2021.9.19週報のコラム「からし種」
池袋暴走死傷事故の90歳の被告の5年の懲役刑が決まった。
被害者の遺族は新たな生活を始められるが、これですっきりしたわけではなく、これからも服役中の加害者のことが心の重荷として残るであろう。
自分の罪を認めることは難しい。しかし、加害者が自分の過失を認めることが被害者の遺族の救いにつながる。
神さまは、人間が自分のしでかした罪の刑罰に服する間、心を痛め続けられた。そして、ついに
イエスさまを身代わりにして、私たちに罪の刑罰を与えずに釈放された。
それは、私たちが心から罪を悔い改めて、心を入れ替えて生きることを望んでくださったからに他ならない。
遺族の辛さを思った時、神さまの悲しみがわかった気がした。そして、悔い改めにふさわしく生きることだけが、神さまをお慰めするということがようやくわかった。
ご遺族の上に、天からの慰めがありますように。
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「池袋暴走死傷事故」でご家族を亡くされた松永拓也さんのブログをご紹介させていただきます。
どうぞ、記者会見の動画もご覧ください。
松永さんとご家族の「愛」に感銘を受けました。また、松永さんが争いや対立を望んでおられるのではなく、加害者の人権をも尊重されていることにも…なかなかできることではありません。
松永さんと真菜さん、そしてご家族の中に育まれた「愛」が多くの方の命を救う活動につながっています。これからの交通事故撲滅の活動も応援したいと思います。
「…いつまで存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」(Ⅰコリント13:13)
真菜さんと莉子ちゃんの笑顔を思い浮かべつつ。HKさんの写真です。