当然 そうなるでしょう
毎日新聞より
「100歳以上
生きたくない」
が8割
それが幸せなのか
疑問に?
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団(大阪市北区)が、
全国の男女1000人を対象に
「100歳以上長生きしたいか」について
アンケート調査をしたところ、
8割が「したいとは思わない」と回答した。
国は「人生100年時代」を掲げ、
100歳まで生きる前提での人生設計の必要性が説かれる中、
大多数がそこまでの長生きを望んでいないという結果になった。
2022年9月、
調査会社に委託して
全国の20~70代の男女約500人ずつに、
インターネットで調査した。
100歳以上長生きしたいと
「思わない」と回答したのは、
全年代で7~8割に達した。
「思わない」と答えた女性は83・5%で
男性(72・4%)を大幅に上回った。
複数回答で理由を聞くと
▽「家族や周りの人に迷惑をかけたくない」59・0%
▽「身体がだんだんつらくなる」48・2%
▽「経済的な不安がある」36・7%――と続いた。
厚生労働省によると、
22年9月時点で、
国内で100歳以上の人は9万526人。
前年同時期より約4000人増えた。
財団の担当者は
「100歳以上の長生きを望む人が
想像以上に少なく驚いた。
人生100年時代が現実味を帯びてきて、
本当にそれが幸せなのか
疑問に思うようになったのではないか」
と話した。
また、
一人暮らしの人の3割が、
入院や手術が必要になった時の
付き添いや立ち会いが「いない」と回答。
財団は
「死に向かう人たちを
社会でどう支えるかは喫緊の課題だ」
と指摘している。