『誤診だらけの認知症』☆☆☆一人では「商売」もできない外来医たち

『誤診だらけの認知症』☆☆☆一人では「商売」もできない外来医たち

Nobody is in possession of the ultimate truth.
真理追究 第三極自主独立戦略
偽装解除
殲滅モード『メギド』開始!!
もはや 知っていたとは言わせない

Nobody is in possession of the ultimate truth.
真理追究 第三極自主独立戦略

【一般人並みDr.の誤診を見破るポイント】
㊙️レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症(もしくはピック病)の両方の病名をつけていないか❓
NEW !
テーマ:
過去にも似たようなモノを
散々取り上げました。

拙著にも・・・。



時事通信より。


パーキンソン病
にも有効か
=皮膚がん薬に可能性
-神戸大など


 皮膚がんの一種である悪性黒色腫の薬「ダブラフェニブ」には、神経細胞の死滅を抑制する作用もあり、パーキンソン病の治療薬になる可能性があると、神戸大と大阪大、東京大の研究チームが発表した。

論文は16日付の英科学誌ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス電子版に掲載される。

 パーキンソン病は脳で神経伝達物質「ドーパミン」を生み出す神経細胞が死滅、減少し、手足の震えや歩行障害などが起きる病気。

東大医学部の戸田達史教授は「現在の治療はドーパミンの補充が中心。ダブラフェニブと組み合わせることができれば、進行を遅らせる効果があるのではないか」と話している。

 研究チームはパーキンソン病の関連遺伝子群のデータベースなどを活用し、ダブラフェニブに神経細胞の死滅抑制作用があると推定。

マウス実験などで確認した。

今後の動物実験や臨床試験で、適切な投与方法や投与量を明らかにする方針。
NEW !
テーマ:
大まかにしかわかりませんよ、
未来なんて・・・。



朝日新聞より。


20年にわたる
認知症の終末期 
人生の
総仕上げの時間



 もう25年近く前のことですが、内科医であった母とともに地域で在宅医療による認知症の人のみとりをしていました。

現在のような在宅療養支援診療所が訪問診療をする制度ができる前で、当時は往診をする医療機関が少なかったこともあり、私たちはできるだけ「家で最期を迎えたい」と希望する人の人生の最終段階を、たとえ何年かかっても見届けることにしました。

診療所のカルテにはこれまで在宅で臨終まで診療を続けた273人の記録が残っています。

一つひとつが、人生の終末期でもあり、総仕上げでもあります。


🔵がんとは違う終末期

 今はがんなどで医療的に余命が少なくなった人が安らかに苦痛なく人生を全うするための終末期医療や、がんの痛みなどから解放する緩和ケアという言葉が使われますが、当時は終着駅を意味するターミナルケアという用語が使われていました。

 しかしよく考えてみると認知症の場合は、がんの終末期医療などとは異なります。

何年もその人の人生の最終段階の総仕上げのような時間を、たとえそれが10年かかっても見続けるわけです。

 短期間の終末期医療ではなく、人生をともに歩きながらその人の病気とも付き合っていくのだと感じたのは在宅での見送りを始めてから10年ほどたったころだったと思います。限られた期間に集中的な「みとり」をするのではなく、ゆっくりとした時間が大切に感じられるようになりました。

 認知症の人のなかには、中核症状としては重度であっても誤嚥性(ごえんせい)肺炎やけいれん発作が出ることなく長い年月を安定して過ごす人も多く、必ずしも一般的な医療のように重度=終末期にはならない人も少なくありません。

そのような人とは長くつきあって、人生をともに歩んでいくのでしょう。

🔵ある女性の意思

 今年2月にインフルエンザから肺炎になり見送った松川いとさんという女性(仮名、96歳)も70歳の時に血管性認知症の診断を受け、大学病院から私が託されて20年以上の間、通院してこられる彼女を担当しました。インフルエンザで急激に体調を崩すまで、人生の最終段階をゆっくりと生き抜いた人でした。

 彼女はこの世代の人としては極めて進んだ考えの持ち主で、私が担当させていただいた1992年には自らの意思をもってつぎのように意思表示しました。

 「この医療は受けたいが、たとえ入院してもこの程度までの治療にしてほしい」と、今でいうインフォームド・コンセントにもとづくリビングウィルの書面を自作して私に渡してこられました。

