>ナクラさん。
ありがとうございます。m(_ _)m
ともすれば、とても「あつかいにくい」問題?!(←こんなふうに言うと、また「問題」になるのかもしれませんが、^_^;汗)でもあると思いますが、だからと言って、「知らんぷり」でよいのか、ということで、ワタシの考えや立場を表明したいと、ブログ記事にしました。
いくつかご指摘のことについて、ワタシの考えを書きたいと思います。
1.「言葉」の問題?!、「ポルノ」という"呼び方"?!について。
日本(日本語?)では、"ポルノ"と言うとき、なんだかとても「卑猥」「猥褻」なイメージ?!、あるいは、「いけないモノ」というようなイメージ?!、があるのかも(?)しれません。いえ、ワタシが勝手にそう感じているだけなのかもしれませんが、...!?σ^_^;)ゞ
そこから受ける「イメージ」がどうであれ、「AV」「アダルトビデオ」が"ポルノ"であることは、"疑う余地"(って、大げさな言い方?!)はないと思います。逆に、これ(AV)がポルノでないのなら、いったい何が「ポルノ」なの?、・・ってか、あたりまえですね。AVはポルノそのもの、です。AVのようなものを(別の言葉では)ポルノと言うのでしょう。この「言い方」に「慣れている」かどうか、が違うだけです。
ナクラさんは、「・・この「ポルノ」という言葉で、日本のAV業界を攻撃と言ったら穏やかではないですが圧力をかけているように思います。」とおっしゃっておられますが、・・ワタシはむしろ逆に、AV業界というか、「ポルノを売ろうとしている側」が、――"ポルノ"という、(日本でのイメージが)「ドぎつい」言葉・表現を「避けて」、"アダルト・ビデオ"という「ソフト」な言い方を「あみ出して」、ポルノ映像等を日本の商業ベースにのせやすくしたのではないかと思っています。「アダルト」、って、本来の?!意味は、「大人の」、ってことでしかないのですから。日本の、特に商業ベース「特有」の「言い回し」には、こういう「あいまいな」言葉・表現が少なくないですね。。。
2.「・・違う考え方も当然あり、違いを認識しながら話し合いで建設的な方向に進むことを期待したい」
ワタシもそう思います。(*^_^*)
大切なのは「建設的な方向に進むこと」であって、よくわからない先入観などにとらわれたり、憶測をめぐらしたり、ただ否定したりすることではなく、よくない現状をよくするための具体的な方策はどうあるべきかを議論しあい、見出し、歩みをすすめることだと思います。
それは、当然、現状を変える、ためのものです。
現状が、よくない状況、であるとの認識が前提になると考えます。
そうでないと、議論にはならないでしょう。出演強要問題がある、児童ポルノがある、しょうがい者ポルノがある、という現状を認識して、それらはよくないことである、なくすべきである、という点で一致しなければ、議論にはなりません。
出演強要など無い、あるいは、あってもかまわない。
児童ポルノは無い、あるいは、あってもかまわない。
などという「違い」「違う考え方」を「認識しながら話し合い」をしても、「建設的」なことにはならないと思います。現状の認識の一致、よくしよう、改善・解決をはかろう、という考えの一致は最低限必要だと思います。
その上に立って、では、現状をどう変えるのか、どのような具体的な方策をとるべきなのか、ということを明らかにして実行してゆくことこそが「建設的な方向に進むこと」であると考えます。
3.「HRNの目的、真の目標て・・」「戦略的なもの・・」「意図的にやっているよう・・」等々について。
HRNは人権擁護のための団体だと、ワタシは認識しています。なぜだか?!よくわかりませんが、ネット上で"いわれなきバッシング"が行なわれていると感じています。もはや、HRNと伊藤弁護士に対する偏見と差別だと言って過言ではないと思います。
出演強要問題の『調査報告書』が出された当初、AV業界からいっせいに"反発"が起こりました。「強要」など昔のことで、今はもう無くなっている(又は、ほとんど無い)、というようなものが主でした。でもこれは、おかしなことだと、ワタシ自身は感じていました。(どうしてワタシがそう感じたのか、ということは「ナイショ」です。)そのうち、女優さんたち、当事者たちからの声が上がりはじめましたよね。そして、自主的に出演者の権利を守るための団体が設立されるに至っています。
出演強要問題は、HRNが告発する以前には、「あるかもしれないけど、わからない?!」「いや、もはや無いだろう」「女優の感じ方の問題ではないか?」などという、ワタシたち「業界外」の者には「チマタのうわさ話」のような域をでないモノだったのではないでしょうか?!
