
私撮影:西武遊園地駅よりこの鉄道車両は、西武鉄道の通勤形電車の1つである「2000系」です(尚、更新車&未更新車の双方を取り上げる)。
西武鉄道「2000系」とは、西武多摩川線・西武有楽町線・新交通システム方式を用いているレオライナー(西武山口線)を除く全線で運用されており、更に西武車両の中で最も保有車両数が最も多い系列であります(リニューアル車の「新2000系」も含めて436両在籍)。
登場経緯としては、2000系投入以前まで主に3扉車を投入していた西武鉄道が、駅間距離の短い新宿線で運用する際に、乗降時分を短縮し効率の良い輸送システムを築くには4扉車が必要となって開発&製造(西武所沢車両工場にて)し1977年(昭和52年)に投入されました。
※実は、以前にも日本国有鉄道(国鉄)から譲渡された「63系」を改造した「初代401系」が4扉車であり、それ以来の登場である。
ボディー(デザイン)については、妻面(前面)は普通鋼製で先頭車の前面形状は従来製造されていた「湘南デザイン」や「切妻デザイン」風では無く、非常用貫通扉を設けた当時としては新たなデザインとなっています(このデザインは、一時期西武鉄道のベースとなった)。
※この内容はとある説ですが、装備された貫通扉は前記で書いた通り「非常時の車外脱出用」である他に、投入当時に計画されていた国鉄新宿駅(現在のJR新宿駅)へ乗り入れる為、もしその際に地下区間を走行しなくてはならないとしても走行可能な仕様にしたそうです(その後、原因は分かりませんが白紙に)。
更に当時したての頃は、「排障器(スカート)」を省略しておりましたが、更新車では人身事故及び接触事故で床下への巻き込みを防止する為にスカートを装備しています。
妻面上部には、前面行先表示器を装備しており、登場当時は幕式で「白地に黒文字」となって、その後「黒地に白文字」へ交換を行って現在はLED(発行ダイオード)式であります。
側面は、両開きドアが4つ(左右合計8つ)並び、客室側窓は下段上昇・上段下降の2段式で上段は「フリーストップ式」となっており、車側表示灯も従来の横2列から縦2段となっております。
また、更新車ではホームへの転落防止を目的に中間車側に「転落防止幌」を設けたり、利便性向上を目的に側面行先表示器を設置しています(最初は幕式であったが、その後LED式へ変更)。
車体寸前は、全長20,000 mm・全幅2,849.5 mm・全高4,246 mmで、日本鉄道車両のほぼ標準的な寸法であり、また車両重量は40.0t(クモハ2401)・軌間は国鉄への乗り入れ計画があった事から予測出来る様に1,067mm(狭軌)であります。
ボディーカラーは、西武鉄道特有の黄色であるレモンイエローをベースに、妻面のヘッドライトの下にある鋼板及びドアがシルバーになっているのが特徴です(コチラもその後、一時期西武鉄道の標準仕様となった)。
走行機器類に関しては、制御装置は西武鉄道では当時として初めて日立製作所製「界磁チョッパ制御」・制動方式は「回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキ(HRD系)」を採用しています。
その他の走行機器は、駆動装置 は「中空軸平行カルダン駆動」・台車は住友金属工業製「空気バネ台車」・パンタグラフ(集電装置)は「菱形パンタグラフ」(パンタグラフは、その後にシングルアームパンタグラフに交換された車両も存在する)・主電動機は「直流複巻電動機」を採用して出力は130kW・制御器と歯車比は1:5.31となっています。
ちなみにパンタグラフは、更新車でシングルアームパンタグラフに交換されたのに加えて、不要なパンタグラフを撤去する工事も行われています。
これら走行機器を搭載させた結果、設計最高速度110km/h(営業最高速度105 km/h)・起動加速度 2.6(MT比率6M2Tの場合) km/h/sを達成しました。