 今でこそ当たり前になったリビングウィル(いざというときに受ける医療や処置をどこまで希望するかの意思表示)ですが、当時はこういったものを見せたとたんに病院管理医師から「うちでは何もすることがないから、退院して欲しい」と言われることも珍しくありませんでした。

 認知症と言う病気は誤解されることが多く、一度、その病名がついただけで「何も記憶できない」と過剰に理解されることや、自分の意思があっても「何一つわかっていない」と判断力が全くないように誤解されるとも少なくありません。

 最近では特に自動車の事故が増えていることもあり、認知症の人は高速道路を逆走する報道などを新聞で目にすると、自分の意思では何も考えることができない人であるといった解釈がされてしまいがちですが、そうではない人もたくさんいて、とても病気の幅が広いことに驚かされます。

 たとえば認知症の人には軽い意識障害を伴う「せん妄」の状態が合併している人もいますが、意識のレベル変化がない限りは、一般の人が考えるほど、「ぼんやり」として行動する人ばかりではありません。

いま自分の走っているところが突然わからなくなり、どうしようと思う余りに混乱している人は実は多いのです。

 松川さんは夫を見送った時の後悔から、自分の場合は「いくつかのことを拒否する」と常に言っていました。夫も何度かせん妄が起きて行方不明になったことがあり、周囲の人びとに迷惑をかけたことを後悔していたからでした。

 
・私、延命治療は受けません。「胃ろう」や中心静脈栄養、人工呼吸器は拒否します。

 ・医療の力で「生き延びさせられてしまう」のは嫌です。

 ・娘にも家族にも私の意見を聞いてほしいと思います。決して私には考える力がないと決めつけて家族が勝手に決めないでください。

 とてもしっかりとした意見を持っていました。私もその意見を尊重するように心がけましたが、その一方で彼女の認知症のレベルによって、本当に判断力が低下した時には娘さんと連携することも伝えて体制を組みました。


🔵医学や家族の判断


 本人の意思がどうであっても、医学的なメリットやデメリットがあり、医療として最善とは限らない場合もあります。また、ずっと付き添うことになるご家族の思いなどもかかわってきます。

 みなさんは知っていますか。

胃ろう」とは口からものが食べられなくなった場合に、おなかに穴をあけて胃に直接栄養剤を入れることです。口から食べる食事に代わる栄養補給ができます。

 「胃ろう」については多くの意見がありました。25年ほど前までは医療側も今ほどは熟慮せずに「胃ろう」にしていたかもしれません。私は歯科医でもありますので、「できれば口から食べられること」を大切にしてきました。

 しかも「胃ろう」を作ったとしても、栄養剤の逆流には注意しなければなりません。口腔(こうくう)ケアも怠れば口からものを食べない分、口の中の雑菌が増えることにも注意が必要です。

 中心静脈栄養は点滴の一種ですが、栄養分の多い高濃度の液を首や足の付け根から直接入れる方法です。点滴でイメージされる腕の内側に入れられないのは、液が高濃度であるためです。

 これも私の経験では何年もこれだけで栄養を保つことができた人もいますが、それだけ効果がある反面、食べる機会がなくなるなど生活の質自体は低下することについては、本人や家族の理解と同意(インフォームド・コンセント)が必要です。

 人工呼吸器は機械によって呼吸ができなくなった人の肺に空気を送り込み、命が保たれますが、これも一度装置をつけると、たとえ自分の意識が伴わなくても長期間、命だけは保つことができるため、装置をつけるか否かは本人もしくは家族の同意を得る必要があります。

 医師は人の命を守るために訓練を受けて現場に立ちます。私たちの時代には「目の前にある命を守ること」を最優先課題として習いました。でも認知症で本人の意見が聞けない時には、判断が難しくなります。

 状況によって「NO!」と言われても必要な医療をおこなってきた自分もいます。

患者さんの意思を尊重しながら自分の判断も伝える努力を怠らない努力を続け、医療や介護を受ける人の気持ちに沿った対応をすることが、人権を守ることになるからです。

テーマ:
動脈硬化対策は万全。

ただし、
コレでピンピンコロリ
はなくなった・・・ガーン



日経ビジネスオンラインより。


介護者に
負担を強いる
認知症、予防できるの?

血管性認知症
ならば、
防げる可能性は高い!


