これこそ、自己免疫反応。
1型糖尿病の発症に
HLAが関与するのは
間違いありません。
不幸にして、
発症された方々の
HLAを調べるべきです。
日本人の場合、
1型糖尿病に関連するHLAは、
諸先輩の努力により
詳細に調べあげられています。
HLA疾患感受性ハプロタイプは
DRB1*04:05-DQB1*04:01、
DRB1*09:01-DQB1*03:03、
DRB1*08:02-DQB1*03:02です。
反対に、
DRB1*15:01-DQB1*06:02と
DRB1*15:02-DQB1*06:01が
疾患抵抗性ハプロタイプです。
オプジーボ®︎投与前に
HLA検査は必要でしょう。
ガン細胞に勝つ為の策は
限られていますし、
無用に騒ぐ必要は無いと思います。
目の前の「敵」を叩くべき。
朝日新聞より。
がん新薬、
糖尿病を発病する副作用に注意
厚労省が通知
免疫を再活性化させる
新しいタイプのがん治療薬
「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)
について、
厚生労働省は、
1型糖尿病を発病する副作用
に注意するよう求める通知を
日本医師会や関連学会などに出した。
薬が使える対象が、
昨年12月に
肺がんの一種にも広がり、
使用患者が大幅に
増えることが
見込まれるためという。
オプジーボは点滴薬。
2014年7月に
皮膚がんの一種
「メラノーマ」の治療薬として
承認された。
厚労省によると、
使用後に1型糖尿病を発症した
との報告が7例あった。
死亡例はないが、
1型糖尿病は急激に重症化し、
適切な治療をしないと
死亡するリスクもあるという。
また、生涯にわたって
インスリンの注射が原則必要になる。
通知は28日付。
患者に副作用の
説明を十分にし、
使用中の患者に
急な血糖値の上昇、
口の渇き、
体重減少などが出た場合は、
糖尿病の専門医と連携して
対応することを求めている。