被害者の立場に立つ第3者が、事実を明らかにして、社会問題にしたからこそ、改善・解決の方向性が生まれてきたのだと思います。(業界に"自浄能力"がいっさい無いなどということを言っているのではありませんが。。。)
児童ポルノ問題は、"もっと深刻"かも?!しれません。
これについては、今のHRNの『調査報告書』だけではかなり不十分?!だと、ワタシは感じています。
いわゆる「ジュニア・アイドル」モノ(3号ポルノ該当の疑い)以外の、18歳未満の児童が「公然と」出演しているAV?!(出演者はアダルトじゃぁない!)などというのは、(たぶん?!)ラムタラなんかには売ってないと思う(ワタシが勝手に思うだけですが、でも、きっと、そうだと思う)し、アキバやにっぽん橋には、あるかもしれない?!けれど、かなりのクロウトさんの助言や協力なしには、みつけるのもムツカシイかもしれないと思います。(でも、造られたり売られたりしているのだろうと、想像します。明確な根拠はありませんが、...)
コトの性質からして、「当事者が声をあげる」ことも、なかなか期待薄です。でも、きっとあるはずだと、ワタシは思っています。
(話しが少しかわってしまうかもしれませんが・・)「私たちは『買われた』展」に対しても、かなり激しい"バッシング"がありました。
そこには、当事者である"女の子"たちの、勇気ある告白がありました。児童買春が「日常的」に行なわれている日本の現状が浮き彫りになったのではないでしょうか。
その「日常的な」児童買春の延長線上に(いえ、もしかしたら、別ルートかも?しれませんけど)、児童ポルノの製造や販売があるかもしれない?!、と考えたとしても、おかしくはないですよね???
「ジュニア・アイドル」モノの「着エロ」ビデオの製造・販売は、その「入口」になっているかも?しれませんね。(あくまで想像、個人的見解です)
現役AV女優さんの出演作品を「18歳未満かもしれない」「児童ポルノの疑い」などと書いてしまうのは、単純に調査不足だと言われてもしかたないところ?でしょう。あまりにもシロウトすぎるミス?!だと言わざるをえませんが、それでも、今回のHRNの『報告書』が指摘した以下の点については、考えなければならない問題が提起されたものとして、業界関係者のみならず、ワタシたちみんなが真摯に受け止め、改善・解決をはかるべきものだと考えます。
なお、私見ですが、児童ポルノ自体をなくすることはもちろんですが、実際には成人女性が出演しているのだが「児童に見える」ような「作品」の取り扱いについては、現状においても、出演者の人権やプライバシーについて最大限の注意と配慮を行なうことが必要だと思います。ただ、それをあえて「児童」が出演しているかのように宣伝したりして売ることについては、議論が必要だと思っています。
そういうところにこそ、多くの知恵や工夫を集めてよりよい方策を見出すようにしてほしいし、ただHRNの提案がダメだとかどうだとか言ってバッシングの「材料」にしていても、なんにも事態はよくならないのではないでしょうか、と言っておきたいと思います。
●出演者の年齢の立証の問題。製造・流通・販売での「確認」の問題。
●実際の出演者年齢如何によらず、「児童ポルノ」だとか、小学生・中学生等と宣伝・記載した「作品」。
●3号ポルノ、いわゆる「ジュニアアイドル」の「着エロ」モノの問題
●インターネットを通じた児童ポルノ拡散の問題、等々。。。
※追記
HRNのこのたびの『報告書』には触れられていなかった点で、ワタシが(勝手に!?)問題点だと考えていることについて、「ひとこと」だけ、追記しておきたいと思います。
それは、いわゆる「ジュニア・アイドル」の「所属事務所(プロダクション)」、について、です。
これについては、ぜひ詳しく!調査する必要があると、ワタシは思います。