昨日&一昨日に引き続き、三栄書房が発行している自動車雑誌の「モーターファン別冊 ニューモデル速報」の中から、特定の号について詳しくアップして行きたいと思います。
今日紹介するモーターファン別冊 ニューモデル速報は、SUBARU(スバル)「フォレスター(平成20年2月21日発行 第405号)」でございます(今回紹介するフォレスターは3代目モデル)。
まず、いつもと同様にスバル「フォレスター」とは何ぞや?について最初に説明いたしますと・・・・・「フォレスター」は富士重工業の「スバル」ブランドが生産・販売しているクロスオーバーSUVで、スバルブランドとしてはほぼ初めて自社で手掛けたSUVと言っても過言では無いでしょう(フォレスターと言う車名は世界共通)。
※フォレスターは、同社の5ドアハッチバック車である「インプレッサ」の特別仕様車として生産・販売された「インプレッサ グラベルEX」の実質的な後継車種で、更にフォレスター発売以前に実は同社のステーションワゴンである「レガシィ・ツーリングワゴン」をベースとした「レガシィ・グランドワゴン」と言うクロスオーバーSUVが先に発売されていましたが、ベース車無しで新規に開発&製造し販売されたSUVは「フォレスター」が最初である(いすゞからOEM供給されたSUVである「ビッグホーン」を除き)![]()
初代モデルは、1997年(平成9年)に発売が開始され、高速道路から悪路まであらゆる走行状況が考慮されている一方、車高を下げて舗装道での安定性を高めたクロススポーツシリーズや、スバルのスポーツモデルである「STI バージョン」も設定されており、オフロードからオンロードまであらゆるシーンに対応した車となっています(モノコック構造を持っており、分類としては「クロスオーバーSUV」である)。
パワートレーンは、全てのグレードで同社の特徴なエンジンである「縦置き水平対向(ボクサー)エンジン」で、それに駆動方式は「四輪駆動(4WD)」を組み合わせた「シンメトリカルAWD」が採用され、 発売当時はターボチャージャー+AWD(4WD)のみの設定でクロスオーバーSUVのハイパワー化の先駆けとなった車であります。
そんなフォレスターが初代から2002年(平成15年)に2代目モデルへのフルモデルチェンジを経由し、2007年(平成19年)にまたフルモデルチェンジされたモデルが、今日メインで紹介する3代目「フォレスター」でございます。
3代目フォレスターの特徴としては、先代よりも車高が高くなってよりSUVらしさが増したのと、ボディーサイズは2代目の後席の居住性にユーザーからの改良要望(不満が上がった)があって若干拡大しながらも、リアオーバーハングは極力抑え込んでいます(ちなみに、3代目から安全の為に「サイドアンダーミラー」を全グレード標準装備としている)。
ちなみに、先代のキャビンが薄いステーションワゴン風のクロスオーバーSUVスタイルから、純粋なクロスオーバーSUVへデザイン&機能への変更は、メイン市場である北米では高い評価を受けたものの、これまでのステーションワゴン風スタイルを好んでいた日本の先代型オーナーからすると肥大化・重重量化と受け止められて反対的な意見がある様です。
確かに、先代よりも大型化し取扱いにくさを予想したり&旧型のイメージか180°変わってしまいましたが、実は機能面において、重量増加は先代モデルより1,440kgから1,460kg(グレードによって重量は異なる)と最小限に抑えられており、また左右のサイドミラーの間隔は先代より10mm狭められ、あと最小旋回半径は5.4mから5.3mへと取り回し性は意外にも向上しています。
3代目のパワートレーンは、エンジンは「EJ20型 2.0L 水平対向4気筒 DOHC16バルブ AVCS」と「EJ20型 2.0L 水平対向4気筒 DOHC16バルブ AVCS ターボ」の2種類が用意され、ノンターボ車は最高出力109kW(148PS)/6,000rpm・最大トルク191N・m(19.5kg・m)/3,200rpm・JC08モード燃費は13.8km/L(AT車)で、ターボ車は最高出力169kW(230PS)/5,600rpm・最大トルク319N・m(32.5kg・m)/2,800rpm・JC08モード燃費は13.0km/Lであります(国内市場のみ、「EJ25型 2.5L 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ AVCS ターボ」は廃止された)。
