今年4月に展示会を観に行った時に、1鉢購入した事がキッカケ(*^.^*)
その時(4月)購入したモノは、こちら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/13/ea/j/o0720096013498520906.jpg?caw=800)
絞 竜田
愛好家の方達で開催する展示会でしか、なかなか手に入らない「日本さくら草」
最近では、ネットでも購入できる品種もありますが、現存する約300種のうち、半数以上が江戸時代から株分けで受け継がれ、栽培・育種されているモノは、こういった愛好家さん達の手によって守られているようです
そんな「日本さくら草」・・・当然ながら弄った事もなく・・・一応購入した時に教えてもらった通り?に管理してきました
講習会での復習をかねて、我が家にある「日本さくら草」の植替えをやってみたいと思います
6月後半から休眠期に入り、地上部は全部枯れて増し土を教えてもらった通りやり、今だ芽も何も無い状態で植替えを行います
①鉢をひっくり返して、中の状態を確認します
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/37/14/j/o0800094213498520919.jpg?caw=800)
根っこが見えています
どうやら根腐れも無く夏越しも出来たみたいです
②土をほぐして、芽を探します
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/65/42/j/o0800060013498520930.jpg?caw=800)
黄色い丸の部分に、白く尖った芽を発見
これをさらにほぐします
③芽の部分を確認しながら、1つ1つ分けていきます
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/09/fc/j/o0800048713498520943.jpg?caw=800)
全部で8個の株に分ける事が出来ました
基本1鉢に4株植えるので、土の中で倍に増えていたようです(*^-^)b
どれも芽がはっきりしているので、来年も開花が見込めそうです
小さい芽があった時は、捨ててしまわず育成苗として管理し、翌年は開花しなくても翌々年以降に、開花が見込めるように育てるそうです
④古くなった根っこを取ります
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/16/9d/j/o0800088513498520950.jpg?caw=800)
黄色い丸で囲った部分が、今年春開花した時の根っこです
ヒゲのような新しい根がたくさん伸びているので、この古い根は取り除きます
指で簡単に取れます
⑤植付ける方向
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/0b/f9/j/o0800080013498520966.jpg?caw=800)
根の向きを注意しながら植付けていきます
上になってる方が表
下になっている方を裏にして植えます
⑥植付ける鉢の準備
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/18/62/j/o0800076813498520982.jpg?caw=800)
ゴロ土を薄く引きます
私は鉢底石を使いました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/81/30/j/o0800076313498520994.jpg?caw=800)
赤玉土(小粒)と腐葉土6:4
市販の園芸用培養土は使わない事
強すぎて枯れてしまうそうです
鉢底石の上に1cmくらい混ぜ合わせた土を入れ、そこに元肥としてマグアンプKを指先で2つかみ程度入れます
最初に入れた土とマクアンプKを混ぜ合わせ、さらに土を鉢の1/3位まで足します
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/a3/36/j/o0800075113498521005.jpg?caw=800)
⑦株を入れます
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/b6/8e/j/o0800070913498521020.jpg?caw=800)
芽が鉢の中心に向くように4つ入れます
根は鉢に触れても大丈夫です
時計回りに正方形の角に芽が来るような感じに置きます
⑧土を入れて完了
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/18/2bin09/b5/ba/j/o0800050813498521038.jpg?caw=800)
花後に増し土をするため、鉢際より2cm強位空けて、ラベルを刺し直して植付け完了です
芽が8個あったので2鉢分出来ました
この後、水やりをして春3月頃まで戸外で管理します
「日本さくら草」は、一年のうちでたった4ヶ月しか地上に出てきません
残りの8ヶ月は地下茎のみで生きています
けして弱い植物ではなく、その特性をきちんと踏まえて育てる事が大切なんだそうです
講習会で戴いた「日本さくら草」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/20/2bin09/47/a2/j/o0800048113498637532.jpg?caw=800)
勇獅子(いさみしし)と濡燕(ぬれつばめ)
どちらも素敵な名前がついています
![LOVE](https://emoji.ameba.jp/img/user/s-/s-nkgtms/90.gif)
何色の花が咲くのか・・・来年4月の楽しみです
質疑応答の時間
花後の処理について
花がらは必ず詰むこと
そのままにしておくと種が出来て、株の生長が悪くなる
また出来た種を蒔いても同じ品種、同じ花は咲かないそうです
品種を守る為に株分けを行う
咲き終わった花茎は何処でカットしたら良いのか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151130/20/2bin09/05/6b/j/o0720096013498637560.jpg?caw=800)
最初の写真ですが、参考に
黄色い線を引いた辺りでカット
花茎部分を残しておく
地際では切らない
残った花茎1本につき、葉っぱ1枚分の養分を作る力があるので大切に残こす
・・・と、今の会長さんを含めて会の方々は、栽培方法の知恵を諸先輩方達から受け継がれているそうです
ざっとこんな感じで復習を兼ねて記事にしました
長くなってしまいすみませんでした
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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