11月の花壇 〜日本さくら草 植替え講習会〜 | 人生に無駄はない

人生に無駄はない

人生の折り返し地点で難病の多系統萎縮症に罹患しました。
難病に罹患したことも無駄にならないような人生を歩みたいです。
2019年多系統萎縮症に病名変更

日本さくら草の植替え講習会があり、参加してきました

今年4月に展示会を観に行った時に、1鉢購入した事がキッカケ(*^.^*)


その時(4月)購入したモノは、こちら


絞 竜田

愛好家の方達で開催する展示会でしか、なかなか手に入らない「日本さくら草」

最近では、ネットでも購入できる品種もありますが、現存する約300種のうち、半数以上が江戸時代から株分けで受け継がれ、栽培・育種されているモノは、こういった愛好家さん達の手によって守られているようです


そんな「日本さくら草」・・・当然ながら弄った事もなく・・・一応購入した時に教えてもらった通り?に管理してきました



講習会での復習をかねて、我が家にある「日本さくら草」の植替えをやってみたいと思います



6月後半から休眠期に入り、地上部は全部枯れて増し土を教えてもらった通りやり、今だ芽も何も無い状態で植替えを行います


①鉢をひっくり返して、中の状態を確認します


根っこが見えています
どうやら根腐れも無く夏越しも出来たみたいです


②土をほぐして、芽を探します


黄色い丸の部分に、白く尖った芽を発見
これをさらにほぐします



③芽の部分を確認しながら、1つ1つ分けていきます

全部で8個の株に分ける事が出来ました
基本1鉢に4株植えるので、土の中で倍に増えていたようです(*^-^)b

どれも芽がはっきりしているので、来年も開花が見込めそうです

小さい芽があった時は、捨ててしまわず育成苗として管理し、翌年は開花しなくても翌々年以降に、開花が見込めるように育てるそうです



④古くなった根っこを取ります

黄色い丸で囲った部分が、今年春開花した時の根っこです
ヒゲのような新しい根がたくさん伸びているので、この古い根は取り除きます

指で簡単に取れます



⑤植付ける方向

根の向きを注意しながら植付けていきます
上になってる方が表
下になっている方を裏にして植えます




⑥植付ける鉢の準備


ゴロ土を薄く引きます
私は鉢底石を使いました

赤玉土(小粒)と腐葉土6:4

市販の園芸用培養土は使わない事
強すぎて枯れてしまうそうです

鉢底石の上に1cmくらい混ぜ合わせた土を入れ、そこに元肥としてマグアンプKを指先で2つかみ程度入れます

最初に入れた土とマクアンプKを混ぜ合わせ、さらに土を鉢の1/3位まで足します





⑦株を入れます


芽が鉢の中心に向くように4つ入れます
根は鉢に触れても大丈夫です
時計回りに正方形の角に芽が来るような感じに置きます



⑧土を入れて完了


花後に増し土をするため、鉢際より2cm強位空けて、ラベルを刺し直して植付け完了です

芽が8個あったので2鉢分出来ました

この後、水やりをして春3月頃まで戸外で管理します




「日本さくら草」は、一年のうちでたった4ヶ月しか地上に出てきません
残りの8ヶ月は地下茎のみで生きています

けして弱い植物ではなく、その特性をきちんと踏まえて育てる事が大切なんだそうです



講習会で戴いた「日本さくら草」


勇獅子(いさみしし)と濡燕(ぬれつばめ)


どちらも素敵な名前がついていますLOVE


何色の花が咲くのか・・・来年4月の楽しみです





質疑応答の時間


花後の処理について

花がらは必ず詰むこと
そのままにしておくと種が出来て、株の生長が悪くなる

また出来た種を蒔いても同じ品種、同じ花は咲かないそうです
品種を守る為に株分けを行う


咲き終わった花茎は何処でカットしたら良いのか?



最初の写真ですが、参考に

黄色い線を引いた辺りでカット
花茎部分を残しておく
地際では切らない

残った花茎1本につき、葉っぱ1枚分の養分を作る力があるので大切に残こす

・・・と、今の会長さんを含めて会の方々は、栽培方法の知恵を諸先輩方達から受け継がれているそうです








ざっとこんな感じで復習を兼ねて記事にしました
長くなってしまいすみませんでした












最後まで読んでいただき、ありがとうございました

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村