車内(室内)設備については、車両定員数は136人(先頭車座席48人・車椅子スペース非設置の中間車44人)となっており、シート(座席)は7人掛け(優先席は3人掛け)のロングシートで、モケットがシックな茶色であります(更新車は、鮮やかな赤味のある色)。
更に、更新車では両先頭車に車椅子スペースを設けたり(その為、4人掛けシートの所も存在する)、シートの中央付近にスタンティングポールを取り付け、バリアフリー化が図られました。
吊革は、当時新規製造された車両としては標準的であった丸型のタイプを線路と平行に設置しており、更新車両の一部編成は吊革の増設がされていますが、最近の新型車に多く採用されている三角形型には変更されていません。
床は、ベージュっぽいカラーの物になっていて、更新車ではドア付近に灰色の滑り止めを交換しただけとなっています(点字ブロックの様な大掛かりなバリアフリー化は行われていない)。
天井は、ダクトや冷房装置の吹き出し口などがある中、蛍光灯は白色のタイプとなっており、更新時に明るく且つ寿命が長いLEDへは交換されておりません。
窓枠は、上記で取り上げた様に下段上昇・上段下降の2段式で、カーテンは未更新車が灰色・更新車が茶色の素材になっていて、また更新車はカーテンを好みの位置に固定する為の引っ掛け金具がアルミ製の物となり軽量化されました。
ドアは、壁紙を貼る様な処理はされずにステンレスのヘアライン仕上げとなっており、また更新車ではドアチャイム&ドア開閉予告ランプが設置されて良い方へ利便性が図られています。
その他の車内設備は、更新車限定事項ですが化粧板を白色系に交換・車外床下の消火器を車内に移設・LED式車内案内表示器の設置・自動放送装置の設置などがされております。
運用に関しては、2両・6両・8両編成が現在在籍して、主に新宿線・拝島線・国分寺線で各駅停車から優等種別の急行・通勤急行まで、殆どの種別で活躍しています(過去には、拝島快速の運用に充当した事がある)。
※上記で 西武多摩川線・西武有楽町線・新交通システム方式を用いているレオライナー(西武山口線)を除く全線で運用されていると書きましたが、臨時で運用に付く事を考慮して特に新宿線での運用が多い。
しかし、西武鉄道と相互直通運転をしている東京メトロ「有楽町線」・「副都心線」への2000系の乗り入れは、妻面に貫通扉を備えているものの、東京メトロの「無線アンテナ」が装備されていないのと、車体構造関係で行われていません。
勿論、東京メトロ(地下鉄)へは乗り入れ出来ない為に、東京急行電鉄「東横線」・横浜高速鉄道「みなとみらい線」での運用も無い。
また編成の運用形態は、種別も考慮しまして8両編成と6両編成の単独の他に、2両編成+8両編成=10両編成で運用されています(2両編成での運用は基本無い)。
現在の状況(更新・引退・廃車など)については、1編成も廃車や他線への転属等は無くて全編成が西武線内で活躍しており、また近々置き換える事も無いので、当分は充当されている姿が見られるでしょう。
以上で、一通り私が西武鉄道「2000系」について解説したい事を、簡単な内容ではありましたが全て紹介し終わりました。
最後にまとめとして西武鉄道「2000系」は、西武鉄道の将来を期待&方向性を定めた車両であると共に、その期待通り、後に新型車両が次々投入されても西武鉄道の主力車両として活躍が続いています。
今日のブログ記事を読んでいただき、もし興味を持たれた方は是非とも西武鉄道(特に新宿線)を訪れて見て又は乗車してみてはいかがでしょうか(*^^*)
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」と「落ち込んだ原因で逆に落ち込む事」が無きにしもあらずなので、他人に相談しなくても良かったと結局は思うハズです(落ち込んでいたのが後で馬鹿馬鹿しくなる)。
」・・・・・是非回答をこのブログ記事のコメント欄に書いて投稿してくれたら幸いです(^-^)/



」と特定の人々に羨ましがられる場合があります。