前回(「親の物忘れが激しい! 認知症?加齢?うつ?」)は、認知症のチェック方法や一般的な症状について解説しました。

 認知症によって攻撃的になるにせよ、活動性が落ちるにせよ、周囲の人の負担は非常に大きくなります。

 
 特に年配の夫婦が二人で暮らしているような場合、認知症の配偶者を介護する側の負担は絶大です。介護に燃え尽きたり、抑うつ状態になったりする可能性も十分にあるのです。


 介護者もまた十分な注意を払われるべきで、適切にサポートを受けることが必要です。

 そのためにも、認知症を疑う症状が出て来たら、できるだけ早めの受診をオススメしています。

そして認知症と診断されれば、介護保険を申請し、デイケアやデイサービスなどの外部リソースを積極的に活用しましょう。

 認知症であることをオープンにして、積極的に認めることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。

 けれど認知症は、ほぼ間違いなく長期戦になる問題です。早めに手を打つことが症状の進行を遅らせることにもつながりますし、介護者の疲弊を軽減させます。本人、介護者共に大きなメリットがあるのです。

 さて、ではそのような大きな波紋が生じる認知症を、予防することはできるのでしょうか。


 一つの大事なヒントが、
認知症になった場合の
治療方法に隠されています。

 認知症の治療には
「薬物療法」と「非薬物療法」
があります。

 後者には様々な手法がありますが、音楽療法、運動療法、料理をつくる、手作業をするなどが含まれます。それらを通じて認知症の進行を遅らせたり、意欲の低下を改善したりすることができるのです。

 これらはすべて元気な高齢者が普段からやっていることばかり。カラオケに行く、ゲートボールやゴルフをする、手芸や日曜大工をする……。

 実際にエビデンス(科学的な証拠)のレベルはそこまで高くありませんが、知的なもの(囲碁、麻雀、映画など)や身体活動、社会的な活動(ボランティア、旅行)といったレクリエーションは、認知症の予防に有効であるとの報告が多々あります(1)。

 昔から言われている通り、やはり活動的な日常生活を送ることが、健康でいることの秘訣なのです。

 なんでもそうですが、世代を超えて言われ続けていることは、エビデンスうんぬんと言うまでもなく、大抵、なにがしかの真実を含んでいます。

 日常生活ついでに言えば、
タバコは認知症のリスクを約1.8倍上昇させますので(2)、やはり控えた方がいいでしょう。



🔵脳梗塞、
動脈硬化の予防が、
血管性認知症の予防に


 認知症を来たす疾患は多い順に、アルツハイマー病(67.6%)、血管性認知症(19.5%)などがあります。

 血管性認知症というのは、脳梗塞が起きることによって脳の機能が失われ、その結果として認知症になることです。

 ということは、脳梗塞や動脈硬化を予防できれば、それがすなわち血管性認知症の予防になる、ということです。

 ちなみに
認知症で攻撃的になる人は、
血管性認知症
に多い傾向があります。

これが避けられるのであれば、非常に大きな意義があると言えるでしょう。

 次に、認知症の3分の2以上を占めるアルツハイマー病ではどうでしょうか。

 アルツハイマー病は、少し専門的に言うと、「神経原線維の変化」と「アミロイドという物質の脳内への沈着」によって起きる脳の変性疾患です。加えて、特殊な遺伝子型を持っていると発症のリスクが高まるため、遺伝性疾患としての側面もあります。

 しかし、遺伝的なリスクを後から避けることはできませんし、アミロイドの沈着などがなぜ起こるかも、今のところは原因不明とされています。残念ながら、アルツハイマー病は、「こうすれば予防できる!」という病気ではないのです。

 ただしやはり、
アルツハイマー病も、発症や増悪に脳梗塞が関与するという報告があります(3)。

 ほかにも高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙、動脈硬化(つまり、いずれも脳梗塞の原因)で、リスクが上昇すると報告されています(4-6)。

 事実、アルツハイマー病と血管性認知症が合併することも多々あります。

 結局、「要介護」状態になる原因には「脳卒中」と「認知症」があると前述しましたが、血管性認知症の原因は脳梗塞(脳卒中の一種)ですし、アルツハイマー病にも脳梗塞が影響します。

 となると、脳卒中と認知症は非常に密接に関連しているとも言えます。

 結局、
要介護状態になる原因の中で、
「動脈硬化」
がとても大きな役割を
果たしているということが言える
でしょう。



テーマ:
好成績に期待したいですね。



時事通信より。


ALSの症状改善
幹細胞を静脈点滴
京都のNPO



 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者に本人の脂肪組織にある幹細胞を培養して静脈に点滴したところ、症状が改善した例があったと、NPO法人再生医療推進センター(京都市下京区)が5日、発表した。幹細胞は無血清の培地で培養しており、安全性も確認したという。


