後まで残った風変わりなサングラスが商品として当選したからには、サングラスにサインをするのではなく、このパーカーにサインして貰おうと計算していたので、壇上に上がってすぐ、みおりんに話しかけた。

 

これ(サングラス)、書けないからこっちに書いてもらって良いですか?
 

みおりんは他の人の時もそうだったが、壇上のファンと話すときにはマイクを外している。名前を訪ねてサインしたりしているので、ファンの個人情報を必要以上に知らしめないということを意識しているのだった。こういう機転はさすが経験の賜物である。私は壇上でさらし者になりながら、会話はごく近くにいるファン以外には秘匿されているのだった。

 

あ、いいよー。良いですよー。どこに書けばいいー?


背中に (笑)
 

そう言って私はフードを被り(被ると、フレモンちゃんの顔が現われるデザインになる)、そのことで客席正面に向けた顔を少し隠しながら、客席にはパーカーを披露した。そして、少し猫背になって、みおりんに背中を向けた。みおりんは慣れた様子でペンを走らせる。着衣にサインしてもらう感覚は、背中をツンツンこねくり回されているような感じで、タッチは細かく長く、間接的に触れているのはペン先なのだが、極めて官能的な時間だった。ステージ上で150人の視線を浴びながら、そういうけしからんことを考える機会は、恐らく一生のうちに再びはないだろう。

 

名前も書いてね、2コ下です。

ああ、そうだ。2コ下さんだね。

 

名前をちゃんと覚えてくれている期待まではしていなかったので、先に言ってしまう。声が裏返っていなくてよかった。みおりんを試すようなことをするつもりは最初からない。せっかくサインをしてもらうのだから、名前は入れて貰わなくては。名前なしのサインは最悪の場合オークション等でも手に入る可能性があるが、ちゃんと名乗って彼女がそれを認識して文字にしてくれた瞬間があったというのはかけがえのない思い出になるし、会いに行けるアイドルだからこそ可能な貴重な機会なのである。みおりんは、最初から名前を入れようとしてくれる傾向が強いのだが、他のメンバーは面倒くさいということもあって、名無しにする傾向がある。ただ、「2コ下」という名前は口で言うだけでは伝わらない。最初に彩花が「ニコシタさんへ」と書いたようになるのが普通である。今回、口でヨミを言っただけで、正確に文字を再現してくれたみおりんは、少なからず覚えていてくれた証拠であり、ちゃんとハートまでつけてくれて、もうこのまま死んでも良いと思うくらいに幸せだった。

 

はい、書けましたー


舞台奥にいるみおりんの方を向き直って、ありがとうとお礼を言って握手する、まあ自然の流れであるが、今書いて貰ったサインは観客席からは死角になって見えなかったはずなので、改めて客席に披露するつもりでゆっくりと披露したのだった。どんなことを書いてくれたのか、着ている本人には全くわからないのだが、今回当選したのは運でしかないので、外れた人もみおりんがどんなサインを書いたのか気になったと思うし、それをお裾分けするのは当選した者の責務だと思ったのである。



最後の挨拶
2月12日に25歳の誕生日を迎えました。25歳といえばお肌の曲がり角とか、いろんな曲がり角と言われていますが、曲がり角を曲がったらもっと長いステキな道が待っていると思うので、私は曲がります。
昨年NMBを卒業してから一年間活動して参りましたが、小学五年生からこの世界におりますが、まだまだだなと思うことも多くて、今年はいろいろなものを吸収して、成長するための準備の一年にしたいと思っています。
30歳で社長になるという夢もまだあるので、それまでにもっと明確な目標を考えたいと思います。
私がオバサンになっても、まあその頃は皆さんももっとオジサンやオバサンになっている筈ですが、まあ若い子が多いから大丈夫か。今オジさんの人は、できる限り長生きして頂いて… (笑)
そして、若い子に目移りせずに、オバサンを応援して頂けると嬉しいです。これからも応援宜しくお願いします。

このあとは撮影タイムと、物販コーナーでフレモンちゃんパーカーの手渡し会をします。フレモンちゃんパーカーは売り切れてしまったようなので、どうしてもほしい方は誰かに言って頂いて、ひょっとすると再販になるかもしれないので、でもその前にビレバンのTシャツとマグカップを買って頂いて(笑)
そうそう、在庫を抱えるのが一番いけないのでね。来年もまたこういうイベントができるように頑張ります。以上、みおりんでした~。


□2ショット撮影会

みおりん自らふれもんちゃんパーカーを着て。図らずもペアルックになってしまった幸運。中のTシャツが埼玉の卒業コンサートTシャツだということにもすぐ気がついてくれるみおりん。レモンのポーズをお願いしました。ポーズの対応はかなり柔軟だったので、特に女性ファンは過激なポーズもリクエストしていました。見ているだけで楽しかった。

 

 

□フレモンちゃんパーカーお渡し会

フレモンちゃんパーカーは撮り下ろしチェキつきで11,000円。パーカーにしては高いと思ったし、フレモンちゃんはキャラとしても正直どうなのと思っていたのだが、生誕祭記念グッズでありチェキもつくとあっては買わない訳がないと思い、早々にエントリーした。数量限定販売という文句に反応した面も否めない。何と言っても、高額なために忠誠心を示すにはマストアイテムといえる。なあに、SRで東京タワー建てるのに比べれば、しっかりした作りのパーカーが手元に残るのだから安いものである。

コレね、フライングで先に貰っちゃったの。
えっ、そうなの? あっ、なるほどね。

 

何がなるほどなのかわからないが、当意即妙で場に合わせられる瞬発力が元アイドルの底力といえる。私もしっかり説明したいが、後ろに行列ができているので、そんな時間的余裕はない。

 

ありがとう、コレ(引換券)貰います。ありがとう、またねー。


おまけの撮り下ろしチェキ


■感想

ファンを大事にするみおりんらしいこだわりのつまった、そして緩いけどファン思いの尾木テイストな、素敵なイベントでした。キャパが小さすぎたのは残念でしたが、自分が中に入れてしまえば小さくて距離が近いのは嬉しいもの。今年の運を使い果たすくらいツイていた私としては、もう思い残すことがないくらい最高の神イベントでした。

 

残り福となった謎の2015年サングラス。あまりにも小さいので、自分が掛けると壊してしまいそうで、怖くて着用できておりません。園児がつけてこのぴったり具合だもの。別にポーズをつけたわけでもなく、ただ「貸して」というから貸してあげたのだけれど、こんなに格好良くなるのは、やっぱりサングラスのセンスが良いからなんでしょう。本当に良いものを貰いました、ありがとう。

 

また近いうちにパーカーを着て参加できるイベントがあるといいなあと思っています。成長のための一年にしたいと言っているみおりん。現役当時のような悩みは今更ないと思うけれど、自由度が高い分、目標設定するまでは紆余曲折がありそう。大勢のファンがついているのだという自信をもって、堂々と曲がり角をまがってほしいと思います。