宮野夫妻関連の謎・未解決伏線と考察
〇宮野夫妻関連の謎・未解決伏線一覧
・あの方疑惑
・宮野夫妻の血縁関係
・エレーナの旧姓
・エレーナが組織に加入した時期(宮野厚司は三十年前)
・ベルモットが宮野夫妻を憎んでいる理由
・宮野夫妻の研究内容
・宮野夫妻の生死(=18年前に宮野夫妻が死んだとされる事故の有無・真相)
・宮野夫妻のコードネームが明かされていない理由
・夫妻が作っていたシルバーブレットの実態
・ヘルエンジェルという呼称
〇考察と重要事項
・宮野夫妻の血縁関係
→エレーナは赤井らと血縁関係があるのではという疑惑がある。詳しくは羽田家、宮野家、赤井家の複雑なる家計図の考察へ。
・エレーナの旧姓
→今の宮野という苗字は夫のものなので、元々の苗字ではない。各国に滞在していたイギリス人のエレーナは日本に居た頃に夫の宮野厚司に出会い、結婚した。旧姓はイギリス関係のものではないか。また、シンプルに旧姓はアドラーではないか。
・エレーナが組織に加入した時期
→よく誤解されがちだが、エレーナが組織に加入した時期は94巻現在、不明である。ただ、宮野厚司は三十年前と判断できる描写がある。
・ベルモットが宮野夫妻を憎んでいる理由
→42巻でベルモットはシェリーに銃口を向けながら「恨むならこんな愚かな研究を引き継いだあなたの両親を憎むのね」といっている。なお、コナンは睡眠中の影響で寝ていて、ベルモットのこの発言を聞いていない。つまり「コナンはベルモットが宮野夫妻を憎んでいること」を知らないと判断できる。
・宮野夫妻の研究内容
→ベルモットが宮野夫妻を憎んでいることから、宮野夫妻の研究内容はベルモットの不老の謎に関わっているのではという疑惑がある。なお、宮野夫妻の研究内容が組織の目的に沿っていることは確実視されている。
・宮野夫妻の生死(=18年前に宮野夫妻が死んだとされる事故の有無・真相)
→夫妻は18年前に事故死したとされている。作中では「表向き死んでいた人物が実は生きていた」という展開が多用されてきたため、宮野夫妻も表向き死んでいるだけで実は生きているのではと疑われてきた。しかし、2018年1月に作者が「宮野夫妻は死んでいる」と発言したため、宮野夫妻説は否定視されつつある。また、「何故自分の死ぬ直前に志保宛てのメッセージの載ったテープを用意できたのか」という疑問から「宮野夫妻の死は作為的or表向きなものなのでは」という意見もある。18年前に宮野夫妻に何が起こったのかについて以下の説がある。
1 宮野夫妻は18年前にたまたま研究中に事故に巻き込まれ、事故死した。
ただ、ミステリートレインでバーボンが自ら危険な所に向かったシェリーに「流石、ヘルエンジェルの娘さんだ」と言ったことから判断して、周りの仲間を守るために自ら事故の犠牲となったのではないか
2 宮野夫妻は組織と幼児化orクローンを急激に成長させる薬を開発する契約を交わした
ただ、契約は「もし被験者に不測の事態が起こった場合は開発者が自殺することによって償う」という文言を含んでいた。
被験者(烏丸etcか)が急激な、幼児化or高齢化してしまったことによって夫妻は自殺する運命になる。
志保への18歳のテープの「夫妻はシルバーブレットを完成させるためにお別れ」というのは志保を心配させないためのウソと解釈する説。
3 宮野夫妻は18年前にベルモットに事故に見せかけて殺された。当時から2年前のジョディ父殺害同様の手口で宮野夫妻の研究の被験者だったベルモットは夫妻の研究が達成されるのを未然に防ごうとした。若しくは夫妻の研究で不利益を得たベルモットが夫妻を許せず夫妻を殺した。
・宮野夫妻のコードネームが明かされていない理由
→作者によればあの方にコードネームはないらしい。研究という組織の中枢に居たといえる宮野夫妻のコードネームが明かされていないのは単に18年前にコードネームというシステムがなかったからか、それとも夫妻のどちらかががあの方だからでは。
→ベルモットに支配されていた42巻の狼男もシルバーブレットと強い関連のあるワード。78巻で明かされたシルバーブレットというワード自体が、ベルモットが宮野夫妻を憎んでいることと関係があるといえる。
・ヘルエンジェルという呼称 →詳細はエレーナあの方疑惑へ
※2018年4月掲載の1011話で宮野夫妻に関する新情報が多数、明かされました。詳細は2018年の宮野夫妻に関する新情報参照。