 ALSは全身の筋肉が衰える難病で、根本的治療法は確立されていない。


 研究チームの山岸久一・元京都府立医大学長によると、患者5人に対し2カ月ごとに3回点滴し、寝たきりだった患者が車いすで外出できるなど2人の症状が改善した。
 
呼吸が苦しくなる慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)の患者5人にも、同様に脂肪由来の幹細胞を点滴し、3人が改善した。


 この結果を受け、
研究チームは年内にも、アルツハイマー型認知症とパーキンソン病の患者を対象に、同様の臨床研究を行う予定だ。

テーマ:
眼は脳の一部ですからね。

白内障は
紫外線の影響が大きいでしょうね。

その他は、
生活習慣病との関連や
酸化ストレスから理解容易。




ニューズウィーク日本版より



緑内障などの
加齢に伴う眼疾患と
アルツハイマー病
との関連が明らかに



<緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症とアルツハイマー病発症リスクとの間に関連が認められたとの研究論文を発表された>


国際アルツハイマー病協会(ADI)によると、世界全体の認知症患者数は2015年時点で4600万人を超え、2050年までには1億3150万人規模に増加するとみられている。

なかでも、
アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は、認知症を引き起こすもののうち最も多い疾患だが、このほど、老化や加齢に伴って発症する眼疾患とアルツハイマー病とのつながりを示す研究結果が明らかとなった。


🔵緑内障、
加齢黄斑変性、
糖尿病網膜症
とアルツハイマー病


米ワシントン大学とカイザーパーマネンテ・ワシントン・ヘルスリサーチ研究所の共同研究チームは、2018年8月8日、アルツハイマー協会誌において、「緑内障、加齢黄斑変性(AMD)、糖尿病網膜症(DR)とアルツハイマー病発症リスクとの間に関連が認められた」との研究論文を発表した。

米国の健康維持機構のひとつ「カイザーパーマネンテ」では、1986年に専門研究プロジェクト「ACT」を創設し、登録時点で認知症にかかっていない65歳以上の高齢患者を被験者として、加齢にまつわる研究に取り組んでいる。


🔵白内障は、
アルツハイマー病の危険因子
とは認められなかった


共同研究チームは、この「ACT」のデータベースを用い、「ACT」に登録されている3万1142名の高齢患者から3877名を無作為抽出し、緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、白内障とアルツハイマー病のリスクとの関連について5年間にわたり調査した。

その結果、アルツハイマー病と診断されたのは792名で、緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症のいずれかにかかっている人は、そうでない人に比べて、アルツハイマー病発症リスクが40%から50%高いことがわかった。

一方、白内障は、アルツハイマー病の危険因子とは認められなかった。

この研究論文は、眼疾患とアルツハイマー病との因果関係や目の働きと脳の働きとの関連については明らかにしていないが、目の仕組みや機能から脳の状態を知るという新たなアプローチをひらく成果として注目されている。


🔵アルツハイマー病
の早期発見や治療法の確立に期待

研究論文の筆頭著者であるワシントン大学のセシリア・リー准教授は「緑内障や加齢黄斑変性、糖尿病網膜症の患者がアルツハイマー病にかかるというわけではない」と強調する一方で、目で起こる何らかの現象が脳の動きと関連している可能性を指摘。

「眼科医は、これらの眼疾患にかかっている患者の認知症リスクについて認識するべきであり、これらの眼疾患の診断においては、認知症や記憶障害の検査も慎重に行う必要があるだろう」と説いている。

これまでのアルツハイマー病の研究では、脳組織におけるアミロイドβの蓄積に注目したものが多かったが、この研究論文により、アルツハイマー病の早期発見やよりよい治療法の確立につながる新たなアプローチとして、目と脳の神経変性のさらなる解明にも期待が寄せられている。

テーマ:
治ったら認知症ではない。

正確には、
“中枢神経は再生しないため”。




日経ビジネスオンラインより。




親の物忘れが激しい! 
認知症?
加齢?
うつ?