※補足:2010年(平成22年)のマイナーチェンジ(後期モデル)時に、エンジンは新世代水平対向エンジンの「FB20型」に変更されましたが、このブログ記事内ではあくまでも初期(前期)モデルについて取り上げます。
そのエンジンに組み合わされるトランスミッションは、電子制御式「4速AT(オートマチックトランスミッション)」又は「5速MT(マニュアルトランスミッション)」で、駆動方式はSUVに多く採用され走破性にとても優れた「AWD」を用いています。
その他のパワートレーンとしては、シャシーは「インプレッサ」と同様に「SIシャシー」と呼ばれる物を、またサスペンションはリアサスペンションが「ダブルウィッシュボーン式」となりました(燃料は、ノンターボ車が無鉛レギュラーガソリン・ターボ車が無鉛プレミアムガソリンです)。
安全技術については、ボディーは全方位の衝突エネルギーを効果的に分散させ、キャビンの居住性を確保する「環状力骨構造ボディー」の採用(初代から採用されている)と、衝突エネルギーをエンジンとトランスミッションがボディーの床面に沿う様に崩壊する事でキャビンへの侵入を抑える構造を採用し、衝突時は極力乗車している人への負担を掛けない設計が成されております。
また、歩行者との接触事故時に歩行者への衝撃エネルギーを軽減させる(特に頭部の保護が目的の)「前面の歩行者保護ボディー」の採用・安全機能として「VDC(横滑り防止装置)」と呼ばれる雨天時等で急激にステアリング(ハンドル)を操作した時に自動車の車両姿勢が乱れない様にする機能が備わっています。
いつもの通り話が長くなってしまいましたが、上記の事柄がスバル「フォレスター」とは何ぞや又は簡単な性能及び機能についての事で、そのフォレスターに関して今日のブログ記事内容よりも更に詳しく解説がなされているのが、今日紹介している三栄書房発行の「モーターファン別冊 ニューモデル速報」より「新型フォレスターのすべて」でございます。
まず毎度の同様に表紙を読んで&見てみると、フォレスターの第一印象(特徴)として「自由の翼を 都会に似合う、フィールドで輝く! スバルらしさ満載の新本格SUV」と書かれていました(どんな車なのか?この文だけで大体は把握出来る)。
表紙の特徴事項を考慮にしつつ、早速中身を読み進めるてみると・・・・・最初に当雑誌1番のメイン記事であろうと思われる「試乗インプレッション」を行って、その概要について書かれている記事が登場します(一般人では、あまり実車を試乗する機会が少ないだけに、この様な試乗しての感想を述べた記事はとても参考になる)。
この試乗インプレッションは、基本的には1つのグレードのみ(良くありがちな上級グレードだけ)試乗し評価しているのでは無く、なるべく全グレードを試乗しそれぞれの特徴について評価が述べられているので、何となくではありますがグレードを別々に乗り比べた様な感覚で読む事が出来ます(記事内容は各自で読んで確認して下さい)。
ちなみに今回のフォレスターの号では、「2.0XS」のノンターボモデルと「2.0XT」のターボモデルを用いて試乗評価がされておりました(合計2種類のグレードで検証されている)。
様々なグレードを乗り比べる理由としては、同じモデル(車種)でもグレードによって多少又は大きく性能が異なっており(まるで違う車種を運転している感覚)、この記事は実際に購入する際はどのグレードにすべきか?・どのグレードが1番バランス良くコストパフォーマンスが高いか?を検証する良い参考資料になると思われます(本当は実際に全グレードを皆さんご自身で試乗するべきですが、なかなか実行するのは難しい)。
また試乗し評価検証をしている人々は、自動車にとても詳しい「自動車評論家(モータージャーナリスト)」と呼ばれる人であるからして、正直且つ的確に大きな差別(偏った評価)の無い信頼度が高い評価となっています(試乗は、偶に編集者が行っている場合もあります)。
