自治医大 パーキンソン病の遺伝子治療再開 | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

以前も取り上げました。

要は、開業医レベルでは
理解できない、行えない、
そう言った治療が
どんどん
出て来なければいけません。

まだまだ、
この領域は進化する余地大。

以下、下野新聞より。


 自治医大付属病院は20日、国内で唯一実施例があるパーキンソン病の遺伝子治療の臨床研究を、7年ぶりに再開した。

 治療用遺伝子を脳内で細胞に運ぶ「ベクター」を確保できず中断していたが、国内製薬会社の協力を得て茨城県内の60代男性に実施した。

 国内で5人の小児にしか確認されていない先天性希少難病「AADC欠損症」についても、ほぼ同じ手法を応用できるため、国内初の遺伝子治療の承認を既に受けた。今夏にも実施する見通し。

 遺伝子治療は、正常な遺伝子を組み込んだ病原性のないウイルスなどをベクター(運び屋)として注入し、病気に関係する遺伝子の働きを抑えたり補ったりする治療法だ。

 今回は国内の製薬会社の協力を取り付け、厚生労働省から4月に再び臨床研究の承認を受けた。この日は、10年前に発症した60代男性の脳内に神経伝達物質ドーパミンを合成する酵素の遺伝子を組み込んだベクターを注入。無事終了し、術後の状態も安定しているという。今後5人の手術を予定している。

 同医大の村松慎一特命教授(神経内科学)は「両疾患とも遺伝子治療の安全性は裏付けられつつある。ベクターの大量生産につなげることが課題だ」と話している。