物忘れが激しくて認知症だと思ったら、うつ病だったというケースも。


 前回、「要介護」状態になる原因には「脳卒中」と「認知症」があり、脳卒中の大きな原因は動脈硬化だと解説しました。

 今回は要介護のもう一つの因子である、認知症について解説します。

 認知症患者は2012年の時点で462万人おり、65歳以上における有病率は約15%と推定されています。おそらく、現在ではもっと増加していることでしょう。

 認知症の定義は「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断など多数の高次機能障害からなる症候群」です(国際疾病分類第10版より)。

 そして、それらの認知機能の低下をベースにして、イライラして攻撃的になったり、逆に自発性や意欲が低下したりすることがあります。

 定義はさておき、認知症のイメージは、皆さん大体つかんでいることと思います。

 ここで注意したいのは、「慢性あるいは進行性の」という点です。認知症は原則的に後戻りしない病気で、回復するのは1%以下と報告されています。

 認知症をきたす疾患は色々ありますが、ダントツで頻度が多いのが、アルツハイマー病(67.6%)で、その次が血管性認知症(19.5%)です。単純計算すると、この2つだけで9割弱になります(実際には合併するケースもあります)。

 詳細については、また改めて解説します。

 さて、認知症の初期症状はやはり物忘れです。何度も同じことを聞く、冷蔵庫に同じものが何個もある、料理の味付けがおかしい……。そんなことが続いて、家族などの一緒に住む人が気づくケースが多々あります。

 日経ビジネスオンラインの連載「介護生活敗戦記」を1冊にまとめた『母さん、ごめん』でも、ノンフィクション作家の松浦晋也さんが、認知症のお母さまの介護記録を赤裸々につづっていました。

衝撃的な内容だったので、記憶に残っている読者も多いのではないでしょうか。

 ほかにも、認知症では仕事でミスが増える、物事を段取りよく進められない、よく知っているはずの場所で道に迷う、新しいことが覚えられない、過去のことが思い出せない……といった症状が初期によく見られます。

 こう書くと、思い当たる節がある人もいると思います。

 年配の人などは「もしかして自分も認知症なんじゃないか」と心配しているかもしれません。

🔵物忘れが激しくなったのは何が原因なのか

 人間は加齢とともに認知機能が衰えて当然なので、加齢に伴う物忘れと認知症は、通常は別のものとして考えます。

 加齢に伴うものの場合、進行しないか、進行が見られても緩やかであること、病識が保たれる(「最近物忘れがひどい」と、自覚できる)こと、日常生活に支障をきたしにくいこと、などで鑑別されます。

 そのほか、認知症だと思ったら、うつ病だったというケースも多くみられます。

 時に非常に紛らわしいのですが、認知症だと認知機能の低下を軽くとらえがちで、うつ病だと重くとらえがち、という違いがあります。

 また、うつ病であれば当然、抗うつ薬の内服で症状が改善しますが、認知症の場合は抗うつ薬で改善しないだけではなく、症状を悪化させることがあるので注意が必要です。

 より詳しく言うと、
フェノチアジン系抗精神病薬、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬、三環系抗うつ薬は認知機能を低下させうると報告されています。

 既に認知症の人がこれらの薬を飲めば悪影響しかないのは間違いありませんが、本来、認知症のリスクがない人がこれらの薬によって認知症になるのかどうかまでは、はっきりとしていません。

 そもそも、これらの薬はいずれも精神・神経領域の薬なので、認知症の潜在的なリスクを持った人がこれらの薬を飲んでいたという、「逆相関」の可能性もあります。

 世の中でまことしやかに言われている「睡眠薬で認知症のリスクが上がる」という説の出どころもこの辺りだと思いますが、よっぽど長期間に渡って大量に服用しない限り、通常は大きな問題にはならないと思います。