そんな主に走行性能について詳しく「試乗インプレッション」で書かれた記事の後に、次は「ライバル車との比較」と言う題名で、当モデルと似た(同等クラスの)他社(同メーカーもあり得る)モデルと乗り比べ&機能検証した同じく「試乗インプレッション(ユーティリティー性も含む)」した記事が掲載されています。
ライバル車と乗り比べた試乗インプレッションの記事は毎号存在しており、今回のフォレスター号の場合は日産「エクストレイル」・三菱「アウトランダー」の合計2車種と比較されており、それにスバル「フォレスター」を加えた合計3車種で試乗が行われ、モデルの良し悪しが直ぐに且つ正確に把握出来ます(様々な車種と迷っている方にはとても参考になる記事)。
ちなみにフォレスター号での簡単な比較結果としては、走行性能は勿論で「ウォッシャブルラゲッジボード」を採用するなど、室内(荷室)のユーティリティー性が高いのは日産「エクストレイル」・7人乗り仕様も存在し且つエンジンもパワフルなのが三菱「アウトランダー」・スバルお得意の水平対向(ボクサー)エンジンで走行安定性が抜群なのはスバル「フォレスター」と言った感じでした。
下記からは、試乗インプレッション以外のその他の記事について簡単(略した感じ)に紹介いたしますと・・・・・まず開発が開始されてから市販化に至るまでの経緯を紹介した「開発ストーリー」と言う記事では、SUVの性能を高めつつファミリーカーとしての機能性も重視し、また誰が乗っても楽しめる車にしたと書かれています。
アイデアスケッチから市販化されたデザインに至るまでの道のりについて紹介した「デザインインタビュー」と言う記事では、初代からのイメージ及び伝統を極力保ちながらも、SUVらしさを強調させて新たなる進化を遂げさせたのと、また1人で乗っていて「スーツが似合うSUV」に仕立てたそうです。
主に室内空間の使い勝手を評価した「使い勝手徹底チェック」と言う記事では、先代よりも後席の居住性を向上させたのは上記で既に書きましたが、他にも都会では快適に乗りこなせ・レジャー時では便利と言える様な機能を凝縮して、「アクティブな日々を満足させるベストバランス」な機能性を狙ったと言う風に書かれていました。
走行性能&室内空間の機能性を総合検証した「メカニズム詳密解説」の記事では、1番はやはりスバルお得意の水平対向エンジンについてで、その他に安全性能・SUVとしての走行性能に関して特に細かく書かれていました。
どのグレードがオススメなのか?について書かれている「バイヤーズガイド」の記事は、このフォレスターの場合ではシンプルに最小限の機能で十分なら「2.0X」・機能が充実している中間グレードが良いのならば「2.0XS」・ターボでパワフルな走りを楽しみたいのならば「2.0XT」が良いそうです。
実際のカタログ内容が少々掲載されている「縮刷カタログ」の記事は、実物のカタログを参照し検証する前の下調べとして非常に最適な記事であります(現在ではネット注文が普通に出来たりしますが、カタログを貰う際にはディーラーを通したりする場合が時としてあって、やや面倒臭い作業が生じる場合がある)。
上記の紹介した事柄を簡素にまとめますと・・・・・「開発ストーリー」・「デザインインタビュー」は開発に関わった人のインタビューが掲載されていて(それを編集者が編集している)、「メカニズム詳密解説」・「使い勝手徹底チェック」・「使い勝手徹底チェック」は編集者視点の評価で記載されています(他にも取り上げなかった記事が沢山存在するので、後は皆さん自身で確かめて下さい)。
以上で、著作権等に引っ掛からない程度に「新型フォレスターのすべて」と言う自動車雑誌を紹介し終わりましたが、最後にまとめとして3代目「フォレスターは、先代モデルから大きな進化を遂げ、進化のし過ぎによって一時期は旧型オーナーからの不評があったものの、その不評を消し去るかの様に全ての面(
走行・機能・安全・快適)において先代よりも向上し良い車となった様です。
まあそんな訳で、今日のブログ記事内容を全て読んでいただいて、その自動車雑誌に興味を持たれた方は、是非ともお近くの書店やネット等で探して購入し、読んで&見てみてはいかがでしょうか(*^o^*)
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