先月から、教会で「短歌の会」が始まりました。
そのいきさつなどはこちらを…
今週の日曜日の午後が、第二回目の「短歌の会」でした。
この日は、礼拝でYさんの洗礼式がありました!明日お伝えしたいと思います。
さて、短歌の会は教会員以外の方も来てくださいました!
ご近所の方で他の教会に行ってらっしゃるご夫婦と、短歌の先生(教会員)のお友だちです。
中三と小六の姉弟の「若者」も参加して、なんと11人も♪ほとんどの人が短歌はまったく初めてです。
今回は、それぞれが詠んだ歌をあらかじめ短歌の先生に添削してもらって、原歌との違いを味わいました。
味わうときは、作者は伏せられています。だから、けっこうめちゃくちゃ?な感想も出たりするそうです…
そうか…こうして「打たれ強く」なっていくのか…
プライドを意識していたら「短歌の会」はなりたたないのだろな…
皆さまのおゆるしをいただいたので、作品のいくつかをご披露します!
◇われの手を諸手に包み祈りする温もり仄と神の人の手(仄:「ほの」と読むそうです)
添削後
◇祈りゐるわれの両手を包みたる温もり仄と神の手と思ふ
神の人…牧師さんのことらしいです。他教会の方が詠んだ歌。「そうか…」と思わず隣の人の手を包みました
◇お祭りの太鼓の音の響ききてチワワは臨戦態勢をとる
添削後
◇祭太鼓遠く響きてわがチワワはやも臨戦態勢となる
「臨戦態勢」という表現が「秀逸」だと先生が絶賛してました!しばらくペット談義。わんこやにゃんこの話で盛り上がりました
◇二度目のたんじょう日には私が名前をつけよう自由でありたい
添削後
◇二回目の誕生日となるバプテスマみづから名づけよう自由でありたい
この日洗礼を受けられたYさんの歌。プロテスタント教会には聖公会以外は「洗礼名」はありません。それなら自分でつけようかな…
「自由」になったYさん。いっしょに羽ばたきましょうね!
◇語る人なく今日も日暮れたり人それぞれの過去に浸れり
◇目覚むれば老人ホームの一室にここが我が家か米寿の我の
老人ホームに入居されているOさんの歌。お気持ちがものすごく伝わってきます。
添削はされません。事情があって隣市の老人ホームに移られたOさんを短歌の先生がいつも車で送ってくださるのです。
Oさんの笑顔が私たちの喜びでもあります。
へっぽこボクシも歌を詠みました。
◇神の子の復活祝う歌を詠む吾が教会の和やかなる午後
添削前
◇神の子の誕生祝い歌を詠む母なる教会和やかな午後
先生の指摘
※原作だと年末に詠んだ歌みたいになります。俳句ほど季節にこだわらないし季語も要りませんが、しかし五月の歌会に出す歌は、五月に詠んだものにしましょう。…
最初、意味がわかりませんでした。そしたら「神の子の誕生」は、ふつうクリスマスだと思う…と
洗礼式のことを詠んだつもりで「なかなかイイじゃん」と思っていたのに、たしかにそうでした。
言葉の捉え方や使い方って、けっこう独りよがりだなあと気づきました。
短歌をとおして、もっとお互いの心をわかり合えるようになれたらいいなあと思いました。
「聖なる父よ、わたしに賜った御名によって彼らを守ってください。
それはわたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。」(ヨハネによる福音書17章11節)
ああ、楽しかった!最後に米寿を迎える0さんにしていただいたお祈りも心に染み入りました。
イエスさま、楽しい時間をありがとうございました
歌をみんな御紹介できなくて残念です。長々とすみません
今日は快晴!
歌を詠みたいですが…
浮かびません
皆さま、よい一日を
お過ごしください!