少なくとも明らかなエビデンスはありません。


認知症になると、徘徊(はいかい)したり、暴力的になったりするというイメージがありますが、活動性が落ちて大人しくなるだけというケースも、少なからずあります。

 家族などの周囲の人に迷惑をかけてしまうのではないか、というのが認知症の怖さの一つだと思います。

けれど「後者の場合は、介護負担が少なく、必ずしも認知症も悪いことばかりではないんだ」といった論調の記事をたまに見かけます。

 それに対して、ことさらに異を唱えるつもりはありません。

ただそれでも活動性が落ちることで、食事をとらなくなって低栄養になる、お風呂に入らなくなって不衛生になる、などの弊害はあり得ます。

 やはり認知症は、自分の意思で、自分の人生をコントロールするというアイデンティティに関わる問題なので、避けられるものなら避けたいと思うのが普通でしょう。

 では、そんな認知症を予防することは可能なのでしょうか。

次回、詳しく解説します。

テーマ:
全国展開されるべきです。



徳島新聞より。


レビー小体型認知症 
徳島県で支援団体
11月にも発足

 幻視やパーキンソン症状が現れるレビー小体型認知症の患者や家族の支援組織「サポートネットワーク徳島」が11月にも発足する。

同じ認知症の夫を介護している小倉和代さん(54)=鳴門市大津町木津野=らが準備を進めていた。

発足を前に24日、徳島市のとくぎんトモニプラザで専門医を招いて交流会を開く。
 
 小倉さんは4月に鳴門市内の講演会で自身の介護体験を語り、支援組織の設立を呼び掛けたところ、これまでに県内の患者家族ら15人から賛同を得た。

ネットワークには患者や家族、医療・介護の関係者らに参加してもらう。専門医を交えた勉強会を定期的に開き、介護の悩みを分かち合い、病気への理解を深める場にする。

 同様の組織は全国に19団体(18都道府県)あり、情報交換しながら活動している。11月に横浜市で開かれる全国交流会で承認されれば、徳島での組織発足が正式に決まる。

 同認知症は、はっきりと見える幻視や手足のこわばりに特徴があり、アルツハイマー型と大きく異なる。認知症全体の2割程度を占めるとされるが認知度は低く、四国には支援団体がなかった。


 神奈川や東京の先進事例を学びながら組織づくりを進める小倉さんは「特有の症状や介護に悩む人は多いはず。何としても実現させたい」と話す。

 交流会は午後6時半から。

筑波大大学院の水上勝義教授らが患者や家族らの相談に応じる。

会費千円で定員30人程度。

事前申し込みが必要。

メール<kazuogura36@gmail.com>または<電090(3186)5811>。

テーマ:
歯周病は
動脈硬化や認知症に
関係するどころか
・・・。


時事通信より。



歯周病が
関節リウマチに関係 
口内ケアはしっかりと


 歯周病が動脈硬化など全身のさまざまな病気に影響を与えることは知られている。

京都大学医学部付属病院(京都市)リウマチセンターの橋本求医師や同病院歯科口腔(こうくう)外科の別所和久教授らの共同研究で、歯周病が関節リウマチの発症にも関わっている可能性が明らかになった。

 
◇リウマチ発症の契機に


 歯周病は、細菌によって歯肉が炎症を起こし、症状が進行すると歯を支える歯槽骨が破壊され歯が抜け落ちてしまう病気だ。

国内では30歳以上の約80%が罹患(りかん)しているとされる。

関節リウマチは、免疫システムの異常によりあちこちの関節が腫れて痛み、ほっておくと骨が破壊され関節に変形が生じる。

日本では約70万人の患者がおり、
女性に多い。

 関節リウマチの患者からは、「シトルリン化タンパク」という特殊なタンパク質に反応する抗CCP抗体という抗体が検出される。

この抗体の検出が、リウマチ特有の免疫異常が体内で起きていることの証明とされる。

しかし、
橋本医師は「関節リウマチの発症前にこの抗体が検出されることがあります」と話す。

 歯周病の原因の一つである「ポルフィロモナス菌」がシトルリン化タンパクの生成に関わっているとされる。

つまり、歯周病によってシトルリン化タンパクが生成され、さらに、それに体の免疫が反応して抗CCP抗体が作られることが、リウマチ発症のきっかけとなっている可能性があるというわけだ。


 ◇調査データを分析


 研究グループが2015年実施の健常者約1万人を対象とした疫学調査のデータを解析したところ、その約1.7%から抗CCP抗体が検出されて、歯周病が重度になるほど抗CCP抗体の値が高いことが分かった。

 この調査とは別に、関節痛を訴えて同病院を受診した72人を追跡調査したところ、歯周病と診断された人がその後2年以内に関節リウマチを発症する危険性は、歯周病ではない人に比べて2.7倍高くなることも分かったという。

 橋本医師は、「これらの調査結果により、関節リウマチと歯周病の非常に強い関係が確認できました。口腔ケアをしっかり行うことは歯周病の予防のみならず、関節リウマチのコントロールにもつながる可能性があります」と、その重要性を指摘している。

テーマ:
オトコなんて、
寂しい
イキモノ
ですね。



朝日新聞より。


独居の高齢男性
30%
手助け頼れる人
「いない」


 一人暮らしの高齢男性の30・3%が、電球交換や雪かきなど「日頃のちょっとした手助けで頼れる人」がいない――。

国立社会保障・人口問題研究所は10日、こんな調査結果を明らかにした。

同じ状況の女性で「いない」と回答したのは9・1%にとどまっており、男性が孤立しやすい傾向が浮かんだ。

 同研究所は昨年7月、
5年ごとに行っている「生活と支え合いに関する調査」を行い、1万369世帯、18歳以上の1万9800人から回答を得た。

64歳以下の一人暮らしの人を比べても、男性は22・8%が頼れる人が「いない」と答える一方、女性は9・9%で、同じような傾向だった。

同研究所の担当者は「母親の方が、子どもと連絡がとりやすいからではないか」と話している。

テーマ:
何度も取り上げていますが、
甘い炭酸飲料なんて❌



ニューズウィーク日本版より。


炭酸飲料の取りすぎで
アルツハイマーにかかる
リスクが3割増

<2000人以上を7年間追跡した研究結果から、加糖されたもの、なかでも炭酸飲料を多く取る人はアルツハイマー病にかかるリスクが高まる可能性が示された>



甘い食べ物や飲み物、とくに炭酸飲料を取りすぎると、アルツハイマー病にかかる可能性が高まるかもしれない。

2000人以上を対象に行った最新の調査で明らかになった。

調査結果は、7月22〜26日に米国シカゴで行われた、認知症に関する世界最大級の国際会議であるアルツハイマー病協会国際会議(米アルツハイマー病協会主催)で発表された。

過去に行われた複数の調査で、2型糖尿病と認知症が密接に関係していることが示されてきた。

本誌米国版によると、そこで米コロンビア大学の研究者たちは、本当に2型糖尿病が認知症のリスクを高めるのか検証するため、高齢者2226人を対象に7年にわたる追跡調査を実施した。

調査期間中、研究者らは参加者が取った食事と飲み物のうち、加糖されたものを記録した。

7年の間に、アルツハイマー病を発症した参加者は429人だった。

🔵甘いものは何でも高リスク。
でも一番は炭酸飲料

調査の参加者で、加糖された糖分の1日あたりの摂取量が30.3グラムだった人は、5.8グラムだった人と比べアルツハイマー病にかかる可能性が33%も高いことがわかった。

同様のパターンは、
「炭酸飲料1缶(平均で糖分20グラム)を1日おきに飲む人と、100日に1本しか飲まない人」や「フルーツポンチやフルーツジュースなどで1日23グラムの糖分をとる人と、1日0.4グラムの人」、「食事や飲み物に1日あたり小さじ2.5杯分の砂糖を加える人と、砂糖を加えない人」などを比較した際にも見られたという。

コロンビア大学の調査チームはさらに、炭酸飲料とその他の加糖飲料を比較。

炭酸飲料は、アルツハイマー病にかかるリスクが他の加糖飲料と比べて著しく高いことが示された。

英アルツハイマー協会のダグ・ブラウン博士(今回の調査には関与していない)は、今回の調査結果が、過去の実験で示された「2型糖尿病は認知症のリスク要因である」ことを裏付けているとして、砂糖の過剰摂取はアルツハイマー病のリスクを高める可能性があると指摘している。

自分が歳を取った時に認知症にかかるリスクを下げるには、炭酸飲料、デザート、ケーキなどを減らし、バランスのとれた食事をすることだ、と話している。

🔵米国の患者数570万人、2050年には1400万人へ

米アルツハイマー病協会によると、現在米国では570万人がアルツハイマー病にかかっており、米国人の死因第6位だ。

65秒ごとに1人がアルツハイマー病を発症しており、米国での患者数は2050年には1400万人近くに達すると予測されている。

前述の本誌米国版に掲載されたビデオによると、アルツハイマー病を治したり進行を遅くしたりする薬は現在、存在しない(なお、日本ではアルツハイマー病に4種類の薬が認可されているが、どれも病気を根本的に治療するものではないようだ)。

アルツハイマー病の新薬の臨床試験が失敗に終わる確率は99%以上に上るため、現在はアルツハイマー病そのものの治癒ではなく予防のための新薬開発に力が入れられているという。